オオタニさんの試合を観戦した@ヒューストン

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LA Angeles @ Houston Astros on 6/4/2023

6月の最初の週は学会参加でデンバーにいたのですが、この週にMLBロッキーズの試合はなし。NBAナゲッツのプレーオフ決勝第一戦がデンバーであったのですが、チケットが手に入らず観戦出来ず。さらに帰りの飛行機が遅延してその日は経由地のダラスに足止めで、家についたのは翌日の土曜日午後。これでは私が浮かばれません。

MLB観戦、ヒューストンは穴場かも

この週、ロスアンジェルス・エンジェルスがヒューストンでアストロズとの4連戦があるのも知っていました。MLB側の都合により(これもオオタニ効果による変更)、エンジェルスがヒューストンで試合をするのは同じカンファレンス、ディビジョンにも関わらず、今シーズン2回しかないのです。

しかしもう土曜日の午後遅く、チャンスは明日日曜日の1試合しかありません。仕事的には1週間不在にし、週明けの月曜日には積もり積もった雑務が色々あることが予想されます。身体もそれなりに疲れています。嗚呼どうしよう。

誘惑が週明けの憂鬱に余裕で勝ち、オオタニさんの試合観戦に行くことにしました。

ヒューストンまでここから車で3時間以上かかりますけど、何か?疲労?明日の夜以降に考えることにしました。仕事?月曜日の朝、考えます。

チケット

今回もSeatGeekを使用しました。おそらくほとんどの席は販売済みで、ここで売ってる席は再販のはずですが、今まで購入したのに行ってみたら席がなかった、というトラブルに見舞われたことがないからです。Vivid SeatsとかTicket Masterも基本一緒だとは思います。手数料は多少かかりますが、安心を取りました。

一緒に行く家内と値段の相談もしながら席の位置を決めました。上のアプリで席毎にどのように試合を見れるか画像で表示されるので、便利です。前日でも十分席はありました。自分らが予約した席からの風景は以下のように案内されていました。

家内の初めてのMLB観戦もあって、多少お金を払っても2階のいい所にしました。手前(三塁側)がエンジェルスのダグアウトですし、オオタニさんは左打席に立つのでよく見えるはずです。Great Dealという評価で$70 per personでした。これに手数料が15ドルぐらいだったかな。それでも以前ボストンでレッドソックスの試合を観た時よりは安く感じました。

席の情報は以下のサイト(https://mlbtours.jp/?venue_guide=211)に日本語で詳細に書かれていました。ご参考まで。

購入するとスマホのアプリにすぐチケットが送られてきました。当日はこれでOKです。

ミニッツメイドパーク

試合開始は1時10分でした。日曜日は朝早く出て、12時前にはミニッツメイドパークに到着。車を止める場所は球場に近くなるほど高いですが(見かけた中で一番高かったのは40ドル)、私たちは屋根のある駐車場で20ドルの所に止めました。それでも球場へは歩いて5分ぐらいで到着出来ました。

確かこの球場のメインロビーは、昔あった鉄道の駅・ユニオンステーションのメインコンコースで趣があります。外を歩くと、いくつものモニュメントがありました。

2017年はダルビッシュが後半ドジャースにトレードされプレーオフでも投げましたが、サイン盗みの疑惑がありました。この年のアストロズ優勝はすっきりしませんし、日本人として素直に褒め称えるのが難しいシーズンでした。ま、去年もフィリーズに勝ってワールドシリーズ優勝しているので、強いことは確かですけどね。

自分の席に近い入り口にたどり着き、荷物検査を受けて入場しました。知らなかったんですがこの球場、1リットルまでなら未開封のペットボトルのお水、一人一個まで持ち込めるそうです。次回は持参します。

1階入ってすぐの光景はこんな感じ。すでに試合前練習は終わり、選手はいったん中に入っている状態でした。久しぶりのMLBの球場で気分が上がります。

席がよく分からなかったのですが、Section 215は2階でクラブ席でした。1階と違い床はフローリング、滞在する人の数が圧倒的に少なく快適です。さらに空調も良く効いていました。

ちなみに席にから球場はこのように見えました。SeatGeekが提示した画像とほぼ同じで、満足です。

プレイボール!

この日の大谷翔平選手の打順は1番でした。敵地ながらもバッターボックスに入ると歓声があがります。

打席に入る前の彼はこのように見えました。

バッターボックスに入っても私のiPhoneカメラはこのぐらいの大きさで彼を捉えていました。

勝ち越しの2塁打タイムリー(現地映像)

しかし今日は両先発投手がよく、投手戦。エンジェルスは確か6回ぐらいまでノーヒットに抑え込まれてしまいます。ピッチクロック導入もあり異様に早い試合展開で、1時間半ぐらいで試合は8回表を迎えていました。オオタニさんはここまで3打席ノーヒット。試合は1-1の同点。ツーアウトながら1塁に走者がいた場面でした。

長打が出れば勝ち越し、と思ったので、この打席初球から全て動画に収めました。もしかしたらオオタニさんが打って勝ち越すかな、と期待したからです。その瞬間は2-3フルカウントの6球目に訪れました。

ツーアウトなので、フルカウントから走者がスタートを切っているのが分かります。ラインドライブがかかって惜しくもフェンス超えはなりませんでしたが、内角低めに入った変化球を叩いた見事な2塁打(スタンディング・ダブル)でエンジェルスが勝ち越します。最後にベンチ向かってガッツポーズを取っているのも分かりますね。

ちなみにTVでの画像は以下の通り。比較してみると面白いと思います。読み込みに少し時間がかかるかも知れませんが、6:14付近を参照下さい。

9回裏エンジェルスのブルペンが心配でしたが、「なおエ」にならず、無事2-1でエンジェルスが勝利を収めた試合でした。よかよか。

勝利の歓喜、お出迎え

今日はオオタニさんはDHだったので、勝利が確定した時はベンチでした。列をなしてフィールドで守っていた選手を出迎え、勝利のタッチ(=ハイファイブ)を交わしていました。

この4連戦今日まで一つも勝てずにいたので、最後一つ勝てて少しは気分良くチームはカルフォルニアに帰れたのではと思います。

おわりに

アメリカのくら寿司が一皿3.20ドルであったり、以前観戦したボストンでの席を考えると、70ドルは妥当というかお得とすら感じました。2階席はその階に関係する人しか入れない仕組みで、売店、トイレともに混雑がなく良かったです。またスタジアムの席もクッションが着いてただけでなく、空調のお陰で上から涼しい風が吹き試合を通じて快適でした。それとファールボールが手に届く範囲で3回ほど飛んできたのも、偶然ながら良かったです。

家内は初観戦でしたが雰囲気も含めて楽しんでいたようでした。唯一のご不満はこの試合アストロズのアルテューベ選手が怪我で出場していなかったこと。野球知らないのに「そこ?」とは思いますが。

あー、次観戦出来るとしたら8月です。トレードあるかなぁ。しばらくTVかネットで大人しく応援することにしましょう。

以上、ヒューストンのミニッツメイドパークにてエンジェルスと大谷選手観戦記でした。

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