【2023年度】アメリカでチップの払い方

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チップ額は場所や場面で変わる

数年前に仕事でヨーロッパに行ったときに驚いたこととして、アメリカほどチップを渡す習慣が残っておらず、さらに額も少なくていいことでした。アメリカでは今だに色々なところでチップが必要になります。サービスは大したことないのに面倒でたまらないです。一方で米国に住むにあたり日本人、そしてアジア人はケチという印象を残したくないのも事実です。今回はその感覚を試すサイトの紹介です。

ミシシッピにトルネード

ラフィエット市は難を逃れる

昨日の夕暮れ時、気分転換に外に散歩に行ったところ天気が怪しいのに気が付きました。雲の流れが早く、雨が降りそうでした。天気予報を見ると30分後ぐらいに雨という予報だったので、近所だけを歩いて自分のオフィスに戻りました。

自分のオフィスがある建物のすぐ横にはソフトボール場があります。今晩試合があるはずですが、暗くなり始めても照明が点きません。どうしたんだろう?と思ってウェブを確認すると、悪天候が予想されたため前倒しで午後1時から試合をし、すでに終了したとのこと。ようやく今日予想された天気の悪さに気づきました。

lower end threat of severe weather afternoon, evening hours

見るとうちの辺り(Lafayette)は5%(緑)~15%(黄色)の境界線に見えます。それで予防的に日程を変更してソフトボールは早めに試合を行ったのでしょう。

ミシシッピ州シルバーシティで被害

そして今朝ネットを確認するとトルネードがタッチダウンしたようです。日本語でも記事になっていました。

米南部ミシシッピ州で竜巻 26人死亡 数十人けが

ミシシッピと言っても広いのでこれではどこで起きたか分かりません。もう少し調べてみました。

Mississippi Tornado Kills 25 and Injures Dozens

Carroll、Montgomery、そしてHumphreys郡が特に被害を受けたようです。私はミシシッピに5年住みましたが、ピンとこない郡なのでミシシッピ州南部ではないことがすぐに分かりました。記事の中でSilver Cityというところが紹介されていたので、その場所を調べました。

ミシシッピ州都ジャクソンの北西あたりのようです。天気予報の赤い円の中に確かに入っています。あまり大きな街ではなさそうですが、一日も早い復興を祈ります。

チップ払いすぎてない?

アメリカでは色々な場所でチップを払う必要がありますが、最近はファーストフードで消費を受け取るだけなのにチップを求められたり、サービスを受ける前に払うかどうか聞かれるなど本末転倒になることも少なくないです。すると今日のCNNで面白い記事がありました。

Are you tipping too much?

素直にテストを受けてみました。

チップを払うかどうかは混乱するし、圧倒されると書いてある。

次の画面でこう書いてありました。

More than one in four Americans admit feeling pressured to tip more when presented with suggested amounts, according to Creditcards.com.(Creditcards.comによると、4人に1人以上のアメリカ人が提案された金額を提示されたときに、もっとチップを渡すようにプレッシャーを感じたと認めています。)

CNN

私の場合、プレッシャーを感じるというより厚かましいと思うことが多いです。

@コーヒー屋さん

最初の画面でコーヒーを買ったとき、バリスタにチップをあげるか質問がありました。結果は以下の通り。

正直にいうと一人で普通のコーヒーを買うだけならチップ渡しません。二人以上で手間がかかっているときだけに払っています。それでも10%でいいことが確認出来ました。

@床屋さん、美容院

次、髪の毛を切りに行ったときはどうするか?

