言うは易く行うは難し
ここ1週間ブログ書かないのはグラント書きが佳境だからです。相変わらず拉致が開かない中間管理職の雑務に忙殺されながら、睡眠時間削って一生懸命書いてます。今日はその反動が来て、時間ないのに日本語に逃避中。
ガソリンまた上がってきた
9月初頭一時期に比べてガソリンの値段が落ち着いてきたことを紹介しました。1ガロンあたり3ドルを切った、という話です。
その後もしばらく順調に下がっていました。10月6日に撮影したガソリンの値段は以下の様でした。
レギュラーで1ガロンあたり2.799ドルでした。それが同日、OPECプラスが米国の要請を受け入れずに大規模減産決定をしたのは周知の通りです。
OPECプラス 2020年以来の大規模減産決定 景気減速への懸念から
そこでバイデン大統領は11月に新たに1000万バレルの石油備蓄の放出を実施を決めたのでした。その後10日程度でガソリン価格はどうなったか、というと以下の通りです。
ガロン辺りレギュラーで3.199ドル、40セント上がっていました。産油国の思惑通りに値がうごいているように見受けられます。結局彼らにとって正義云々はどうでもいいことで、世の中お金しか頭にないようです。まぁそうでしょう。
これを知ってかバイデン大統領、本日更に1500万バレルの石油備蓄の放出を決めました。11月に中間選挙を控え、こちらも待ったなしです。
Biden releases more oil from reserve supply in hopes of lowering gas prices
これで政府の石油戦略備蓄には4億バレルしか残らず、1980年代以降で最低の水準まで減少することになるそうです。私が知る限りアメリカはアラスカ沖もあるし、掘ろうと思えば掘れるかと思いますけども。
また問題は他の国で高く売れると、国内で産出しても民間企業のアメリカ人は顧みずに輸出してしまうんですよね。アメリカ人も💰が全てです。
結局どの程度石油戦略備蓄が価格安定に貢献し、インフレによる庶民の家計圧迫を緩和してくれるかは余り検討が付きません。余裕がない状況は続くのでしょう。世の中世知辛いです。
1ドル150円付近に
今日のニュースではもう一つ、為替レートで1ドルが149円後半にまで円安になったとのこと。
Youtubeとか見ているとアメリカで○○が日本円で〇〇○○円もする、という話を見受けられますが、今から10年前の2012年では年平均で1ドル80円を切っていたので、これでギャーギャーいうのもどうなのかな、と考えます。
US Dollar to Japanese Yen Spot Exchange Rates for 2012
今思えばこの時にドルを買っておき、今まで持っているだけで価値は倍近くになっているわけですけど、あくまでも結果論ですよね。当時ドルがどこまで高くなるか、分かりませんでしたから。
最近想ふこと
現時点で私はドルでお給料を頂いていますので、こちらで働きながら日本で生活できれば余裕が生まれるかも知れませんが、現実には無理な話。当たり前ですが現地で稼ぎ、現地で生活していくしか術がないです。一時帰国出来れば、多少の割安感を感じてショッピングを楽しめるかも知れませんけど。
そういえばYoutube見てたらこんな動画がお勧めにあがってきました。
いくつか拝見しました。彼の発言の全てに賛同することはないですが、共感出来ることはたくさんありました。私の場合、アメリカ人と家族があるわけでもないですし、住む場所も働く場所も違いますから共感すると言ったら逆に彼が不快に思うかも知れませんが、他人事とは思えませんでした。Googleさんが「見ろ」と勧めてきただけはあります。
確実に言えることは彼の英会話、私よりはるかに上手です。大変でしょうがお若いですし、今後うまく立ち回ることが出来て、少しでもご夫婦とお子さんが希望される暮らしとなるよう陰ながら応援せずにはいられません。もっともまずはお前が頑張れ、と言われそうです(笑)、正論です。
グラント書きに戻ります。
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