長引く復興、正式承認されてもワクチン義務化違法と訴えられる病院

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電気やネットの復旧進まず@ハリケーン・アイダ

ハリケーン通過数日後

うちの大学は再開しましたが、隣バトンルージュにあるLSUは少なくとも来週の連休明け、7日まで閉校と聞きました。そこでは結構な数でいまだに停電が続いているらしく、去年卒業してLSUに進学した学生がこちらに戻ってきていました。働くはずのラボで発電機による最低限の電源しか使えず、エアコンも効かないので実家に一時退避しているそうです。ハリケーンの西側バトンルージュでこんな状態ですから、ニューオリンズの状況は言わずもがな、です。うちの大学としては同じ系列の避難してきた大学生を受け入れて、住まい(寮)と精神的に可能なら授業を受ける環境を提供する体制を取っています。

私自身、メールやFacebook(FB)で有り難いことに「大丈夫でしたか?」とたくさんのお気遣いの言葉を頂きました。覚えていてもらえて恐縮です。日本でも大きな都市のニューオリンズが被害にあうとニュースとして取り上げられるのかな、と思いました。ハリケーン・カトリーナの時もそうである程度致し方ないですが、ここの場合は昨年直撃したローラやデルタの方がはるかに怖い思いをしましたし、被害が大きかったですんよね(笑)。今回もニューオリンズだけでなくそれより東、例えばミシシッピやアラバマの海岸線の都市の被害、特に雨による洪水の被害が相当ひどいと聞いています。

今日ニューヨークやニュージャージーなどでも洪水が起きてニュースになっていますが、それよりはるかに強い風と雨にさらされた地域がすでにあり、復旧に時間がかかっていることを頭の片隅で覚えてくださると、この低気圧がもたらした被害の本当の凄さを理解出来るのでは、と思います。

ワクチン義務撤回要請へ

FDAが正式承認後、地元ラフィエット市の大きな病院で医療従事者、従業員に対しワクチン接種を義務付けました。しかし予想に難くなく弁護士がしゃしゃり出て、撤回を要求する書面を病院側に送りつけたようです。

Law firm sends letters to Ochsner and Lourdes requesting withdrawal of vaccine mandates

根拠は、というと”Their objection, they say, is “based on the right of each individual to make an informed healthcare decision under Louisiana law.”(「情報に基づいて医療に関する決定を個人が行える権利があるというルイジアナ州の法律の下で」異議を唱える。)

また原告側は”The clients claim that their individual rights should come before their jobs as healthcare workers.”(クライアントは医療従事者としての仕事よりも個人の権利が優先されるべきだと主張している。)

こんな所で治療を受けたくない気持ち、理解してもらえるでしょうか?

パラリピックの話題

日本でパラリンピックが開催されていますが、私の元同僚で友人がサポートスタッフ(医療チーム)としてチームUSAに帯同しています。彼は日本に到着してから写真や動画をとってはFBやインスタグラムで載せていました。それに対して彼が外に出られないため確認出来ない点などをテキストメッセージでこちらから情報を送っていました。

確か一昨日もこちらの夜、日本の朝に彼とメッセンジャーをしていました。もうちょっとだから頑張って、今度はパンデミックが終わった時にまた来てよ、とか言って会話を終了しました。仕事に戻ろうかな、と思いつつもなんとなくYahoo!ジャパンの記事を読んだのですが、そこであれっと思うことが。よく読んだら彼のインスタが紹介されていたんです。

「こんなに広くて美しい街があるんですね」選手村入りの海外スタッフが東京の大パノラマに驚き

こんな投稿を拾ったメディアを敬服します。よく見つけてきましたね(笑)。今教えると浮かれてしまいかねないので、彼がアメリカに戻ったら教えてあげようと思います。きっと「いいね」かアクセス数が急に上がって彼も驚いているかも知れません。

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