ロリポップのドメイン所有権確認出来ない話

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ドメイン管理はムームードメインのみ?

この週末、ルイジアナでもまた寒い日が続きました。ところが北東部のニューイングランド地方は記録に残る寒さだったようです。

Arctic blast grips U.S. Northeast, bringing frostbite-threatening temperatures

ニューハンプシャー州のマウント・ワシントンだと山の上とは言え体感で-79℃まで下がったとか。NYCやボストンなどの大都市でも記録的に気温が下がったようです。

この辺りでもテキサスのオースティン付近で寒さによる停電が起きている模様です。

Texas ice storm leaves hundreds of thousands without power

復旧が1日でも早く進むことを祈っています。これらの記事を見ると、うちのあたりの寒さで文句は言えなくなりました。

帯状疱疹、経過

先日原因不明の痛みから発疹が出て、結果帯状疱疹に罹ったことを書きました。

薬を飲み始めて5日経過したので、その経過報告です。最初の2日ほどは鎮痛剤を飲んでも痛みがありましたが痛みが深いところからだんだん表面の皮膚に移った感じがしました。痛みもズキズキからピリピリという感じに変わりましたが、お蔭様でこの痛みも週末にほぼなくなりました。その代わりに痒みが出てきて、これはこれでつらいです。患部の発疹ですが広がっているようには見えません。5日経っても水ぶくれみたいにはなっておらず、赤くただれている様子です。

脇の下の皮膚が張る感覚も残っており、痒みとともにどうも集中して仕事が出来ない(言い訳は言いたくないですが)感じです。

Googleサーチコンソールを利用出来なくなった?

初期状況

2023年1月より本ブログをホストするサーバをブルーホストからロリポップに変更しました。

今のところ特に不満はなかったのですが、小さいものの先週から問題が発生しました。今までブログを書いた後、更新した記事が検索対象になるようGoogle Search Consoleに通知をしていたのですが、急に出来なくなりました。ここで使っているドメインの検索パフォーマンスも閲覧できなくなりました。

代わりに以下のような対処を促すメッセージが出ました。

私の場合、サーバはロリポップですがドメイン管理はブルーホストのままです。言われた通りブルーホストにログインし、TXTレコードをDNS設定にコピーして確認をクリックしました。しかし1日経っても状況は変わりません。このままではだめなようです。

解決を試みる

ネットで色々と検索しました。まず見つかったのは以下のサイトでした。

ロリポップはdnsレコードでのドメイン所有権の確認が出来ない

記事も見る限り、この方もムームードメイン以外でドメインを管理し、Google サーチコンソールで、ブログのDNSレコードでのドメイン所有権の確認をしようとした所、出来なかったようです。

今でもこれは事実なのか確認しようと、ロリポップ内のサイトを探しました。

レコード情報の設定はどうしたらいいですか(ロリポップのDNS利用)

確かに必要なレコードが自動で設定されていて、任意のレコードを設定することは出来ない、と記述されていました。だめなんでしょうかね。

もう少し調べると以下のサイトに行きつきました。この方法を試してみることにしました。

他社で取得したドメインをロリポップでDNSレコードを設定したい

1.ロリポップの管理画面から「ロリポップ!のドメイン」を確認

ドメインのアドレスは便宜上xxx.xxx.xxx.jpになっていますが、実際はご自分のものを入力下さい。

2. DigテストによるDNSレコードの確認

以下のサイトからAレコードやTXTレコードを確認します。

nslookup(dig)テスト【DNSサーバ接続確認】

上のサイトの指示通りホスト名に先程コピーしたロリポップ!ドメインを入力し、オプションはANYを選択しました。確認結果でANSWER SECTIONを探します。

xxx.xxx.xxx.xxxはホスト・サーバーのIPアドレスで各自違います

このA, MX, TXTの情報を最低設定すれば良い、と上のブログで書いてあるので指示通りに設定してみます。

3. ブルーホスト側の設定

ドメイン管理をしているブルーホストの管理画面に入り、このブログで使用しているドメイン(npng2000.com)のDNS設定画面に行きました(Domain->My Domain->Manage->DNS)。

まずはAレコードを設定しました。Aという所にある右上の「Add Record」をクリックします。するとHost Record、Points To、TTLという3つの項目が出てきました。これは参照した記事にある項目と少し違います。Bluehostのサポートページで調べました。

Bluehost knowledge base

Host Recordは、

  • This is the domain or subdomain you wish to use. The @ symbol is used to indicate the root domain itself. In our example, the Host Record ‘FTP’ would be for the subdomain ftp.google.com and ‘@’ would be google.com itself.
Bluehostより

と書いてあるので、npng2000.comがルートドメインである私の場合、@を入力すれば良さそうです。サブドメインがある場合(上の場合ftp)は、ftpと入れればいいのかと思います。Points Toは上の記事で言うTargetと一緒のはずなので、調べたロリポップ!ドメインのIPアドレスを入れました。TTLは「time to live」の略で、このレコードがISPなどのDNSサーバーによってキャッシュされている時間だそうですが、デフォルトが4時間というので、そのままにしておきました。

結果以下のように入力しました。

Points Toは空白になっていますが、実際はIPアドレスを入力

「Save」をクリックして保存しました。

同様にMXレコードを以下のように設定しました。これはdigテストで取得した情報通りに入力しました。

次にTXTレコードです。これもdigテストで取得した情報通りです。

最後にGoogleサーチコンソールで出てきた情報による認証です。google-site-verificationで始まるTXT レコードをコピーし、ブルーホスト側のTXT(一つ上の画像と一緒の場所)の設定をしました。

これですべての設定が終了したはずです。しばらく時間を待ってGoogleサーチコンソールで認証されるか試しました。

結論、ダメでした。

潜在的な原因

設定はあっているように思いました。なぜうまくいかないんだろう?と少し考えたのですが、ちゃんと英文を読んでいた方はすぐに気づかれたはず。Bluehost側のメッセージを見落としていました。どの設定にも

The DNS records below will only apply if your nameservers are pointed to Bluehost.(以下のDNSレコードは、貴方のネームサーバーがBluehostを指示している場合にのみ適用されます。

と書かれていました。これって素直に読むとブルーホストのホストサーバをレンタルしていて、他のドメイン管理会社からのドメインを引き続き使う場合、DNSはブルーホストのものを使うので設定可能です、ということです。逆に私のように他のホストサーバをレンタルして、ドメイン管理だけブルーホストを継続して利用する場合、AレコードやTXTレコードを設定しても適用されない、と読めます。冷静に考えれば当たり前かも、です。

まとめ

結局最初のブログサイトで指摘された結論にたどり着きました。つまり私のようなロリポップ!でホストサーバ+Bluehostでドメイン管理の組み合わせの場合、

1)ロリポップ側にDNSレコードの設定項目がなく、結果TXTレコードを追加してドメイン所有権の確認は出来ない

2)ブルーホスト側からもDNSのTXTレコードを反映させられない

3)結果、Googleサーチコンソールでドメイン所有権の確認が出来ない

という結論になります。やっぱり価格相応の縛りがあるんですね。ドメイン管理をBluehostからロリポップ関連企業のムームードメインに変更するしか解決方法はないのでしょうか。一応サポートには問い合わせを入れてみます。

しかしサーバー移行に関してホストサーバ―先を探していた時、このことを指摘してくれた比較サイトは見かけなかったなぁ。

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