【DIY】ヘッドライトの黄ばみ除去

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アメリカで売ってるキットでヘッドライトカバーのリストア

今日は先週末に行った車の曇ったヘッドライトカバーを少しでも透明にし、光量を上げる作業の備忘録です。工具いらないですし、誰でも間違いなくできます。日本製のキットが手頃に手に入ればいいのですが、ないのでこちらで良さそうなものをピックアップして試しました。

ガソリンの値段@2022年7月頭

先週末、コストコにて給油をすると久しぶりの数字を見かけました。

7/9/2020@Costco

レギュラーで1ガロンあたり3ドル99セントでした。要は4ドルなんですが、3という数字を見ただけで下がった気がします。

少し安くなった原因としては景気後退の懸念と、ガソリンが高いために消費者が少し買い控えたから、という説明がありました。

Gas Prices Drop Further: How Low Could They Go This Summer?

ただしアナリストはまたガソリンの値段が上がることを予想し、Labor Dayまでに全国平均で1ガロンあたり6ドルを記録するだろうとしています。ということは出かけるのなら今かも?

ヘッドライトの黄ばみ取り

自分の車は古いですがDIYで色々と対処していることを書きました。

キット

今回は黄ばんでしまったヘッドライトカバーをどうにか出来ないかと思い、ネットでキットを探しました。以下のサイトで「ドリルなしで一番いいキット」と紹介されていた「Cerakote Ceramic Headlight Restoration Kit」がWalmartで売っていたので、それを買ってみました。

Best headlight restoration kits in 2022

今日は雨が降らないことを確認し、車を日陰に移動させました。キットを開けると以下のようなものが入っていました。説明書があったので、それに従って黄ばみ取りを行うことにしました。

ヘッドライト回復キット

手順は基本簡単で3ステップです。

  • 黄ばみ落とし(アルカリ性の還元剤?)
  • 耐水ペーパーでヤスリがけ
  • 表面のコーティング

手順

1.洗車

まずはヘッドライトを洗いました。先日洗ったばかりなので、水洗いだけにしました。黄ばみ取り前の曇り具合はこんな状態です。終わったあと、ボンネットを開けて青いテープで養生しました。養生テープ(マスキングテープ)もウォールマートで買いました。

バンパーの塗装が剥がれているのは、ルイビルの冬、雪を溶かす塩にやられました。雪が溶けるたびに車を洗えばよかったですが、時間もなくその作業を怠りました。言い訳ですが事実です。

2.黄ばみ取り

手袋をつけ、Step 1のOxidation Removerを開けて中身の紙を取り出しました。言われた通り円を描くようにヘッドライトを拭き、黄ばみをとりました。

Step 1

拭き取るだけで上のように汚れが取れました。1枚目はすぐに汚れでいっぱいになり、2枚目を取り出して同様に拭き取りました。1枚目ほど汚れませんでしたがさらに交換、3枚目を取り出して拭き取りました。左右合計3回ずつ、拭き取りました。この時点でのヘッドライトの様子はこんな感じです。汚れはそれなりに取れたと思いますが、透明感はなく写真では分かりづらいです。

3. 研磨作業

手袋を取り、水でヘッドランプを洗ったあと、水を拭かずにStep 2に移りました。ここでは耐水ペーパーによる表面削り作業です。下の赤茶色が2000番、黄色い取手についているのがグレーで3000番です。

黄色の取手に耐水ペーパーがくっつく

これは直線方向に均一の力で丁寧にヤスって下さい、と書いてありました。霧吹きなどで水を吹きかけて削ったものを流しながら、ヘッドライトをまずは2000番、次に3000番に取り替えてゴシゴシしました。必要に応じて取手を外してこすりました。説明書には2~3分と書かれていましたが、片方5分はやったはずです。

こすり始めるとすぐに水に白いものが混じってしたたり落ちました。あとで分かったことですが、もともとついていた細かいキズ、特に黄ばみが激しかった左側をすべて取ることはできなかったです。もっと丁寧にやる、というより番手をもっと小さい、例えば800番とかから始めればよかったのかな、と思いました。もちろんくるくる回るポリッシャーを使うのが仕上がりとしてはベストだとは思います。

(選択)この時点で不安だったので、さらに家にあったコンパウンドで磨くことにしました。普段は車のボディの細かいキズを消すために使用しているものです。マイクロファイバーの布につけてヘッドライトをさらに磨きました。

3M製のコンパウンド

この過程は本来必要とは思わず自己満足ですが、やってよかったかなと思います。コンパウンドで磨いた後はさらに乾いた布で拭き上げました。もしこの過程をしない場合、耐水ペーパーのところで水を使うので、乾いた布でよく拭き乾燥させる必要があります。次の過程のコーティング剤は水になじまないからです。

4. コーティング

ヘッドライトがよく乾いた後、Step 3を行いました。袋を開けるとコーティング剤を含んた布が入っていました。新しく手袋をはめて、コーティング作業を行いました。作業時間は2~3分(片方)でした。

説明書には左右一定方向に上から下に塗って下さいとのこと。一度塗った場所に50%ぐらい重ねて塗る感じで上から下に降りていくイメージです。2度塗りは必要ないとのこと。これを左右行いました。

説明書には60分以上乾燥して下さい、とのことですが、一晩何もせずに乾燥させました。

まとめ

黄ばみ取りセットの使用前使用後は以下の画像で左右スライドし、比較をしてみて下さい。

左:施行前、右:施行後

翌日ライトを照らせば傷が多少残っていることが確認できました。プロがプロの素材を使ってやればもっときれいになったかと思います。しかし20ドル弱の出費+1時間弱の作業でここまで戻ったことに、自分は非常に満足しています。夜、車を走らせたときは、明らかに光量も上がっていた感じで道路が見やすかったですしね。

以上、異国で手探りで買ったキットで行った、ヘッドライトカバーの黄ばみ取りでした。今後試される方のご参考になれば。

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