【まとめ】緊急使用されている3社のワクチン副反応を比較したサイトの日本語訳

I got vaccinated
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3社のワクチンの副反応の違いを理解する

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ファイザー社のワクチンはティーンエージャーでも有効

まだ論文では未発表ながら、ファイザー社は自社のワクチンの有効性を12歳から15歳の子供でも確認したようです。

この記事によると治験規模は大人より小さいものの、2,200人以上の上記年齢に該当するティーンエージャーに大人と同様の間隔でワクチン接種を行った結果、プラセボを接種した群では18例の感染が見られたのに対し、摂取群では誰も感染しなかったとのことです。副反応の状況も大人で見られたものと同程度で、腕が痛かったり、頭痛がしたり、倦怠感があったと報告されています。恐らく今後数週間のうちに、緊急使用の許可申請を出すようです。

緊急承認を受けたワクチンの副作用の比較

副作用が出うる理由

昨日主に記事のリンク先を紹介しましたが、あらためて内容について今日触れておこうと思います。

まず特筆べきことは医師の言葉によればワクチンは、

When people get side effects from vaccines, it’s not really because of the vaccine; it’s more of the body’s immune response to the vaccine.(ワクチンによる副作用はそれが原因ではなく、ワクチンに対する身体の免疫反応によるものである。)

そして、若い人が比較的副反応が出やすい理由は、

In general, older people experience fewer side effects than younger adults, since our immune response gradually weakens with age.(一般的に高齢者は若い人に比べて副作用が少ないと言われているが、これは加齢により免疫力が徐々に低下するためである。)

だそうです。やっぱり私に副反応がほとんどなかったのは恐らく年齢によるものだと推測されます。

また熱などが出る理由ですが、

Vaccines spur our bodies to produce coronavirus antibodies. But since our immune systems can’t distinguish between a real infection and a vaccine-induced response, they still release inflammatory chemicals to protect us. That’s why people can develop a fever, muscle pain, fatigue, or headaches shortly after their shots.(ワクチンは我々の身体でコロナウイルスに対する抗体を作る。しかし免疫システムは、実際の感染とワクチンによる反応を区別出来ないため、接種時に我々を守るために炎症を起こす化学物質を放出してしまう。そのためにワクチン接種後すぐに発熱、筋肉痛、疲労感、頭痛などの症状が出ることがある。)

と説明しています。最後に腕が重くなったり痛みが生じる理由としては、

Once a vaccine goes into your arm, your blood flow increases and immune cells rush to the scene. This can result in pain, redness, or swelling at the injection site.(ワクチンが腕に入ると血流が良くなり、免疫細胞が駆けつける。その結果注射部位に痛みや赤み、腫れなどが生じることがありえるのである。)

となっています。これも納得できますね。

3種類のワクチンの副作用の出方の違い

まとめると以下のようになっていました。上から順にファイザー、モデルナ、ジョンソンエンドジョンソンとなっています。また副反応の出方は年齢によって2つのグループ(例:ファイザーの場合18-55歳と56歳以上)に分けられ、割合(%)で表示しています。pfizer-side-effect

moderna-side-effect

jandj-side-effect

注)dose=投与、Injection site pain=注射した場所の痛み、Fatigue=倦怠感、Headache=頭痛、Body/muscle aches=身体の痛みや筋肉痛、Joint pain=関節痛、Nausea/vomiting=吐き気、Chills=寒気、Fever=発熱、Diarrhea=下痢

これを見る限り、記事の通り確かに以下のことが言えそうです。

  1. やはり副反応が出る事例は高齢者の方が若い人に比べて少ない。
  2. J&Jのワクチンによる副反応は他の2つに比べて比較的穏やかで、発症例も少な目である。

もっとも副反応が出ないためワクチンの効き目は高齢者で劣る、ということは全くありません。また若い方もCOVID-19で起こるうる重篤かつ悲惨な結果に比べれば軽微ですので、心配しすぎることはないですよ、と伝えられています。

以上、今後接種される方のご参考になれば幸いです。

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