気候のこと、また銃による犠牲者のこと
週末は同業者と大谷選手の肘の怪我と治療法について、勝手に想像しながらどうなるか話し合っていました。トミージョン手術をするにしても最近は色々な改良型があることを知り、勉強になりました。
暑くて乾燥するルイジアナ
相変わらず今週末も暑かったルイジアナです。昨日の気温を調べてみました。ルイジアナ州ラフィエット市のそれです。
レコードが100Fで昨日が105Fだから、、、記録更新ですかね。
幸い今日はひと雨ありました。どのくらい緩和されるのか分かりませんが、水不足が少しでも解消されることを祈ります。
焼畑農業禁止?
乾燥しているから火事に気をつけて下さい、というのは理解出来ます。ただ以下の記事を見たときは驚きました。
UPDATE: Burn ban now forbids agricultural burns
えっルイジアナってまだ原始的な焼畑農業やってるんでしょうか?
The state burn ban has been expanded to forbid all agricultural burns, state officials say.(州当局によれば州の焼畑禁止令は拡大され、すべての農業用焼畑が禁止された。)
KATC
大昔に履修した地理の授業ですら、焼畑農業は原始的で効率が悪く、森林破壊や地球温暖化に多大な影響を与えうる農業方法、と習いました。農業的に機械化が進んだ先進国と思っていたアメリカですが、ルイジアナだと普通にやっているようです。ルイジアナは一般的なアメリカではない、と言われれば、まぁそうですが。
ガン、ガン、ガン
アメリカのどこかで毎日起こることですが、今日は色々と自分が居た、もしくは行ったことがある場所で銃による被害者が出たので、紹介します。
@サウスカロライナ州コロンビア
一つめ、サウスカロライナ州のコロンビアの話。サウスカロライナ大学の2年生が土曜日の夜中2時、家を間違えて別の家に入ろうとしたため、撃たれて死亡したとのこと。
A college sophomore was shot dead after trying to get into the wrong South Carolina home, police say
現場は500 block of South Holly Street , Columbia, SCという所で、地図を見るとRosewood Dr. 沿い。Rosewoodは自分が大学院生として6年間、ほぼ毎日使った道路です。しかも良く見るとすぐ近くに見慣れたPublixというスーパーが。ここに何回通ったかも数え切れません。
時間が悪かった、というのもあります。それでも日本の感覚だと「撃つ必要がありますか?」となります。しかしサウスカロライナ州を含む全米38州では誰かが私有地に入ってきた場合、容赦なく対応出来ることが法律で定められています。stand your ground lawという法律なのですが、、、
The statutes might be worded differently but generally allow a person to use force without fear of prosecution in response to a threat in a place where the individual has a right to be, including but not limited to a home.(法律での文言は色々あるけれど、一般的に自宅に限らず個人がいる権利を有する場所で脅威が感じられた場合、訴追を恐れずに武力を行使することが認められている。)
CNN
アメリカではむやみに私有地に立ち寄ることは、どんな時でも止めたほうが良さそうです。
@ノースカロライナ州チャッペルヒル
2つ目、ノースカロライナ大学チャッペルヒル校(UNC)で起きた教員狙撃の話。犯人である学生は捕まったようです。公のメディアでは生徒名や対象になった先生の名前が表に出ていませんが、ツイッターとかでは明らかになっていました。
UNC-Chapel Hill faculty member killed in shooting that sent campus into lockdown
上司の共同研究者がこの大学に居たので、記憶が正しければ2度ほど訪問し実験をお手伝いしたことがあります。時間があったときにキャンパスも練り歩いたので、事件となった場所をなんとなくですが覚えています。打ち上げで近くのレストランでご馳走になったこともありました。
UNCはフラッグシップと言われる州立大学でもトップに入る方の大学で有名ですが、今回もアジア系の留学生が悲劇を起こしてしまいました。博士課程で授業を教えながら自分自身も授業を取り、実験をして結果を出さないといけないストレスは良くわかります。先生と意見が対立することは私自身何度も体験しました。でもなー、何か他に方法がなかったのかなぁ、というのが正直な感想です。
世の中に出るとそれよりさらに理不尽なことに出くわして我慢を強いられるのですが、大学院生の時は毎日生きるので精一杯でありそんなこと分かりかねること、否定もしません。
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