【2022年度】米国で国際運転免許の取り方

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アメリカの免許で日本で運転する

勤務先の大学では秋学期の最終週となり、毎日テストが行われています。教員はテストだけでなくペーパーの採点があり、さらに学期全体の評価をして成績を提出しないといけないので学生さん同様忙しいです。

さらに中間管理職となると、いわゆるグレーなことが起きた時に双方の言い分を聞いてアピールを認めたり、確固たる理由をもって却下したりする業務も発生します。もっと規模が大きい大学なら学科長がこんな作業をしなくてもいいはずですが、弊社では仕事の一部と認識されています。残念ながら無理なお願いが多いのがこちらの特徴です。

国際運転免許の取得

近々一時帰国を検討しているので、日本で車を運転するための国際免許を取ろう、とふと思いました。COVIDもあって4~5年日本に帰っていないので、とうの昔に日本で取得した免許が失効しているためです。

ちなみに米国で免許を持っている人はこちらで国際免許(英語だとInternational Driving Permit)を発行してもらうことで日本で運転が出来ます。もちろん短期の滞在の場合、です。発行にあたり市民権やグリーンカードの所持の必要もありません。どんなビザで滞在してても大丈夫です。

取得の方法

以前はAAAとAmerican Automobile Touring Alliance(AATA)が国際運転免許を発行してくれましたが、現在はAAAだけになりました。

AATAからのお知らせ

従って今回はAAAにて国際運転免許を発行してもらうことにします。

International Driving Permit

AAAに直接行くか郵送で申し込むかの二通りの方法がありますが、今回はAAAの支店で直接申請することにしました。必要なものは以下の通りでした。

  • (米国用の)パスポート写真2枚(2x2インチ幅)
  • 申請書(AAAのサイトからダウンロード
  • 申請料金(20ドル)
写真

パスポート写真は大学内でIDを発行する場所で取りましたが、一般の方はCVSやウォールグリーン、場所によってはウォールマートやコストコで写真を取り、その場で現像してもらうのが簡単だと思います。ただ日本のフォトブースで取るより米国はどこで撮っても割高です。ネットで調べると色々と値段が出てきますが、情報が古いことが多いので注意下さい。以下は2022年12月現在の価格です。

注:上の価格はその場で写真を取り、すぐに現像してその日に写真を受け取る場合です。自分のデジカメで写真を取った後ウェブサイトなどにアップロードし、現像してものを受け取り、もしくは郵送してもらう方法ははるかに安いですが、即日対応ではないことが普通です。

申請書

これは上のサイトから申請書をダウンロードし、パソコン上で必要な情報を入力しておきました。無料のacrobat readerでもタイプ可能な申請書なので、どなたでも問題なく準備出来るはずです。

申請料金

AAAの支店で取得の場合、店頭で現金かクレジットカードが使えます。郵送で申し込みの際は小切手で支払う必要があります。また急ぎの場合、追加の切手代を同封する必要があるようです。

AAA支店での申請(経験談)

今回は直接AAAに行って申請しました。支店の場所はAAAの以下のサイトで確認下さい。

AAA Office Locator

私の場合バトンルージュのオフィスに予約なしで行ってきました。

5454 Bluebonnet Blvd m, Baton Rouge, LA 70809(月ー金:9時~17時半、土:9時~1時)

エクソンのGSを超えBluebonnet Centreの標識がある駐車場に入るとAAAがある

ドアを開けて入ると右手に受付がありました。奥にはオフィススペースがあり、旅行やらレンタカーの相談が出来るようです。今回待っている人は誰もいませんでした。

手前がレンタカー、奥が旅行相談窓口とみた

受付のおばちゃんに「国際運転免許を申請したいんだけど」と伝え、パスポート写真と申請書を見せるとすぐに対応してくれました。もちろんビザなど米国滞在条件は全く聞かれませんでした。

AAAのオフィスに直接申請する価値は「即日発行」してくれることです。受付すぐ横の引き出しからすぐに免許証の原本を取り出し、目の前で申請書から必要事項を確認しながら免許書に書き写していました。申請書はすでにタイプしてあると読みやすいので「楽だ」と言っていました。写真に割り印を押され準備完了、所要時間は5分程度で無事国際免許を受け取ることが出来ました。

免許証は1年間有効なのですが、開始時期はむこう6ヶ月好きな日を自分で決めることが出来ます。私の場合とりあえず区切りがいいので来年の1月1日から有効にしてもらいました。

まとめ

アメリカで運転免許があれば、滞在ビザの種類に関係なく国際免許を取得出来ます。2022年12月現在発行出来るのはAAAのみです。支店のオフィスに行くか、郵送で簡単に申請出来ます。私の場合、今回申請に必要だった費用は30ドル(写真10ドル、申請料20ドル)で、オフィスでの申請時間は5分程度でした。

今後申請される方の参考になれば幸いです。

P.S. ルイジアナもしくは南部あるあるで、免許作成時間は5分程度でも受け取り後、受付のおばちゃんと「どこ行くの?」とか「日本なら親戚の○○がいる」など話しをしたため、実際の滞在時間は30分近くになりました。

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