3分の2がいつもチップを払うらしい

20%としましたが、実は学生のときはお金なかったので渡していませんでした。だって髪を切るのが商売でそのサービスにすでにお金払ってるのに、さらにチップを渡すのは理解出来なかったからです。いわゆる10ドル程度の安い床屋さんでしたし、アメリカ人の友人も払っていないと言ったので渡しませんでした。

一方で学生のときでも別な場所で髪を切ったとき、渡さなかったらものすごく不機嫌で文句を言われたこともあります。逆に文句を言われてさらに渡す気が失せたことも覚えています。

しかし教員になり、地元だと外面も気にしないといけなくなったので、20%程度毎回払うようになりました。切られた髪型に満足する、しないにも関わらずです。納得できない。

@バー

次はバーにて、バーテンダーにチップを払うかどうかの話。

バーテンはチップ入れても時給$12.67?

お酒飲めないので適当に10%としましたが、少ないようです。ただ支払われる賃金が少ないからチップあげてくれ、という理屈も不思議な気がしますけどね。サービスに対して気持ちが良ければ払いますが。

@カーブサイドのピックアップ

次、グローサリーを渡す人にはどうでしょう?新型コロナの最初の頃は店内に入らずカーブサイドで拾うというこのサービスをよく利用しました。

これは妥当かなと思います。本来自分の足で店内を探し、車まで持ってくることを人に頼んでいるので納得します。出す程度もアメリカ人の感覚と一緒で良かったです。

@タクシーやライドシェアー

次、タクシーやUberなどのライドシェアーは?

55歳以上でも払うのは61%なんですね!

これは渡米当時からそういうもの、と思っていたので10%キリのいい数字に切り上げて払っていました。基本的には荷物が多くて、トランクから出してもらったり、空港だとさらに入り口まで運んでもらったりするときは喜んで払っていました。Uberだと通常クレジットカード決済ですが、チップは現金で数ドルその場で渡すようにしています。その方が喜んでいる表情を見ることができるので。

@ファーストフード

次、ファーストフードでの注文です。

だよね!という感じです。そもそも支払いのときに聞いてくる方が厚かましいと思っていました。上の文章をよく読んでおいて下さい。

Nearly half of purchases at fast food restaurants, as well as coffee shops, included a tip during the final quarter of 2022. That was up 11% from pre-Covid levels.(2022年の最終四半期ではコーヒーショップだけでなくファストフード店での購入の半数近くですでにチップを含んでいた。それは新型コロナ流行以前の水準から11%増加した。)

CNN

価格にチップがすでに勘定されているのなら、さらに渡す必要はないです。だったら聞くな、と思います。もっとも入っているときと、入っていないときをどう判断するのか、お店は伝えて欲しいです。

@お持ち帰りのオーダー

次の質問はウェイターでしたが、これは私自身通常20%程度今までも払っていて、結果も平均20%程度払っている、というので省略します。払わない人は25人に1人だそうです。その次は店内で食べずにピックアップ(アメリカだとTo-go order)です。

それでも10%程度の人はチップを払う

食べるものをつくる人は通常の賃金もらっているから、ただ受け取るだけならチップは不要なはずです。それでも10%強のアメリカ人は常にチップを渡し、逆に約40%の人は一度も払ったことがないと書いてあります。自分の場合、お店によりますかね。

次の質問は薬局でソフトドリンクを買った際、キャッシャーにチップを渡すかです。もちろん渡したことないですし、当たり前ですがアメリカ人も渡さないようです。従って次の質問へ。

@ドッグウォーカー

犬を歩かせる人には?です。犬がいないので分かりません。適当に入れました。

歩かせるサービスを依頼しているのだから、さらにチップは必要ないかと思いますが皆さん払っているようです。ペットを飼えるのですから、お金に余裕がある、と思いたいです。ないのなら自分で散歩に連れて行け、以上。ちなみにこの仕事、どれ位収入が期待できるか調べてみました。

週給です

何時間散歩させるか分かりかねますが、犬好きの方が散歩させてこれだけ収入が入るのなら悪くない気がします。サイドビジネスとしてアルバイトするなら十分かな、と。

以上がCNNによるチップの渡し方調査でした。私の感覚は一般的なアメリカ人とそれほど逸れていなかったようです。安心しました。貴方はいかがでしたか?

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