自分と弊社の近況、それとケンタッキーダービー
公になったので、最近仕事が増えた話をします。興味がある方お付き合い下さい。米人相手に管理職を始めました。
個人的な仕事の話
3月中頃から(無理やり)業務を開始しましたが、4月に入って学部長から通達があり、職場で本格的なアドミンの仕事もするようになりました。対外的には暫定ながら「がっかちょー」です。前任者が急に辞めたから棚ぼた的に降って来たのですが、今のアメリカの世相を反映している感じです。少し目線を変えると今より良い待遇での職があふれているようなのです。以前にも書きましたが、私も転職考えないと言ったらウソになります。
代行ながらもこのような仕事をすると、今までまともに話す機会がなかった人たちと話すようになりました。学部長しかり、どこかの部門のバイスプレジデントしかり。この点でこの仕事は面白いですが、人のしがらみにも関与せざるを得なくなりました。正直くだらないです。システムを根本的に変えたいですが、暫定政権なのでそれも出来ず。しばらくは流れに身を任せることになります。日本語でもネットでの発言に気をつけないといけなくなったので、ここで毒を吐けないのが残念。
弊大学の方針
一昨日新入生選択に関するミーティングに出席してきました。アメリカの場合、今までSATやACTなどいわゆるプレースメントテストが出願にあたりどこの大学でも必要だったのですが、パンデミックで一時的に受けられない人は出さなくてもいいことになっていました。
弊社に関して言えば、それがどうやら今後も継続しそうな勢いです。平均的な州立大学だと、州などからの公的な資金援助が大幅に削減されている今、学生数維持、拡大に躍起になっていて、入学したらずっと在籍して卒業して欲しいのです。つまり高校間で差があってもGPA(普段の成績)が高かった子の方が卒業する確率が高く、来て欲しいとのこと。逆に定期テストがそれほど良くないけどSATなどでは好スコアを出した場合、同じ土俵だとあまり優遇されないようです。もちろん両方いいのが理想ですが、偏った場合そのような判断がなされるとのこと。
個人的にはトップ校でもない大学では、多少ムラがあっても伸びしろの大きい、化けそうな生徒さんと一緒に仕事したいです。でも現実的には難しそうです。この辺りの真面目で出来る子ちゃん、と言ってもたかが知れていますから、つまらないです。むしろ変な「よゐ子ちゃん」プライドが邪魔になること多く、要らないです。
日本でもAO入試で入る学生が増えている、ということを最近も耳にしました。個人的に多いに危惧します。自分自身大学受験で成功したというには程遠いですが、一発勝負での結果なので納得していますし、謙虚にもなれたと思ってる立場です。AOなんてこの間のスケボの採点じゃないですが、忖度の温床です。国立大学のような研究をメインとする大学では、一定数認めたとしても増やす理由が全く理解出来ません。アメリカの真似をしても意味ないです。
ケンタッキーダービーの話
明るい話題をしましょう。ケンタッキーダービーは明日開催となりました。日本だと日本産であるクラウンプライドが一番人気のようですが、それはちょっと期待をしすぎ?でないですかね(笑)それでも私も応援のために馬券を買いました。どのように買ったかは内緒です。
ケンタッキー・ルイビルの地元新聞「Courier Journal」でもクラウンプライドを「大穴」として予想してくれている記者がいました。
The experts weigh in with free picks: Which horse will win the 2022 Kentucky Derby?
今日の現地オッズは単勝17倍です。今晩ルイビル在住の人と話をしたら、今日少し雨が降ったとか。明日は晴れるものの多少重場になるのかも知れません。第148回ケンタッキーダービーは現地時間(東部時間)で5/7、午後6時57分に行われます。TV放映はアメリカの場合、NBCです。クラウンプライドがどのようなレースをしてくれるか、楽しみです。
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