正当な抗議はするべき
なかなかブログを書くことが出来ませんでした。理由は機会があった時に書き留めますが、仕事で政治に巻き込まれ病み、何もする気が起きない期間をずっと過ごしています。
先日セキュリティソフトのアップデートが原因でWindowsが動かなくなり、色々な機関で問題が出たという話がありました。未だ航空会社(特にデルタ航空)はその影響で欠航や遅れが出ているようです。
今回は5月末に自分に起きた話です。大きな遅延の原因は悪天候の影響もなくはなかったのですが、航空会社の社員による判断ミスが大きいと判断し、苦情を入れました。
飛行機の大幅遅延と約束反故
5月末に学会でボストンに行きました。往路は時間通りでしたが、復路は大幅に遅れて大変でした。
経緯
5月31日(金)に予定した飛行機はアメリカン航空午後4時54分ボストン発のシャーロット行きでした。昼過ぎに会場を出てバスで空港に向かい、2時半ごろには空港ターミナルに着いてX線検査を受け、飛行機に乗るためのゲートに移動していました。
ところがテキストが入り、30分、1時間と飛行機の遅延が判明。結果シャーロットに着いても地元ラフィエットに向かう乗り継ぎ便に乗れない可能性が大となりました。
アメリカン航空の窓口に行き相談をすると「確かに貴方は今日中に家には帰れない」とのこと。その代わりダラス経由の便に変えればダラスでホテルを用意出来るので、翌日振替便で帰るのはどうか?と提案を頂きました。飛行機遅延の理由は不明でしたが、ホテルを用意してくれるのなら有り難いと思いその案に乗ることにしました。個人的にはよく知っているシャーロットの方がいいのですが、仕方ありません。
振替のダラス便は元々午後7時ごろ出る予定でしたが、実際出発したのは翌日6月1日午前1時3分。シャーロット便に乗れば遅れはしたものの午後9時ごろ出発、午後11時過ぎにはシャーロットに到着しホテルで休めたはずでした。
ボストン空港には10時間以上滞在しました。遅くなるにしても最初から出発する時間が確定していればまだ対応出来たのですが、何度も変更してはさらに遅れるの繰り返し。4時間ぐらいして固い椅子に座るのに疲れたのと仕事したかったので、ラウンジを利用することにしました。マイレージでラウンジ1日券を購入出来そうなのでスマホでしたのですが、入口に行ってみると今日は混雑のため上級会員のお客様のみ利用可、とのことで入場拒否。むー。引き続き硬い椅子に座るか床に寝っ転がるしか選択肢がなくなりました。
夜9時を過ぎると空港内のお店はほぼ閉まります。歩き回って唯一開いていたスタバでコーヒーを頼み、喉を潤しました。カフェインがどうこう言っている場合ではありません。11時を過ぎるとダラスに飛ぶ飛行機はボストンに到着していたのですが、搭乗案内がありません。もしかしたらスタンバイのパイロットや客室乗務員が出尽くして、さらなるスタンバイを待っていたのかも知れませんが、ずっと待たされている身としては少しでも早く出発するか、せめて水やスナックなどを提供して欲しかったです。買いたくてもお店が開いてなかったんですから。
上記の通り午前1時を過ぎてようやく出発しました。西から東に向かうレッドアイのフライトは経験ありますが、東から西に向かうレッドアイは初めてです。4時間を超える深夜早朝のフライトでしたが、客室乗務員も急に呼び出されたのか機内で不機嫌な対応。寝ていた人がいたのも事実ですが、エコノミー席には水一杯のサービスもありませんでした。呼びつけるほどのことではないですが、どうなの?と思いました。呼びつけてお水もらった方が良かったかな。
ダラスに着いたのは午前4時37分(東部時間で5時37分)。約束通りホテルで休憩したいです。眠かったのですがボストン空港で指示を受けた通りホテルを取ってもらうべく、サービスカウンターを待つ列に並びました。そう、すでに長い列がありました。
ここで1時間以上並び(早朝とは言え長い列があったのに対応者は二人のみ)、ようやく自分の番になって要件を伝えました。多少やりとりはあったのですが、簡潔に言うとホテル予約は拒否されました。ボストンではホテルで少し休んだ後、午後の便で家に戻るよう手配されましたが、ここでは待ち時間が短い朝一番の便で帰れ、という申し出を受けました。その便は朝8時すぎの便でした。納得がいきませんでしたが後に列が続いていたこと、文句を言い続ける元気も残ってなかったのでその指示に従いました。この時点で朝6時ぐらいでした。
2時間ほどまたゲートの固い席で我慢するか悩みましたが、我慢の限界が来ていました。結果昨日買ったものの使えなかったラウンジ券を使い休むことにしました。シャワーを浴び、朝食を軽く取った後、スマホでタイマーをかけてソファーで数十分仮眠を取りました。その後遅れる連絡が何度か入り、出発は11時過ぎでした。結局は元々ボストンで手配してもらった午後の便と1時間ちょっとしか差がありませんでした。
家に着いた時はへとへとでした。国内旅行で24時間以上かかったのは初めてです。その日はすぐに昼寝をしました。結果ボストンとは時差1時間なのに、後日それ以上の時差ボケに悩まされました。
長くなりそうなので、その2に続きます。
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