精神的にマスク着用に関し病んでいるのはどちら？
大谷選手、まだ登録は投手？
エンジェルスの大谷選手は今日3戦連続となる14号ソロを打ちました。リーグを通じて単独トップなのですが、それをMLBのサイトで確認したらちょっと笑えました。
登録がまだP（投手）なんです。普通に見たら打撃部門でP？と思いますよね。
テキサス州では大胆な知事令が発令
テキサス州のCOVID-19の犠牲者が0に
見出しの件、検証していきます。ことの発端は昨日の知事のツイートです。
Today Texas reported:
* 0 Covid related deaths–the only time that’s happened since data was tracked in March, 2020.
* the fewest Covid cases in over 13 months
* the lowest 7-day Covid positivity rate ever
* the lowest Covid hospitalizations in 11 months.
Thanks, Texans!
— Greg Abbott (@GregAbbott_TX) May 17, 2021
確かにテキサスの公衆衛生局のデータを見ても、ここ数日COVID-19による犠牲者は0となっています。
これを見てFox Newsが現大統領の以前の発言に食いかかります。
早期にビジネスを再開せず、社会的距離を保ちながらワクチン接種を進めていけばもっと犠牲者を減らせたり、このような日がもっと早く来たりした可能性もあるはずですが、それを全く検討せずただただ鬼の首をとったかのように報道しています。まぁギャンブルに勝った、とは言えそうですけどもね。
マスク着用の要求は違法、違反には罰金
そして今日になり、テキサス州の知事はさらに突っ込んだ対応をします。
- Texas Gov. Abbott bans mask mandates from public schools, local governments（テキサス州のアボット知事、公立学校や地方自治体でのマスク着用義務化を禁止）
マスク着用を強いたら違法とするエグゼクティブ・オーダーを出したのです。5月21日以降マスク着用を義務化する地方自治体は、最高1,000ドルの罰金が科せられ、6月4日以降公立学校でマスクの着用を義務付けることも禁止するとのこと。ただ気をつけたいのは強制するのは違法であって、個人の判断でするのは個人の自由の範疇、そして病院や生活センター、または刑事司法施設はマスク解除命令の対象外となっています。まぁ自分が住む市のようにルイジアナ州知事の命令も市議会で拒否して施行しない所もありますから、従わなかった場合どの程度罰則を適用するかは不明です。
Fox Newsの名物アンカーの対応
この決定に対してFox Newsの良くも悪くも名物アンカー、タッカーカールソンはさらに踏み込みます。
彼は番組の中で以下のように発言していました。
Suddenly, in neighborhoods littered with signs about BLM and climate change, we have a new public health emergency on our hands – it’s a mental health crisis. （突然BLMや気候変動に関する看板が散乱している地域で、私たちは新たな公衆衛生上の緊急事態に直面することになりました。それは精神面における健康の危機です。）
何か違うような気がします。私が未だに室内でマスクをするのは、明らかにワクチン接種を完了していない人が、マスクを外してべちゃくちゃしゃべっているからであり、別に人に顔を見せることに不安があるからではないです。その他、記事を読むと明らかに間違いな発言（例えばCOVID-19に罹るとワクチンよりも高い免疫反応が得られる、というくだり。これはfalseです。）も見受けられます。それでもこのような発言は赤い州の教養のない人たちには自分の意見を代弁していて受けるんでしょうね。
CNNは報道したか？
公平を期すためにリベラル系のCNNが報道したかを確認したところ、きちんと報道していました。
ヘッドラインを見る限り、有色のアメリカ市民もワクチン接種するようになり一度でもワクチンを接種した人が（今まで接種対象であった）成人の約60％となったことが見出しですが、テキサスの州知事の今日の決定を書いていました。それに関するコメントや反論はなかったです。一方で州によっていろいろとマスク着用義務に関する決定の違いについて書いていました。個人的にはメリーランド州ボルティモア市の「成人の65％以上が少なくとも1回のCovid-19ワクチンの接種を受けるまで、着用義務を解除しない」いう決定がまともに思います。数値目標があるから市民もわかりやすいし、一方でワクチン接種を促しお互いに嫌疑をかけることなくマスクを外そうとする試みは好感が持てます。
しかしマスク着用に対しアメリカ人がこれほど拒否感があるとは、パンデミック前には想像出来ませんでした。根本的な理由はいまだにわかりませんが、相当嫌なものというのはよくわかりました。まるで精神的に何かにとりつかれたようです。私を含めて花粉症の季節にマスクを常用していた日本人にはずっと分かり合えない事項と理解するしかなさそうです。
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