レンタカーがない?米国では需要増加でレンタカーやガソリンの価格が上昇中

Rent a car
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感染者減らずも経済的需要は戻りつつあるアメリカ

今日はIACUC委員のお仕事の一環でニューイベリアのリサーチ・センターに行き、施設点検を行いました。私の担当はアカゲザルを繁殖させる施設の一部でしたが、その部分は最近改築されたばかりで特に指摘することはなく、むしろ2月の寒さにも負けずにすくすくと育っているサルの子供を見て安心しました。少なくともこのパンデミックが終わるまで、彼らの協力は欠かせません。

レンタカー高騰

さてうちの大学もイースターに合わせて来週春休みに入ります。私は出かける予定ありませんが、学生の向かう先はやっぱりフロリダが多いようです。日本に伝わっているかわかりませんが、マイアミでは先週、収拾がつかなくなり夜間外出禁止令を出していました。今週末はどうするのでしょうか。


フロリダは元々マスク着用を義務付けず、ビジネスを閉鎖しなかったのですが、それに加えそこに行くまでの航空チケットも安かったことが春休みに入った大学生を多く引き付ける要因になりました。

一方でフロリダと言えばレンタカー利用も他州と比べて安かったはずですが、パンデミックの後遺症でものすごく高くなっている様子です。

起亜自動車のRioは小さい車ですが、借りるのに1日300ドルとは驚きです。これだけ高騰した理由は、レンタカー会社がパンデミック不況を乗り越えるため車を売り現金を確保しためだそうです。その後も在庫を確保できず、需要が戻ったのに車がないので高騰したとのこと。この状況はフロリダだけでなく、アリゾナ州のフェニックスやハワイでも起きているそうです。まぁタクシーやUber、Lyftを利用すればいいんでしょうね。

ガソリン価格も上昇

車を借りられたとしても、今度はガソリンがかなり高くなってきています。このあたりのルイジアナでもレギュラーで1ガロン2ドル50セントを超えてきていますから、他の州ならもっと高いと思います。全国平均はどれくらいかな、と思って調べてみましたが、1ガロン2ドル89セントだそうです。

上の記事によるとペンシルバニアやイリノイ、アリゾナ、ユタ、ネバダ、カルフォルニアなどではすでに3ドルを超えているとのこと。また5月のメモリアルデーあたりまでに平均で3ドルが普通となり、そうなるとこの数字は2014年以来となるそうです。毎日車を乗る人間にとって、これは困ったことになります。

原因としては3月初め、需要が増し始めたのにOPECやロシアなどの原油産出国が減産を決めたのも拍車をかけているとのこと。この価格帯ならアメリカはシェールオイルで対抗し価格を抑えられるはずですが、こういう時は便乗値上げして儲けるんでしょうね、業界的には。

パンデミック時は出かけられなかったけど、悪くなかった、という人も出てくるかも知れません。

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