【2021年度】海外在住者が日本に少額のお金を送る、個人間送金の検討をした、その1「ペイパル」

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どうすればアメリカから日本に個人間送金(少額)できるか

パンデミック下での不幸中の幸いは、Zoomなどでセミナーやエクササイズのクラスが多く開催されるようになったことです。時差はありますが、日本のものを日本語で受講できるようになりました。必要でないとき以外は日本語で済ます、というのが私のスタンスなので、有難いことです。ただ問題は支払いです。少額でもクレジットカードで払えればいいのですが、そういう例は多くそうはいきません。在米だとさらにハードルが高くなります。

アメリカ国内の場合

友人などに少額の決済(例えば寄付とか、建て替えてもらったときなど)をするときはZelleVenmoです。これらは個人間送金というものでアプリやウェブ上で簡単にでき、銀行口座かデビットカードから送金する場合、送金する方、受け取る方双方に手数料がかかりません。登録も簡単で、必要なものは基本アメリカ国内での携帯番号と銀行口座で、登録料も維持費もありません。送り先にとっていいことは相手に銀行口座番号を教える必要がなく、さらにZelleだと受け取り側がZelleを登録していなくても携帯番号(テキストメッセージを送るため)かメールアドレスを伝えるだけでメッセージが届きます。受取人はそのメッセージに従って取引を完了すれば入金されるのです。実際はZelleに加入している銀行に口座を持ち、14日以内にその銀行のサイトでZelleの登録をすます必要がありますが、大した作業ではありません。Venmo、Zelleともに送金そのものはすぐに完了し、Venmoなら翌日、Zelleは即日に銀行口座に無料で振替出来ます。

これらは非常に便利で、これに慣れてしまうと銀行振込などで手数料を払うことが馬鹿々々しくなります。日本でこのようなサービスはないのでしょうか?

在米者が日本の個人に少額を送れるか?

まずペイパルを検討

今回の場合、受取先の希望はペイパル(Paypal)でした。私はアメリカのペイパルアカウントを持っています。ペイパルは日本とアメリカ、ともにサービスを展開しているので良さそうですが、アメリカからアメリカドルで日本のアカウントに振り込んだ場合、海外送金手数料や通貨換算手数料がかかるようです

ペイパルの手数料。基本無料でおトクに。

海外送金手数料:アメリカ→日本、$4.99

通貨換算手数料:アメリカドル日本円

送金側が負担する場合 4%
受取側が負担する場合 3%

わずか500円とか1000円を送りたいのに、これでは話になりません。仕方ないので日本のペイパルアカウントを作り、そこから送金できるか検討しました。ところがすぐにこれもダメなことが分かりました。個人間の送金でクレジットカードによる送金は出来なくないものの、相手側に決済手数料を負担させることになるようです。無料で送金するためには銀行口座から口座振替しないといけないそうですが、利用できる銀行は以下の銀行のみで私はそこに口座を持っていませんでした。

  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行

新規登録は無料。3ステップで手続きかんたん。(ペイパル)

今、在米の人が新たに銀行口座を作るのは大変(というかマイナンバーがないと無理?)と言われていますので、この案も不採用です。ちなみにここに銀行口座を持っている方はペイパルを利用できますが、少額送金だと相手側にさらなる負担を強いる可能性があります

決済手数料

銀行への引き出し手数料:送金されたお金はペイパルの残高に入金され、銀行口座へ引き出す場合通常3営業日かかり(金融機関により異なる)、以下の手数料が発生します。

5万円以上/1回あたり 無料
5万円未満/1回あたり 250円

私がとってる先生は個人でやられていて、良心的な受講料のため月に5万も稼いでないと思えるので、これを負担させるのも酷です。どうもペイパルは少額の電子送金に向いているとは思えません。従ってまずペイパルを使用することは断念しました。他を探さないといけません。

長くなったのでその2に続きます。

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