米国にいる、と感じた誕生日

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アメリカで見かける風景

マイ誕生日

たまにはアメリカで経験したいい話を書こうと思います。

スタバにて

私事ながら今週小生の誕生日がありました。スマホを確認するとスターバックスからメールが来ていて、コーヒー一杯奢ってくれるとのこと。昔は1週間ぐらい有効期間がありましたが、今は1日しか有効でないので、早速朝に立ち寄ってコーヒーをもらいました。

coffee

何を頼んでも一杯無料のはずですが、いつも通りミディアムサイズのカフェオレをお願いしました。カップを見ると店員さんも気を使ってメッセージをくれていました。有難うございます。

弊学オフィスにて

オフィスに着くとPCを立ち上げ、メールをチェックし始めました。オフィス・アワー中は学生や他のスタッフが話しかけられるようにドアを半開きにしていたのですが、誰かがやってきてガタコン、ガタコン、ドアから音がしました。それでも一通のメールを打ち終わるまで気にもとめなかったのですがそれを送信後、ドアに目をやると音を出していた主は普段一緒に仕事をしている学部の学生さんでした。

誕生日を知っていて、わざわざドアに飾り付けをしてくれていました。この歳になって自分の誕生日を大っぴらにするのは少し小っ恥ずかしいですが、折角学生さんがやってくれたので、その日1日はそのままにしておきました。その御蔭で色々な方から「おめでとう」と言ってもらえました。有り難いことです。ほっこりした誕生日となりました。

ちょっと闇

今年も無事誕生日を迎えられたのは良かったのですが、今年に入り自分の同級生やひとつ上の先輩の死があり、驚きと同時にそういう歳になったかと思ったものです。今までの友人の死は自分で自分を傷つけるものでした。それが今年は病気によるもの。日本人の平均年齢を考えれば50代はまだまだ元気で頑張らないといけない世代と思っているのですが、ヒトという生物として考えると、健康に気をつけていてもロシアンルーレットのように確率は低くても選ばれて病に倒れることがありうるのか、と考えるようになりました。

先輩というのは大学の部活の先輩なのですが、在学中だけでなく私が渡米後も何回か会う機会がありお世話になりっぱなしな方でした。いいのか悪いのか部活の先輩後輩という上下関係は長く続き、卒業後もご馳走になっていました。現役時のポジションも私がDBで先輩はWRですから、練習でも何度も相手をしてもらいました。会社経営という重責は大変だったかと思いますが、それが健康を蝕んだとは考えたくないです。何もお返しが出来ずに突然訃報を知る、というのはつらいものです。

このようなモヤモヤした感じが残っていた時に迎えたのが今年の誕生日でした。

少し明るいこと

このまま終わると暗いブログになるので、最後に明るい話を。先日誕生日を祝ってくれた学生さんが自分と仕事をしたことで大学から賞をもらえたので、今日はその表彰式に行ってきました。

まだ大学1年生で一緒に仕事を始めてから1年も経っておらず、この程度のデータでもらっていいのか?と日本人である私は恐縮してしまうのですが、アメリカは学生でもレジュメを作るのが大事なので貰っておいた方がいいのでしょう。確かに本人やそのご家族は喜んでいましたし、さらにやる気が出たと言っていました。来年は学長賞を取る、そうです(笑)。これぐらいモチベーションが上がるのなら良かった、良かった。

しかし学生向けの式は教員が表彰される式よりいつもお金かかってるんですけどね。

前菜として上のようなご洒落たものがドリンクとともに提供されていたのですが、教員向けでは見たことありません。まぁこれ以上いうと折角の明るい話が湿るのでこれくらいに。

素直におめでとう、頑張りました。

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