米NBCの英語で聞くケンタッキーダービー

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クラウン・プライドちゃん健闘も残念

昨日書いた通りクラウン・プライドを応援すべく、早めに仕事を切り上げ、馬券を買ったサイトから映像を観ていました。少し購入したぐらいで偉そうですが、ご容赦頂きたく存じます。すべての試験の採点を終え、成績を大学に出せた後だったのでほっとしていたのです。

日本馬残念@ケンタッキーダービー

結果

レースの結果は日本語でもニュースになっていて既報の通りです。日本ではどのようにTV実況されたかわかりませんが、今回はアメリカNBCによる英語放送をご紹介します。クラウン・プライドは7番、騎手は赤と黄色の線が入った服を着て出走しました。

英語でのレース実況

私は競馬に関しずぶの素人ですが、応援したクラウン・プライドちゃん、スタート良く飛び出し馬群に揉まれことをうまく回避。0:14あたりで「Crown Pride is outside .」と最初の実況が聞こえます。

クラウン・プライドちゃん、序盤レースを引っ張ります。最初の0.5マイル(約800m)の計時が45.36秒で相当早いペースらしく、アナウンサーは「The opening half mile is, Whoa, blazing fast.」と言っているのが聞こえます。でもどの位早いか分からないので、オーバーペースが気になりました。

1:10あたりでも先頭を走り「With Japan’s Crown Pride, right along the side, Messier goes up to between the two.」のような感じで(間違ってるかも)、Messier(メシエ)と言う人気馬が先頭を走るクラウン・プライドちゃんとサマーイズトモローの間を割って入って行く時にも紹介されています。

1:25あたり、実況席から一番遠いコーナーを回っている時も「(As) Crown Pride takes the lead around the far turn.」(クラウン・プライドが遠いコーナーを曲がって先頭に立つ)と報道されています。ここまでは「本当に勝っちゃうかも?」と思いどきどきしながら観ておりました。さらに実況が「It is Crown Pride battling with Messier.」(メシエと競っているのはクラウン・プライドです)と続き、手に汗握る展開となりました。本命馬と競っているのですから。しかしここから別の人気馬(エピセンターとかゼンダン)が上がってきて、残念ながらクラウン・プライドちゃんは力尽き後退していくのでした。無念。

あーぁやっぱり前評判とおりのレースになるのか、と思ってみると内側からするっと上がってくる馬がいました。(実は動画を見直さないとどこから来たか分かりませんでした。)前半は全く見かけなかった馬です。1:50あたりを見るとその馬が「およ、こっち空いてる」と言った感じで右を見て前の馬を追い越し、するするっと上がってきました。ただしこの時点で未だアナウンサーはこの馬を実況せず、本命馬エピセンターとかゼンダンの話をしていました。恐らく気づいていなかったか、それとも上がってくることを予想しなかったんだと思います。

映像だと2:03頃です、ようやくその馬に気づいたのか強い口調で「Rich Strike, coming up on the inside. Oh my goodness. The longest shot has won the Kentucky Derby!! Rich Strike has done it. It’s stunning, unbelievable upset.」とかなり強い驚きをもって実況します。あえて訳せば「リッチ・ストライクが内側から上がってきた。なんてこった。一番の大穴がケンタッキーダービーを制しました。リッチ・ストライクがやってのけました。ショッキングな、信じられない番狂わせです」ですかね。見ている分には非常に見応えがあるレースでした。

今回学んだ英語: longshot=薄い望み、転じて大穴

自分の結果

クラウン・プライドちゃんを応援するため、レースを2分間を楽しむために馬券を少し買っただけなので、もちろん負けました(涙)。そもそも補欠繰り上がり、人気薄のリッチ・ストライクが勝ったので、儲かった人なんてアメリカ人でもいるのでしょうか?もしいらっしゃったら「勝ったよ」とコメントをお残し下さい。私は楽しめたので十分です。

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