EP9. 留学6日目、教科書を購入する

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まとめ:教科書は買うべき。しかしどこで買うか、どの状態の本を買うかは貴方次第

教科書って購入するものですか?どこで売っていますか?

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教科書を購入する方法

 

教科書は必要か?

さてどうにか履修登録を終えました。初めての学期でどの科目をとるか決めたわけです。次は各科目で必要な教科書を買いに行く必要がありました。日本の大学でも指定の教科書はありますが、アメリカの大学では余程のことがない限り必須です。教員は生徒に教科書を購入する負担を強いる分、それを授業で有効に使わないと後で非常に問題になります。従って授業はそれを基に進みますし、持っていること前提で宿題も出るだけでなく、授業で扱わなかった点も読んだこと前提で試験があります。もちろん教科書購入をするしないの選択肢は生徒にありますが、本当に英語での授業に慣れ、卒業したいのなら購入するものと理解下さい。ただし授業の初日に出て、シラバスをもらい、本当に必要かどうか判断をすることぐらいは、悪くないと思います。

教科書を購入する場所

20年以上前は今ほどインターネットが普及していなかったので、教科書を買うところといえば正規の学内の本屋さん(通常学生会館のような所に併設されています)、もしくはキャンパス外にある大学とは関係ない本屋さんがありました。日本の大学と大きく違うのは、どちらの本屋に行っても新品(new)、古本(used)両方を扱っていること、そして授業を履修後、必要ないと思ったら本屋さんがそれらの本を買い取ってくれることが多いことです。唯一の例外は古本の場合、来期には教科書会社から新しい版(edition)が出ることがわかっている場合です。この場合は買い取ってもらえないことがあります。それでも今はe-bayやメルカリで売っている例を多くみますけどね。

教科書を購入する際の注意事項

本屋に行くと履修する科目のタグが貼ってある棚に行けば、そこに教科書があります。買い物かごに必要な教科書を入れて最後にレジに持っていき、支払いをします。学内の本屋は少し割高ですが、必ずそこに本があります。早めに買いに行かないと、古本が売り切れ新品しか残っていないことがあるので要注意です。一方で学外の本屋さんはある時とない時があります。単に必要な版の古本を買い戻せなかった場合です。彼らは大学指定の本屋ではないので、授業の登録者数相当の冊数を置いておく義務がないのです。新品の値段は変わりませんが、古本は学外の本屋さんの方が安い場合が多いです。ただし本の状態は学内の方が「マシ」な傾向がある記憶があります。「マシ」というのは日本での感覚だと「えっ、これ売るの?」というレベルの古本が普通に売られているからです。蛍光ペンで線が引いてあるのなら「マシ」、落書き、折れていたり、あるページがなくなっていたりするのが茶飯事です。それが嫌なら新品を購入しないといけないので、いかに早めにそこに行き「質のいい」古本を選んで買うかが、次学期以降の課題となります。

教科書を買う・借りる場所の選択肢

たたし今は教科書会社が直接教科書をインターネットで販売もしています。私もそうですが担当教員に「いつからいつまでの間に教科書会社のHPから教科書を買うと○○%割引するクーポンコードがあるので、生徒に案内してください」と営業を受けます。また印刷された本ではなく、電子媒体の教科書も増えてきました。少し前はpdfで配布していましたが、今は独自のリーダーアプリでコピーガードをつけて販売されていて、こちらのが新品でもさらに安いです。また上に書いたようにe-bayアマゾンメルカリでも販売されているので、必要と予算に応じて購入下さい。

私的にはアメリカの大きくて厚く重い教科書を買うことで「アメリカに来たな」という実感が湧いたものですが、今はそんな時代ではないですよね。タブレットやPCにアプリを導入し、教科書もノートも全部そこに入れて持ち歩くという生徒をキャンパスでたくさんみかけます。画面上で文字を読むことが苦でなければ、こちらで十分でしょう。裏技としては、電子本の方がそのままコピペをしてdeepL翻訳やGoogle翻訳にペーストし、ある程度日本語訳を追うことが出来ます。でもこれをしてまで大学を卒業したいのなら、わざわざ留学する必要はないと思いますけどね。

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