【簡単DIY】エンジン・トルク・ストラット・マウントの交換

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エンジンの振動を軽減

インフレ落ち着くか

昨日米労働省が発表された統計で、6月の米消費者物価指数(Consumer price index、CPI)は昨年比で3%の上昇でした。昨年6月は9.1%なので、かなり落ち着いてきた感があります。コアCPI指数も昨年比で4.8%の上昇でした。

Inflation rose just 3% in June as price pressures continue to cool

WSJより

CPIとコアCPI指数の違いを知らなかったので、調べました。

米国消費者物価指数/CPI

CPI:衣料や食料品など約200項目の品目の価格の変化を調査して指数化したもので、米国国民の生活水準を示す指標のひとつ

コアCPI:消費者物価指数の中から、変動の激しいエネルギー関連数値や食料品目を取り除いたもの

一般的に生産者物価指数(PPI)が売り手側の価格を表し、消費者物価指数(CPI)は買い手側の価格を表すものだそうです。つまり消費者としてはCPIの数値の上下でインフレ度合いを検討するのが妥当そうです。

それでも3%は普段なら高いですけどね。事実FOMC(連邦公開市場委員会)は2%程度のインフレを望んでいるようで、7月末の会合で0.25%利率を上げる可能性はまだ高いと言われています。

Powell Sees Long Road to Fed’s Inflation Target

感覚的には卵やお肉の値段が落ち着いてきた感があります。この辺りだとガソリンの値段も1ガロンで3ドルを少し切っています。

Engine Torque Strut Mountの交換

症状

昨日に引き続き長年乗ってる2003年のトヨタ・カムリの話です。

何か以前よりもギアを変えた時やブレーキをかけた時、エンジンルームから来る振動が大きい気がしていました。エンジンルームを開けて見ると、少なくともエンジン・トルク・ストラット・マウント、通称ドッグボーン・マウント(Dogbone Mount、形が犬の骨みたいだから)を左右に振るとガタついているのを確認出来ました。

この部品はエンジンを固定するものの1つなので、ここが緩み運転席で感じる振動音が大きくなりうる、ということはありえそうです。確か最後に交換したのは8年前とかのはず。早速取り替えることにしました。

部品の注文

エンジンそのものではないので、アフターマーケット品で良しとしました。トヨタOEM品だと$100以上します。

TOYOTA GENUINE CAMRY 02-06 FRONT ENGINE MOTOR MOVING ROD MOUNT 12363-28061

今回は近くのAutoZoneで代替品を購入しました。税金入れて$35ぐらいでした。

Duralast Passenger Side Motor Mount 9148

ネットで注文し、その日にすぐ準備が出来たというので取りに行きました。

Anchor Motor Mountと書いてあったのでAnchor製?

交換作業

必要な工具

  • ラチェットレンチ(取っ手は長い方がいい)
  • ソケット(14mm)

作業時間:5分

まずは以下の動画サイトで手順を確認しました。

車を走らせて部品を取りに行った後、すぐに作業したのですが鉄で出来た部分が熱かったです。エンジンが多少冷えてから作業することをオススメします。
1. 2つのボルトを14 mmソケットをつけたラチェットではずす。
上の図ぐらいボルトを緩めると、後は手ではずせました。

はずしたボルトですが、長さが違うので注意が必要でした。また右側のマウントを支える左右の円上のゴムは再利用するので取っておきました。

左が上の図で向かって右側、右が向かって左側のボルト

はずしてみてわかったのですが、中心部分を固定する周りのゴム(ダストカバーというそうです)が完全に劣化していました。これではエンジンを支えられません。

はずしたら真ん中の部分が抜けてしまった

土台の部分を見ると、真ん中の部分を支えていたけれど劣化したゴムが散乱していたので、取り除いてキレイにしました。

2. 新しい部品を取り付け

買ってきた部品を箱から取り出しました。

これを元通りに円状のゴムとともに取り付けます。

まずは右側、ボルトが穴に入るようにし、手で回して締めました。
ここまで手で回し、固定出来ました。

手で回せるまで回した後、ラチェットで軽く締め付けました。最後に1/4回転ほどさらに締め込んで作業を終了させました。正確に締めるには指定のトルクで行う必要がありますので、気になる方はその手順に従って下さい。私はエンジン以外の部分なら気にしません。

交換前の動画を取り忘れたので比較出来ないですが、振動が減ったことを祈ります。

まとめ

工具さえあればこの作業は非常に簡単で短時間で行えます。一つだけ気になったことは、ディープソケットを用いるとボルトを外す時、角度によっては冷却水の補助タンクにぶつかることもありました。普通の長さのソケットを持っていたら、そちらで作業すると楽です。

以上、アイドル時やブレーキを踏んだ時にエンジンルームから伝わる振動を減らすため、壊れたエンジン・トルク・ストラット・マウントを交換しました。オイル交換時にディーラーで無料で行う点検では一度も指摘されなかったので、エンジンの振動音が気になる方はこの部品が疲労していないか確認することをお勧めします。

なおディーラーに依頼すると(以下のサイト参照)作業費用はざっと$10-$150となっていますが、私のような素人でも十分に出来る範囲の作業でした。

WHAT DOES MOTOR MOUNT REPLACEMENT COST?

P.S. 家に帰ってレシート探したら出てきて、2015年12月に交換していたことが判明しました。工賃は99ドル取られていました。高すぎでしょ。

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