アメリカで家を買う、としたら?!

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住宅購入での英単語その1

アメリカ人に言わせるとアパートに住み続けることは「お金をどぶに捨てるようなもの」だそうです。今後将来は分からないものの、過去50年を見ると不動産は年利で5%程度上昇し、投資先としては安定した物件と見られているので、それをやらないのはオカシイと思わえるようです。今回はその手ほどきを受けてきた話です。家を買うのに今がベストかどうかは怪しいですが、市場は落ち着いて来ていると聞きます。

フロリダに大きなハリケーン接近中

先週日本に大きな台風が直撃したようです。被害に合われた地域の方、1日も早い復興をお祈りしています。今週はフロリダ州に大きなハリケーンが上陸しそうです。

Weatherチャンネルより9/26現在

フロリダ知事も色々と情報をアップデートし、特定の場所に住む住民に避難命令を出しているようです。St. Pete-Clearwater International Airportは明日火曜日の午後1時に閉鎖し、避難命令が解除されるまでそのままと書いてあります。一方で近くのTampa International Airportは重要なインフラのため今のところ閉鎖しないようですが、風速50 mphが継続して起きたら空港運航を止めると言っています。

Florida Gov. Ron DeSantis provides update as Hurricane Ian prompts evacuations, National Guard deployment

今日の時点ですでに避難命令出てるPinellas Countyってどこ?と思い調べてみました。

セント・ピーターズバーグあたりか

タンパの西側セント・ピーターズバーグかと、思ったら思いっきり私の親戚がいる所でした。特に強制の避難命令が出ている地域を確認した所、彼の住む地域が入っていました。

もしこの記事を見ているのならば避難して下さい。

家を下見してみた

私の在米期間は20年をゆうに超えていますが、今まで家の購入を検討したことはありません。アメリカに永住したくて来てるわけではないですし、仕事柄単純にいつまで同じ所にいるかわからなかったからです。しかし日米どちらで過ごすにせよ老後の資産運用も真剣に考えないといけない年だし、今回アメリカ人とは言えかなり親しい人が勧めてくれたので、重い腰をあげてまずはお勧めの物件を見学に行ってきました。

人生で初めて家を見学したので、これがいいのか悪いのか判断はつかなかったのですが、色々と友人から家を買うにあたり基本を学んできました。彼は不動産屋の資格を持っていて、自分の今の給与でどれくらい借りられてどのくらいの物件まで手を出してもいいか、家を見るときはどこを見るか、買うと決めたとき月々のコストはどの程度になるか、などです。

月々の支払い?

月々のコストはおおよそ住宅ローン+固定資産税+保険+共益費(HOA)となるようです。英語で住宅に関するローンは「mortgage loan」でした。固定資産税はローン会社が代行して徴収する場合と個人で払う場合があるそうです。購入にあたって必要なお金は頭金(down payment)とローン締結費用(closing cost)でした。頭金はアメリカは通常20%、と聞いていたのですが必ずしもそれほど必要はなく、初めて買う時だと最低3%程度の準備で良いようです。またアメリカだと長くローンを組むにあたり、年齢を気にしなくていいとのこと。これは日本と違います。

Closing cost?

Closing costは聞き慣れない言葉でした。家に帰って調べてみると

Closing cost is a processing fee you pay to your lender. Lender charge these fees in charge for creating loan. Closing costs cover thing like home appraisal and searches on your home’s title.

って書いてありました。お金を借りる際、貸し手にを先に払わないといけないようです。このお金は家の査定や家の権利に関する調査などの費用をカバーする、とも書いてあるので、土地や家に対してプロに見てもらうための必要な手数料でしょうかね。資料によると借りるお金の3-6%程度だそうですが、まだよくわかりません。

HOA?

HOAもよく分かりませんでした。HOAはHomeowner associationの略で、そのコミュニティーの管理費のようです。そういえばザリガニ祭りしたり、ハロウィーンを祝ったりする、と言っていました。それ以外でも景観整備に使われるのでしょうか。月々いくらなのか、確認しないといけません

Pre-qualified or pre-approved?

上のことですでに頭がいっぱいになったので、その日はお礼を言って家路に着きました。しかし後で連絡があり親戚にローン・オフィサーがいるからpre-qualified(確かこれ、pre-approvalではなかったと思う)を取ってもいい?と聞かれました。一度取れば他の物件でも使えるというので、ま、いいかと思い「いいよ」と答えました。正直詳細は分からなかったんですけどね。

ネットで調べてみました。

Pre-Qualified vs. Pre-Approved: What’s the Difference?

pre-qualifiedが第一ステップ、pre-approvalが第二ステップのようです。

A pre-qualification means that the mortgage lender has reviewed the financial information you have provided and believes you will qualify for a loan. Pre-approval is the second step in the loan process, which is a conditional commitment to loan you the money for a mortgage.

Investopedia

pre-qualifiedは自分が出した情報にもとづき貸し手がローンを提供出来るかざっくり検討するもの、pre-approvalでは借り手が必要なすべての書類を提出して貸し手に信用調査および財務調査を行ってもらい、貸し手はいくら貸すか実際の金額を提供するものだそうです。さらに気になるmortgage rate(金利)も提示され、それが固定なのか変動なのかも知ることになるとか。友人はローン・オフィサーが電話入れてもいい?と言ってたので、やっぱり尋ねてきたのはpre-qualifiedであることが確認出来ました。

上のサイトによるとpre-qualifiedはお金がかからない、というのでなおさら応じても良いな、と思った次第です。

まとめ

今回は家がどうこうという言うより、本格的に購入するなら何をまずすべきか学ぶのにいい人生経験になりました。実際に購入する決意はまだないです。正直、色々と面倒です。

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