オミクロン変異体検出拡大と007最新作「No Time To Die」を見た話

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オミクロンさん、早くも米南部に進出

ルイジアナでもオミクロン変異体検出

12/1に米国内で初のオミクロン変異体が検出されたことをブログで紹介しました。

ルイジアナは田舎ですし、人もお金もないからシーケンシングをケチってなかなか検出されないだろう、と思っていましたが、早速「恐らく」最初の1件が12/3にニューオリンズ地区で報告されました。米国内を旅行しただけの方のようです。

First probable Omicron variant case reported in Louisiana

ただ「probable」と微妙な言い回しなので、恐らくシーケンシングの結果ではなく、例えばPCRでデルタ変異種検出の配列が入ったプライマーを使った結果、陰性だったから恐らくオミクロン変異体の感染なのでは、という推測だと思います。そう思っていたら、今日5日になって、オミクロン変異体であったことが確定されました。

LDH: Probable Omicron case now confirmed

報道などで多くを書かれていませんが、この方が本当に海外からの帰国者でないならば、オミクロン変異体が米国内に入り、市内感染が広がりつつある大きな証拠です。今後どんどん増えていくことでしょう。私自身はあわよくば年末に一時帰国出来ないかな、と考えていましたが、それもまた夢となりました。恐らくルイジアナからの帰国者もすぐに帰国後検疫所が確保する宿泊施設の待機、入国後3日目に再検査、さらに合計14日の自宅待機が課せられることでしょう。個人的に冬に2週間以上の一時帰国なんて無理です。

大学のフットボール部優勝

4年連続決勝進出

今週末は大学フットボールで各カンファレンスごとに優勝チームを決める日でした。カンファレンスとは日本の野球だと東京六大学とか、首都大学や東都大学のような連盟のことです。うちの大学はNCAA1部といいながらもいわゆる中堅・下位のカンファレンス所属ですが、ここ数年フットボールチームはいい成績を残していて全米25位のランキングにも顔を出すようになりました。そして今年も決勝戦に望み、見事単独カンファレンス・チャンピオンになることが出来ました。

Louisiana Claims First Outright Sun Belt Championship with 24-16 Win Over App State

状況を変えるにはお金がいる

ここ数年の躍進の源は、この大学やルイジアナという州に縁のない若くて経験があるヘッドコーチを(うちの大学としては)お金を出して引っ張ってきたからです。今までの身内の仲良しクラブでやってきた時とは大きくやり方を変え、批判に対しては勝ち続けることで封じ込めてきた感があります。しかし悲しいかな実績をあげると、これよりはるかに良いところに引き抜かれるのが宿命。去年から色々なところで噂が出ていましたが、最近になってフロリダ大学のヘッドコーチに就任することが決まりました。逆にうちの大学は勝利の余韻に浸る間もなく、また先行きの見えない時代に逆戻りです。

Completing the Chase: Napier, Cajuns Capture Elusive SBC Title

アメリカ人の多くの若者は単純ですから、男子フットボールやバスケが強い、というだけで進学先を決定することが多々あります。マイナー・カンファレンス所属のうちでさえ、大学側は来年度生徒数増を期待していたはずです。体育局のリクルーティングにだっていい影響を与えたはずですが、ヘッドコーチ交代で雲行きが怪しくなりました。体育局は適切な金額で期待出来るコーチ陣を新たに雇い、今までと同様な人的、金銭的なサポートを継続することが出来るでしょうか?

No Time To Dieを鑑賞

結局もう感覚の問題なのですが、映画館という室内でまだ映画を食べたり飲んだりしながらのんびり見る気になれないので、家で007の最新作を見ました。No Time To Dieです。

ブルーレイとかDVDの発売、レンタルを待てばいいのですが我慢出来ず、Amazon Prime Videoで$19.99で見ました。家のTVで見ると英語ながらCC(クローズドキャプション)をオンにして字幕を終えますし、分からなかったシーンを48時間以内ならもう一度見直すことが出来、便利でした。映画館のスクリーンや音響は捨てがたいですけどね。

私自身昔からずっと007を見ているわけでもないですが、ダニエル・クレイグが007役に抜擢されてからは全ての作品を見ていました。テレビの番組もそうですが、内容をある程度知っていたり、期待出来るものが分かっていると見続けてしまいます。子供のころ、親がなぜTVで水戸黄門をずっと見ているか不思議でしたが、今になって分かりますね。

まだ鑑賞されていない方もいらっしゃると思うので、ここではストーリーについては書きません。私見を述べると、賛否があるのは承知しますが、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド役が好きだったので、これで終わりかと思うと残念です。でも当たり前ですが彼も歳を取りました。2006年の作品「CASINO ROYALE」での姿と比較すると顕著でした。

次はどの方がジェームズ・ボンドになるのか、それはそれでまた楽しみです。

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