【2023年】書類を追跡付で米国から日本へ送る方法

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郵便(USPS)か宅配便(UPS、Fedex)か?

生徒も戻ってきて春学期の授業が今週始まりました。秋学期とくらべて新入生が少ない分、比較的混乱は少なかったとのこと。こちらは無駄に多い書類作成に追われています。システム部門がしっかりしていればこの程度のデータはすぐに抽出できるようS/Wを設計、開発するはずなんですけどね。内部に要件定義をきちんと作成し、SI側に伝えては作業工程を監督できる人材がいないんだと推測します。それか開発費用削りすぎで、安かろう悪かろうのシステムを(一応)持っているだけ。結局はエンドユーザーに負担をかけるという本末転倒なシステム、最悪です。

日本に書類を送る、何がいい?

また日本に書類を送る必要が出てきました。前回調べてブログにしたのは実質2013年でした。

時間がかなり経ってのであらためて値段や方法などあらためて調べてみます。想定として封筒に紙3枚程度の非常に中身が軽いものを送るとし、重さは0.5パウンドで検索しました。

郵便局(USPS)

まずはUSPSのホームページを調べました。

How to Send a Package: International

上の条件で調べると「First-Class Mail International」が良いようです。STEP 2で「Best for Documents or Printed Materials Only」で大きな封筒で15.994 oz(これって1 lb)の重さのものを送る時、という説明がありました。

これなら幾らぐらいなんだろう?と思って調べると、$2.75でした。

1/13/2023現在、日本はGroup 3

封筒のサイズの規定も掲載しておきます。

アメリカで使用されるレターサイズは8½ inches by 11 inches (= 21.59 cm by 27.94 cm)、日本でよく使われるA4は8.27 inches by 11.69 inches (= 21 cm by 29.7 cm)ですので、どちらもこの規格の封筒に入るはずです。

しかし何日で届くかは国によって違うと書かれているのみで、トラッキングも不可となっています。仕方ないので、トラッキングがあり次に安い方法を探すと、First-Class Package International Serviceが良いようです。

Tracking information includes the date and time an article was delivered or, if delivery was attempted but not completed, the date and time of the delivery attempt. (追跡情報には物品が配達された日時を含み、配達を試みたが完了しなかった場合は、配達を試みた日時が含まれます。)

UPS

E-USPS DELCON INTLという追跡システムは指定された国のみ利用出来るのですが、日本は入っていました。First Class Package International Serviceで日本はどのグループに属するのか分かりづらかったのですが、17のようです。

国コードはここで確認しました。

何日かかって届くか分かりませんが、追跡システムをつけて0.5 lb(8 ozぐらい)の書類を送るのならば、$17.90で送付出来ることが分かりました。余裕がある時はこれで送ろうと思います。4 lbなら$61.16です。

最後にこれから比較しようとする宅配便と同じスピード(3営業日)で配達出来るサービスを検討します。この速さを追求するとGlobal Express Guaranteed (GXG)となり、これだと$100まで無料で補償がつき、また例外があるものの遅配の場合は返金されます。

日本の国コードは3、最大70 lbまで

しかし0.5 lbで$87.05もします。また「えっ?」と思った方、正しい反応です。ここ数年パンデミックのためなのか、ものすごく値上がった感じがあります。

UPSの場合

次にる私が以前いたルイビルに国際ハブ空港があるUPSを調べてみます。ups.comに行き、Quoteのタブを選び「get a quote here(青字)」を選びます。

次のページで入力する画面が出てくるのですが、ログインした方が正確な料金と配達までの時間が出るというメッセージが出てきます。

大人しく従ってログインしました。以前会員になりましたが、しばらく使わなかったのであらためて作り直しました。残りは言われるがままに入力をし、文書を封筒に入れて送る「UPS letter(12.5″ x 9.5″)」を選びます。適当に1/17/2023に東京に封筒を送るとすると、以下の値段が出てきました。前回同様「UPS Worldwide Saver」だそうです。

選択はこれ一択でした

日付や曜日が変わると少し値段が変わるかも知れませんが、以前と比べるとかなり高く感じます。17日アメリカに出て東京のあるオフィスに1/19に届くそうです。さらにFuel Surchargeを調べると、$3~4ほどさらにかかるようです。

Fedexの場合

最後にFedexを調べます。UPSと比べるとこちらのが簡単に料金を調べられます。

PackageはFedex Envelope(9-1/2″ x 12-1/2″ Reusable Envelope: 9-1/2″ x 15-1/2″ )を選ぶと最大で1 lbまで送れることが分かりました。重さを0.5 lbとし、送付する日を選ぶと(ログインしないと今日か明日しか選択出来ません)以下のような値段が出てきました。

ログインしていない場合

到着日がはっきりしないものの前回利用したFedex International Priorityで$87.78だそうです。やっぱり以前とくらべてかなり値上がりました。

念のためログインしてもう一度同じ条件で検索しました。すると向こう10日間の指定することが出来ました!さらに料金を確認すると、1/14/2023に送るとして$79.12、UPSの条件と同じく1/17/2023に送付すると、

会員(無料登録)としてログインした場合

Fedex International Priorityで$78.31と出てきました。残念ながら配達日時の保証は出来ないようです。まだ飛行機による貨物需要が高くてどう輸送出来るか分からない、ということなんでしょうか。

まとめ

今回0.5 lb程度の大事な書類を封筒に入れ、アメリカから日本に送ることを想定して料金やサービスを調べました。

郵便局UPSFedex
料金$87.05$90.42+サーチャージ$78.31
トラッキング
配達日時保証3営業日3営業日
料金比較表

もしかしたらUPSでも安く出来る方法があった場合、ご教授下さい。私の場合、恐らくまたFedexを利用すると思います。追跡システムがしっかりしていますし、今までロストしたこともありません。私が住んでいる市の空港にFedexの貨物便が運行されているのも知っていますし、国際ハブ空港があるテネシー州メンフィスもここから近く、同じ南部ですから冬でも寒くて飛行機が飛ぶ飛ばないという心配もほぼないはずです。今回日付指定だけが出来ませんが、何だかんだ言って3~4営業日で届くのでは、と勝手に思っています。

ご参考になれば。

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