1.9兆ドルの刺激策と給付金の行方、シカゴ市長と教員組合の対面授業に関する対立続く

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気づくと今日で1月が終わりです。慌てて来月の家賃を支払いました。先日リジェクトされた論文をどう対処するかも早々に検討しないといけません。

今日のニュース

10人の共和党議員から新大統領に送った手紙

大統領就任式当日にバイデン新大統領は1.9兆億ドルもの新型コロナウイルス救済支援策を提案しましたが、以下のFoxのニュース記事を読む限り共和党へのネゴが行われていなかった模様です。

それで超党的に(協力して)予算を通したいのなら協力すべきだ、として10人の共和党議員が大統領宛に手紙を出し、対案を提示しました。

彼らの対案内容は約6000億ドルの予算案で、もっと必要なところにお金を回すようにするプランとのこと。ざっと見る限り新大統領のプランに応じるところには応じ、支給しても消費に向かわない層には景気を刺激しないので今回の送付を見送る、などが提案されています。具体的には一家の収入制限を15万ドル未満に絞るようです。明日の月曜日にもっと詳細が説明されるようですが、真っ当な気がします。でも本来の提案の仕方が逆な気がしました。ざっくりバラ撒くのが共和党、弱者救済のため収入の低い層ほど手厚くなるような救済策を考えるのが民主党の考え方だと思っていたんですが。

共和党のネタとは言え、この話題をFoxニュースが拾ったのにもびっくりしました。

意外にもFoxニュースがワクチン接種拡大を求めてた

さらに意外だったのはFoxニュースがワクチン接種を広く浅く拡大することを訴えていた記事です。

以前ならば新型コロナウイルスのニュースをそれほど取り上げなかったのに、今日は変異種の脅威、そしてそれによるさらなる感染拡大を防ぐために一度でもワクチン接種する人の数を増やすことを提言しています。読んでいてCNNの記事かと疑ったぐらいでした。変異種による感染拡大を「カテゴリー5のハリケーン」に例えていますが、らしくないです。南アフリカで発見された変異種がサウスカロライナでも見つかったことも紹介しています。ニュース源はニューヨーク・ポストですが、掲載することを決定したのは編集者の意向が変わったのか、それともミスか。

シカゴで対面授業再開に向けて学校の先生と市長が対立

今日はFoxニュースで押し通します。イリノイ州のシカゴで市長が学校で対面授業を再開することを命じましたが、教師の組合が時期尚早として応じないことに苛立ちを示し、強行策に出る、出ないという話題です。

遠隔授業が宜しくない、と訴える市長に対し、教員組合は80%以上の親御さんが遠隔授業継続を望んでいてなぜ問題なのか?と反論しています。

この記事を読む限り話は平行線のままです。そもそもシカゴで先生方はワクチン接種を早々に受けられるよう行政が手配したのでしょうか?イリノイ州の患者数の推移も気になるところです。ちなみにルイジアナ少なくともラフィエット市は小・中・高と対面授業を多かれ少なかれやっています。感染が出たら2週間ほど遠隔授業して、その後また対面授業を再開する方式をとっています。あくまでも公衆衛生的に良いか悪いかの話ではなく、人々の考え方の違いです。

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