ニューオリンズ・セインツの場合
月曜、火曜と出張でバトンルージュに滞在していました。同じ州の大学で同じ学科に所属する長が集まり、顔を見ながらお互いの懸案を話し合いましょう、という案内を頂いたので僭越ながら参加してきました。ざっくり言うと、同じ学科でも私立大学と州立大学では学科の管理・運営の仕方に大きな違いがありました。州立大学の悩みはどこも似たりよったりで、上からの縛りが多くて皆さん苦労してますね。
パンデミック後、初の対面会議ということで、お互い顔を突き合わせて話し合い、一緒にご飯を食べて親睦を深めたことが一番の収穫かなと思います。しかしルイジアナの人々は地元愛が強い、強すぎる。愛着というより執着、もしくは固着。いい意味でも悪い意味でも。
セインツの練習見学チケット
チケットの確保方法
7月に入りフットボールの足音が聞こえて来ました。今朝メールを開くと、地元ニューオリンズ・セインツからメッセージがありました。
プレシーズンの練習見学の案内です。年間チケットホルダーやそのウェイティングリストに申し込んでいる人たちに優先権がありますが、少なくとも今回は自分のようなメールリストに登録しているだけの一般の人まで回ってきました。
SAINTS TRAINING CAMP 2023 TICKETS
1つのアカウントで2回の練習まで、合計4枚分申し込むことが出来るようです。「first come, first served」つまり早いもの勝ちです。指定のSeatgeek.comのサイトを開け、チケットが残っているか確認しました。
ニューオリンズ近くのメタリーで練習開始は朝9時と早いです。メールが来て15分後にサイトを確認し、休日のチケットがないか探したのですが、取れたのはある日曜日の1日だけ、しかも2枚だけでした。それでも取れたので満足です。ニューオリンズまで足を運ばないといけないとは言え、見学は無料ですから。
チケットは譲ってもらえる
メーリングリストに参加していない人はこの予約サイトにもたどり着けないのですが、行けなくなった知り合いからチケットを譲ってもらうことは可能です。それが昨今デジタル化したSeatgeekの良い所だと思います。
もし私が行けなくなった場合、本ブログで行きたい方を募集しお譲りする予定です。
過去の練習の様子
事実、昨年は友人にチケットを譲ってもらって練習を見に行きました。プレシーズンキャンプではなくミニキャンプですが、その時撮った写真で様子を紹介します。
場所、見学の仕方
運良くチケットを手にした方への情報を記載しておきます。これらの情報はニューオリンズ・セインツの案内に準拠(New Orleans Saints 2023 Training Camp Presented By Rouses Markets Fan Policies)し、私の経験を加味します。日本語が怪しい場合は上の原文を辿って下さい。
練習場所:Ochsner Sports Performance Center(5800 Airline Dr. Metairie, LA)
駐車場:Shrine on Airline (6000 Airline Drive, Metairie, LA) のロットB(無料)。昔はNew Orleans ZephyrsというトリプルAの野球チームの本拠地でした。ここから練習場まで行き帰り無料のシャトルバスが提供されていますが、そこまで歩いて行くことも十分に可能です。
持ち込み禁止物:
- サービスアニマルを除くペット
- 笛やエアホーンなどノイズを出すもの
- バットやポール、棒、ゴルフクラブなど
- 自転車
- 花火やガラスで出来た物
- 飲み物やクーラーの持ち込み
- ダッフルバッグのような大きいバッグ
- ホバーボードなどの自走式機器
- レーザーペン(レーザーポインター)
- 直径4ft(約1.2m)を超える傘など他の観客が観戦するのに障害となるもの
- 大型の財布やハンドバッグ (16″x14″x13″以下)
- 遠隔操作出来る飛行機やドローン
- セルフィーのための棒や動画を撮るためのカメラ
- 無許可で行うマーケティングや勧誘、売り込み
- 武器、銃器 (花火やナイフ、ペッパースプレー、スタンガンなど)
- その他不適切と思われるもの
トイレ:練習場内に仮設トイレが設置されています。
出店:練習場内にお土産屋さんや飲食販売をするテントがありました。
観客席:ベンチが設置されていますが、昨年一般席にはたしか屋根はなかったです。遅く行くと立ち見です。また霧を噴出させて扇風機を回し涼をとれるようにしていますが、直射日光や暑さ対策は十分にしていくことが無難です。
写真、動画:練習中、写真を撮ることは許可されていますが、動画は禁止です。それにも関わらず動画を取る輩がたくさんいましたが、係員に見つかると強制消去後、退場させられる可能性が大です。またレンズの長さが6インチを超えるカメラの使用も禁止です。
サイン:通常、観客が入る場所にチアの方々もいて一緒に写真を取ったり、サインをくれます。選手からは練習後、運良く近くに寄ってきてくれればサインがもらえます。選手の顔と名前が一致し、恥ずかしがらずに選手の名前を連呼しては関連グッズを差し出すと、サインを貰える確率が上がります。小さな子どもがいて彼らに頼むことが出来たら最強です。
その他:雷など悪天候により練習場所が移動することもありうるので、ご注意下さい。
まとめ
試合と違いNFLのトレーニングキャンプは無料、しかもサイドライン近くで選手やコーチの息遣いを聞きながら練習を見学出来ます。練習後には数人ですが観客席に寄ってきてくれ、サインや写真、そして少しの時間ですが彼らと会話を楽しむことが出来ます。
私も行くことができれば、今年も頑張ってサインをもらおうと思います。
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