目薬で小さい文字が見える?!
昨日アメリカ人同僚と話をしていたら、この目薬の話が出ました。彼らは私とほぼ同世代。普段は気づかなかったのですが彼らはリーディング・グラス(要は老眼鏡)を持っているようです。端的に言うと老眼を治す興味はあるが、処方箋が必要でさらに保険が効かないので高い、というのが問題なようです。
自分の状況
私は50代、近眼でメガネを使用していますが、普段小さい字が読めなくて困ることはまずありません。論文などの文字は問題なく読めます。スポーツをする時のみコンタクトレンズをするのですが、何故かコンタクトレンズをすると老眼が進んでいることを確認出来、手元にある小さい字に焦点が合いづらくなります。矯正度合いの違いだと思っているのですが、普段気づかないだけで自分も歳相応かな、と。
老眼鏡いらずの目薬?
米FDA初承認の薬「Vuity」
日常では特に不自由がないので何もしていませんが、それでも近眼を治すような手術ではなく目薬で老眼が治るというニュースを聞いた時は読まずにはいられませんでした。
New eye drops can help aging people see better – an optometrist explains how Vuity treats presbyopia
アメリカ人でも1億2800万人に老眼が見られ、世界では10億人以上の患者がいるとのこと。それだけ歳を取った40代以上の人間がいる、ということですよね。目薬の名前は「Vuity(ビュイティー)」で、1滴を点眼すると15分ぐらいで効果が現れ、6時間から10時間持続するとのこと。1回でほぼ一日効果があるのなら非常に魅力的です。
効果の仕組み
このVuity、点眼により眼の瞳孔を自然に小さくすることで老眼を解消するとか。瞳孔を絞ることで空間もしくは焦点を当てられる奥行きを拡大出来、自然と異なる範囲で焦点がピントが合うようになるとのこと。焦点を絞ることで入ってくる光の量が制限される可能性はなくはないが、日常では問題ないだろう、というのが眼科医の見解です。明るい場所でモノを見て下さい、ということですかね。
問題となること
FDAに承認されたとはいえ、この薬を手に入れるには医師の処方箋が必要です。また気になる値段ですが現時点では保険がきかないようです。以下のサイトによると
30日間の処方で費用は約80ドル(日本円で約1万円、1ドル130円換算)で、40歳から55歳の方に一番効果があり、65歳以上になると効果が落ちるとか。個人的にはちょっとまだ高いです。あくまでも私は今必要ないですが、これなら老眼鏡を選ぶかも知れません。でも格好をつけたいときは点眼したいかも。
肝心の起こりうる副作用ですが、頭痛や目が赤くなる(充血?)だそうです。もっとも上の眼科医は心配するほどの副作用ではない、と言っていました。そのほか注意点は日が暮れた後の車の運転や暗い場所での行動だそうです。上に書いたように瞳孔が絞られるので、捉えられる光量が減るからこうなるのかなと想像します。
結論
残念ながら日本では未発売とのこと。ただどこかで元々承認されている薬の成分割合を調整しただけ、と読みました。したがっていずれ日本でも承認されるのでは、と考えます。私はしばらく様子見にしますが、皆さんはご興味ありますか?
コメント
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