6年落ちデスクトップPCにHDD増設

desktop pc
この記事は約6分で読めます。
広告

海外のウインドーズ10・PCに3.5インチHDDを追加

私の近況

ブログ更新が滞りました。ウクライナの状況は依然緊張が続き、英語でニュースを見聞きしているもの直接関係のない自分ですら気が滅入り、書く(というかタイピング)気が失せていました。双方の言い分があるにせよ、まずは停戦して話すことは出来ないのでしょうか?国連という組織の無力さが浮き彫りになっています。理想と現実の乖離です。

自分のことは、というと恐らくそのうちここでも報告しますが、社内(正確には学内)の事情や政治に巻き込まれつつあり、余計な仕事がたくさん降ってきています。現在の自分の立ち位置、本来希望することとは真逆の方向に進んでいて違和感しかありません。ただ組織に在籍している以上、お客さん(生徒)に対し日々の業務を回しサービスを提供しないといけないので、他にやることがあってもやらざる得ない状況です。ただこのような類の仕事を続けていくかどうかは、状況が落ち着き次第、自分で決めないといけません。得るものもあれば失うこともあるので。

デスクトップPCにHDD増設

HDDの選択

家族でメディアPCとして使っているデスクトップPCでHDDがいっぱいになった、というのでHDD(内蔵)を増設することにしました。もう5年前ぐらいに購入したASUSのVivoPC M32CDというシリーズのPCです。

ASUS VivoPC M32CD DDR4-SDRAM i5-6400 Tower

CPUがインテルの第6世代で一般的にはWindows 11対応不可(サポート終了したら入れますけど)ですし、使い方も撮った動画を見たり編集したりするだけなので、SSDではなく安いHDDを取り付けることにしました。代わりに速さは多少高くても5400 rpmではなく7200 rpmのものです。気持ちですし、本来どっちでもいいですけどね。容量は迷いましたが2TBにしました。1TBあたりだともう少し容量が大きいほうが割安感がでるかも知れませんが、そんなに動画を溜め込むまでに次のPCを購入するでしょう。

アメリカで購入する場合、SeagateかWestern Digital(WD)で迷いましたが、Seagateは以前に比べて質が落ちたというのでWDにしました。HDDの回転数が7200 rpmの場合、WDの方が静かでいい、という書き込みもありました。3/19/2022時点で購入価格は$47。

Western Digital 2TB WD Blue PC Hard Drive – 7200 RPM Class, SATA 6 Gb/s, 256 MB Cache, 3.5″

今後内蔵HDD増設を検討する人に伝えておくと、PCケースを開け、中身を見てHDDの大きさを判断して下さい。デスクトップ用HDDは通常3.5インチですが、スリムケースだとデスクトップと言っても中身はノートPC用のマザボ、HDDも2.5インチのものを採用していたりします。

今回のPCの場合、ケースは小さめですがHDDは3.5インチベイでした。

上の画像を見れば分かる通り、このPCケース中は狭く、増設時には多少の工夫が必要です。また新たな機器を増設する場合、電源の容量も気にする必要がありますが、HDDならその必要はないです。ちなみにこのPCの電源は350Wです(小さい!)。

HDDの届き方、部品

アマゾンで注文するとプライムメンバーのお陰で2日後に届きました。届いた状態はこちら。

WDの箱なしでした。アマゾン独自の箱に梱包材で上下守られて送られてきました。またこれでわかったことですが、今後増設を検討する方にとって以下の2つのものが梱包されておらず、自分で調達する必要があります。

  • 内蔵HDDをケースに固定するネジ(4つ)
  • SATAケーブル

HDDは回転するので、左右2つずつ、合計4つのネジでPCケースに固定しないと振動してうるさいことがあります。

白丸で囲まれた部分をねじで固定、1つは画面上にはみ出て穴が見えない

私の場合、PCケースの蓋(横)を固定していたネジで代用し、PCケースの蓋用ネジは後で購入することにしました。通常ですが、PCケース内で使われるネジは3.5インチベイの場合#6-32 UNC screw、2.5インチベイの場合metric M3 screwだそうです。

ただPCケースによって微妙にネジがはまらないんです。私の場合、自作用PCケースに付属したネジを最初試したのですが、こちらのPCケースにはハマりませんでした。したがってこのPCケース(ASUS)の横蓋を固定していたネジを流用したわけです。横蓋は別に締めず開いていても、ちょっとうるさいだけで、新たにネジを購入した後につければいいだけですから。

逆にSATAケーブルは自作用PCについていて使っていなかったものを流用しました。もし手元にない方は自分で購入する必要があります。例えばですがアマゾンだと以下のようなものがありました。

BENFEI SATA Cable III, 3 Pack SATA Cable III 6Gbps

HDD側の口はフラットなものより角度がついている方が、特に狭いPCケースでは有用だと思います。

作業内容

必要な作業道具

  • 普通のスクリュードライバー(先が磁気を帯びているとネジがくっついて便利)
  • 貴方の指(手?)

所要時間はPCケースを開けて、多少配線し直しても30分ぐらいでした。

増設手順

  1. PCの電源を落とす
  2. PCケースを左右開ける(私の場合ネジを外し、蓋をスライド)
  3. 増設するHDDの場所とネジ穴を確認
  4. (オプション)DVDの電源ケーブルとSATAケーブルを外す(私の場合、隙間に手が入るよう一度外しました)
  5. HDDを入れる場所にスライド、ネジで左右固定(4箇所)
  6. 電源ケーブルとSATAケーブルを新しいHDDに接続
  7. SATAケーブルのもう一方をマザボ側のSATAに接続
  8. (オプション)DVDの電源ケーブルとSATAケーブルを元に戻す
  9. PCケースを閉める

もう一度画像をのせて、ケーブル類を確認します。

右側のSATAケーブルと電源ケーブルは1つ目のHDDに接続している状態です。それぞれのケーブルのケーブルを口を見れば、どのように接続するかわかります。実際SATAケーブルの口はL字型になっていて、反対につけようとしても接続出来ません。

多少の工夫(配線)

私の場合、2つのHDDが近いのでDVDについていた電源コードを新しいHDDにつけ、上の図で束になっていてまだ使っていなかった新しい電源コード(赤や黄色)をDVD側に付け替えました。

Windows側の手順

物理的にHDDを接続しましたが、今度はOS側に新しいHDDを認識させないといけません。Windowsを立ち上げ後、検索で英語なら「Disk management」、日本語なら「ディスクの管理」と入れて該当のウィンドーを開きHDDを初期化、あとは指示の通りに認識させるだけで終了です。この手順を画像で紹介しようと思いましたが、動画を見る方が簡単なので参照したものを紹介します。

送られてきたHDDが物理的に壊れていなければ、これでOS側にも認識され、すぐに増設したHDDドライブが動画保存先として使えるはずです。

まとめ

デスクトップPCであれば、HDDやSDDの増設は初めての場合でも問題なく対応できると思います。お金を払ってやってもらうような作業ではないです。

確認することはPCケースにあったHDDの大きさ、それを固定するネジやSATAケーブルの必要かどうかです。万が一間違って2.5インチのHDDを買ったとしても返品するか、それとも例えば以下のようなアダプターを購入すれば解決出来ます。

SSD HDD Holder 2.5 to 3.5 Mounting Bracket Hard Drive Adapter

コメント

にほんブログ村