大相撲の負傷現場にみた、ありえない悪しき医療対応の例

emergency response
この記事は約3分で読めます。

まず私事ながら今日は誕生日でした。人並ながらここまで大きな病気もせず、健康で生きてこられた幸運と周りのサポートに感謝したいと思います。それでも昨年同様パンデミック下なので、家の中でお祝いしてもらいました。唯一ラボで仕事する前にスタバに寄り、コーヒーを大きなサイズでもらいました。スタバさん、毎年美味しい一杯、ご馳走さまです。

個人的な話をもう一つ、甥が先日、大学卒業したことを聞きました。日本もパンデミック下でどのように大学を通い、就職活動をしたのか、気になっていました。無事4月から社会人になるとのこと。当たり前ですが彼が赤ちゃんのときから知っているので、非常に感慨深いです。場所は離れていても、どんな形であってもお祝いしないといけないなと思っています。

マイアミは今週末も賑わっているらしい

昨日フロリダ州のマイアミで春休みに入った学生が大勢訪れ、ソーシャルディスタンスなどが保てず問題が起きていることを書きました。

市は先週夜8時以降の夜間外出禁止令を3日間だけ出したのですが、今週はどうなったと思っていたら4月12日まで延長されたようです。

共和党の広告塔であるFoxニュースでこういう書き方をするのですから、実際に時間を過ぎても通りに残っている輩はいるのでしょう。マイアミ警察の報道官によると金曜朝の時点では逮捕者がなさそうなものの、2月以降1000人以上の逮捕者を出し、102丁の銃が押収されたそうです。これもアメリカかな、と理解するしかありません。

大相撲でありえない対応

今知ったのですが、大相撲である力士が頭から土俵に落ち、動けなくなったにも関わらずすぐに対応せず、まずは勝ち名乗りが優先されたようです。

その時の現場を動画で時系列で見ていないので正確に判断は出来ませんが、頚椎圧迫・損傷が疑われる場面で頭を固定せずに身体の位置を変えられ、搬送されたとのこと。搬送中も首と頭が固定されていません。アメリカのスポーツ現場ではありえない対応で、驚きました。医師が同伴したとも書かれていますが、失礼ながら写真から見る限り(間違ったやり方をしているにも関わらず)手伝ってもおらず、救急救命のご専門ではない医師と見受けられました。医師の資格どころかCPRの知識すら持った方がいない状況だったんだと思います。ひどすぎて言葉がありません。

動画が手に入ったら、こちらの授業で悪しき例として紹介しようと思います。プロのコンタクトスポーツであの対応は、はっきり言って恥、というレベルの問題です。

正しいやり方(首を固定するcercival collarやネック・ブレイスがある場合)

正しいやり方(カラーがなく腕や手で固定する場合)

コメント

にほんブログ村