アメリカあるあるの話
都合のいい航空会社を探す
先日、日本に一時帰国するための便を調べた、ということを書きました。
ここルイジアナ州ラフィエット(LFT)からではデルタ航空を利用して日本に帰国するには非常に便が悪いことに触れました。したがってその航空会社を利用するだけでなく、今まで使用していたデルタ航空のクレジット・カードも解約しました。一番安い航空券を購入しないといけない会社の出張で使う飛行機も、パンデミック以後はユナイテッドかアメリカンのみだったことも影響しています。
私の場合マイルを集めて飛びたいのではなく、優先登場やアップグレードを希望するので、また飛行機会社のクレジットカードを持つことにしました。それで恐らく日本帰国でしばらく使うであろうユナイテッド航空のクレジットカード(Explorer Card)を申し込みました。
カードが来ない
元々チェースの口座を持ち、クレジットカードヒストリーも問題ないのですぐに(それこそ1分以内)承認が下りました。しかし使うには肝心のクレジットカード番号がすぐにわかりません。メールを良く読むと5-7営業日にはカードが手元に届く、ということでした。カスタマーセンターに「カードが届く前にクレジットカード番号を教えてもらえませんか?」と尋ねたのですが、セキュリティ上教えられないとのこと。ま、仕方ありません。待つことにしました。
しかし7営業日すぎても来ません。すぐに使いたいのでカスタマーサービスに連絡を入れると「××日に郵送していますが、届いていませんか?それではそのカードを棄却し、新しいカードをすぐにお送りします」とのこと。えっ待ってよ、郵送された形跡ないんですけど。
郵送された形跡ない
私はUSPSのInformed Deliveryという無料サービスを利用しています。
これはレターサイズの郵便物はすべて表側がスキャンされ、毎日メールで何が届くか画像で知らせてくれます。つまり少なくとも郵便局側に封筒配達依頼があった場合、彼らのシステムに入った段階で私に連絡が来る仕組みです。
つまり今回の場合途中で紛失したのではなく、恐らくクレジットカード会社が発行していないか、会社内から出ていません。言い換えればカスタマーサービスの返答は「嘘」になります。蕎麦屋さんが不配の電話が来て「今出ます」と言って作り始めるのに似ています。
2回目は敏速に
面白いことにカスタマーサービスのクレームを残すと、すぐにメールで新しいカードが発行された通知が来ました。1回目の申し込み時にこのメールはありませんでした。さらに今回だけなのか、それとも前回も同じかどうか分かりませんが、宅配便業者であるUPSによる配達でした。しかもオーバーナイトで配達とのこと。
だったら最初からそうして下さい。
実際次の日の昼過ぎに届けられました。ただ日本のように本人確認の署名は求められず、アパート内にあるAmazonの配達ボックスに配達されました。これってどうなんでしょうね。
ラウンジは使えるけれど
ユナイテッド航空のエクスプローラー・カードは初年度年会費無料、その後年間$95ですが、特典の一つでUnited Clubという航空会社専用のラウンジを使えるワンタイム・カードを2枚送付してくれます。自分の場合1年に少なくとも2,3回は飛行機に乗るので十分に使いこなせ、これだけでも年会費分相当になると思い申し込みました。
折角だから日本一時帰国の際に使用しようと思い、調べてみました。すると
- 到着後には使えない
- 羽田空港にはUnited Clubがない
成田空港にしかないそうですが、もう成田発で私がこちらに戻る便がありません。恐らくコードシェアで全日空便に乗るから、もしかしたら羽田のANAラウンジ使えるかな、と思って調べましたが、だめなようです。なんだよ、使えない(怒)。
すでにエクスプローラー・カードが嫌になりつつあります。デルタのクレジット・カードの方が使い勝手良かったなぁ。
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