赤ちゃんバッキーズ復活
今週末も暑かったです。昼間、車にエンジンをかけたら外の気温（正確には車の温度計が地表の温度を拾うので外気より少し高め）が104F（約40℃）でした。アリゾナとかネバダだともっとすごいことになっているはずです。日本でも集中的な大雨が降っているところがあるとか。気候の変動にはお気をつけください。
世界一のガソリンスタンド
ルイジアナに住む人間がバッキーズ（Buc-ee’s）を語ることなかれ、と言われそうですが、テキサスに行くときには必ず利用しているのでご容赦頂きたい。以前にも触れたことありますが、簡潔に言うとテキサスで生まれた超大型ガソリンスタンド兼コンビニがバッキーズです。
テキサスに行くとき私が毎回利用する理由としては、
- 24時間営業しても非常に清潔なトイレ
- ガソリンの値段が他の場所と比べて大抵安い
- バッキーズグッズやお土産など広い店内を歩くのが楽しい
が挙げられます。給油するスタンド数も多く、ほぼ待たずに給油できるのも利点です。何よりアイコンであるビーバー「バッキ―」が可愛いいです。
店舗や施設の大きさに関しては、自賛なのか他薦なのか世界一を謳ってきた経歴があります。
DID YOU KNOW BUC-EES HOLDS WORLD RECORDS
最近になってギネスから否定されているようですが、テキサスには68,000 square feet（約6317m2）を店舗面積をもつ支店があったり、255フィート （約77.7 m）の長さがあるcar washがあったり、1000もの駐車場に120の給油スタンドがある支店があったり、と何もかもが大きいのが特徴です。
一番大きい支店の場所が変わった
ところが最近、内輪で最大面積で記録を更新する店舗が開店しました。場所はテネシー州内です。
Sevierville Buc-ee’s won’t be world’s largest for long. Here’s where the recordholder will be
敷地面積は74,000 square feet（約6875m2）で、確かに一番大きい支店となっています。しかしテキサス発のお店が指をくわえて眺めているはずはなく、上の記事にもあるようにテキサス州のLulingという所の店舗は75,000 square feet以上となるべく工事中です。
一番小さい支店？
大きいことばかりに注目がいきがちですが、WSJは別な視点でバッキーズの支店（正確にはそのシンボルだけが見える建物）を紹介していました。
Everything Is Bigger in Texas. Except This Buc-ee’s
数年前に私もマーファやビッグベンド国立公園がある西テキサスに訪問しました。基本大きな街はなく砂漠が続くのですが、さらに人里離れた場所に何も売っていない小さなBuc-ee’sがあるそうです。プラダ・マーファ同様、インスタ映え間違いないので、バッキ―フリークとしてはぜひ訪れたいです。
実際この建物は匿名のアーティストによる作品で、砂漠の真ん中にある空っぽの小屋にBuc-eeの名前と漫画のビーバーを描いたとのこと。この小さな建物はU.S.ハイウェイ90号線沿い、サンダーソン（Sanderson）とマラソン（Marathon）という人口1000人ほどの2つの町のほぼ中間に位置するようです。他の記事によるとマラソンから東に25マイルぐらい行ったところ、と説明されていました。
この小さなBuc-ee’sサインは昨年初めて登場したものの、牧場主たちが観光客によりフェンスが壊され牛が自由になることを恐れたため、わずか3日間で建物から撤去されたとのこと。しかしサンダーソンという街が活性化するよう、地域社会が努力して先月復活させた模様です。
パンデミックがほぼ終息したんだから、また西テキサスに旅行行かないと。
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