EP12. 留学9日目、ジムで身体を動かす – 米大学施設は素晴らしい

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まとめ:留学は身体の健康維持が大事、身体を動かそう

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米国の大学ほどリクリエーション施設を利用しない手はない

住む、食べる、は確保した。次は何?

渡米して住むところを確保し、授業も出始め、食事をする場所もわかりました。新しい環境にも慣れ始め、生活のリズムが少しずつでき始めました。私が次に開拓したところは大学のリクリエーション施設でした。私自身はずっと部活をやってきたこともあり、身体を動かすことに心の障壁はありませんが、あまり好きでない人、得意でない人でも留学中はリクリエーション施設を利用して身体を動かすことをお勧めします。理由は2つ、身体的・精神的な健康を維持して医者に罹らないため、とアメリカの大学は多大のお金をリクリエーション施設、特にフィットネスやウェルネスのジム開設・運営にかけていて、利用しなければ間違いなく損になるからです。

医者に罹らない、ということ

メディアで色々とアメリカの医療に関わる噂は耳にしたことがあるでしょう。大げさすぎる報道も見受けられますが、大半は本当です。確かにアメリカの医療費は高いです。こちらに長くいるとむしろ日本の医療費が安すぎて、日本の医者の収入や病院は経営が大丈夫なのかと不安になります。医療費がどのように決められるか、を簡単に伝えようにもものすごく大変なので、説明は別な機会にします。ここでは日本より高い、ということを前提にして話を進めましょう。

高い、と分かっているのならどうするか。予防する、もしくは行かなくて済むようにする、それしかありません。留学する、という方は恐らく出発時点ではおおむね健康でしょうから、留学してもそれをずっと維持しましょう。虫歯は留学前にすべて治療してきた方がいいです。もし持病がある方は、医師に英語で状況と服用してきた薬を説明する文書をもらった方がいいでしょう。留学中はそれ以上悪化させない、他の新しい病気を発症させないことが大事です。そもそも英語で自分の症状を説明出来ますか?診察前に保険の情報や既往歴などを問う問診票を記入しないといけませんが、病気に関する単語を知っていますか?少なくとも私は最初出来ず、体調が悪いのにものすごい下調べてして医師と会話した記憶があります。

適度な運動は精神的にも身体的にも良い

定期的に身体を動かすことの意義は説明するまでもありません。身体的でなく、精神面、免疫面でもいい影響を与えます。英語で授業を受け、宿題もあり、毎日の生活に最初はいっぱいいっぱいですが、それでも長い目でみて身体を動かすメリットは計り知れないのです。留学中は言葉のハンディキャップから体力勝負の一面もあるので、体力をつけておくことは成績にも影響を与えますよ。

アメリカの大学のリクリエーション施設を訪れる

もし場所がわからなければ大学のHPで調べます。もっとも友達かキャンパスにいる人に聞いたほうが早いですけどね。「Campus recreation」とか「Rec sports」というキーワードで検索すれば大概の情報が得られるはずです。フィットネス・センターは最低1つ、大きな大学だと2つ、3つあるのが普通です。語学学校の生徒も含めて留学生は支払いの中に利用料が含まれているので、何回使おうと無料です。最初どんな施設があるのか不安なら、まずは訪れて見学させてもらうというのも手です。

参考例として私が在籍した大学のリクリエーション施設へのリンクを貼っておきます。

フィットネスセンター

上記の通り、米大学のフィットネスセンターやリクリエーション施設は日本のどの大学よりも間違いなく優れています。フィットネスセンターではマシン、フリーのウェイトが挙げられる場所が広くありますし、有酸素系の器具も色々な種類が常設されていて、テレビを見たりネットで音楽を聞きながら利用出来ます。インドア(通常室内だと200m)・アウトドアのトラックがあります。

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プールも屋外・屋内両方あるのが普通です。屋外ではストリートバスケやテニス、ビーチバレーなどのコートがあり、室内だとバスケやバレーボール、バドミントン、卓球、スカッシュ、ラケットボールのコートは最低複数面あります。私が在籍した大学だとボルダリングが出来る壁もどこにでもあり、初めて行う形には体験レッスンも提供されていました。もちろんグループ・エクササイズのクラス(ズンバとかヨガとか)も朝から晩まで提供されていて、好きなクラスを好きなときに受講出来ます。さらにいいのはボールやラケット、タオルなどが無料で借りられることです(注:新型コロナウイルス蔓延中はタオルは持参となっているかも知れません。)シャワーも併設されているので、要は動ける格好をしてそこに行けばことが足りる、ということです。このような施設が平日は朝6時ごろから午後11時ごろまで、週末は9時ごろから6時ごろまで学期中は休みなく開いています。

アウトドア施設

これ以外に大学がリクリエーション専用にグランドを何面も所有しているのが普通です。言うまでもなく(多少手入れは行き届いていないこともありますが)照明つきの芝のグランドで、開いていれば誰が使っても問題ありません。体育会ではなくクラブレベルでスポーツを行うときに使いますし、日本語で言う学内スポーツ大会のようなイントラミューラル・スポーツ(intramural sports、体育会の選手は所属する部活の種目に参加出来ない)で、普通の生徒同士の大会に使います。私は学生時代、友人とフラッグフットボールやソフトボールに何度も参加しました。またウォーキングやジョギング用にトレイルを用意している大学が普通です。さらにゴルフ場やボーリング場を所有している大学もあり、追加でお金を払いますが格安で利用出来ました。でもこれがこちらでは「普通」で、その維持・管理に複数の専任スタッフと大学院生助手(graduate assistant, GA)が雇われているのです。

昔を思い出すと私は最初のセメスター以外、図書館よりこれら施設にいたことが長かった気がします。学部、学科以外の友人はそこで得ることが出来ました。ゴルフは学期の頭に会員料を払うと後は何回周ってもお金がかからなかったので、週に最低1回、時間があるときは週3回以上行っていました。1年目はあまり専門科目を取れず慣れると授業もそれほどではなかったので、英語の上達よりゴルフの上達の方が大きかったと思います。本題からそれましたが、米大学のレクレーション施設は素晴らしいです。ぜひ利用して身体を動かし、健康を維持して下さい。

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