NFLは今季新型コロナが流行しようとも全て試合を完了ーしかしプレーオフでも主役はウイルスかも?!

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今日はねずみの面倒をみたあと、実験してきました。うまくいったのでよかったです。

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新型コロナ蔓延下でのNFLのレギュラーシーズン

今日からNFLのプレーオフが始まりました。新型コロナウイルスの流行下で各チームが厳しい運営を強いられ、時には感染や濃厚接触であるポジションの選手(例:RBが全ていなかった第17週のニューオリンズ・セインツ)が丸ごと試合に出れないことが何度もありましたが、レギュラーシーズンはどうにか中止なく全試合を行えました。プロとは言えこんな状態でよくやったなぁ、というのが正直な印象です。大学のフットボールはかなりの試合がキャンセルになりましたから。

プレーオフは?

クリーブランド・ブラウンズの場合

ただ今週末からプレーオフが始まったとは言え、レギュラーシーズン同様にユニットの選手が揃わない例があるようです。今回一番苦しい試合を強いられそうなのがクリーブランド・ブラウンズです。

The Pittsburgh Steelers’ Opponent Has a Covid Outbreak. Again.

記事によると週の頭に5人の選手の陽性が判明し、今週の試合に出れなくなりました。この中にヘッドコーチやプロボウラーのラインメンが含まれています。それだけでなくNFLの規定により金曜日の午後までチーム施設を閉めることになり、練習も満足しないで試合に臨むことになります。彼らは第16週でも同様なことが起き、そのときはWRの選手が全員不出場。そのためNFLで断トツ最下位、今季1勝しかしていないニューヨークジェッツに敗れました。結果ディビジョンで優勝できずプレーオフの日程もキツイ組合せとなりました。こんな中ブラウンズは今季2度目のチーム内クラスター発生です。可哀そうに。

ニューオリンズ・セインツの場合

一方でここルイジアナのセインツは先週試合に出れなかったメンツが一同に戻れるようです。この中にエースRBのカマラやWRのトーマスが含まれます。

Saints activate Kamara, Thomas for playoff game vs. Bears

先週は急遽TE(しかしRB経験者でグリーンベイ・パッカーズでもチーム事情でRBをプレーしたことある)モンゴメリーが代役を務めましたが、ほぼパス一辺倒の偏った攻撃でした。それがカマラを筆頭とするRB陣が戻り、レシーバーもエースのトーマスが戻れば先週獅子奮迅の活躍をしたサンダースなどの2番手以降のレシーバーの負担も減ることになり、バランスがとれるでしょう。

新型ウイルス流行下で行う試合の教訓

実は恐らく全てのチームで感染者がでているかと思いますが、必ずしもチーム施設が閉鎖されたり、練習が制限されたわけではないです。各チームの医療スタッフが知恵を絞り、こんな状況でも対応してどうにかシーズンを乗り越えてきました。このことから今シーズンは単に強さよりも、チームのマネジメント、選手層の厚さなどが上位に来る大きな要因を占めているように感じます。春には全米でも有数のホットスポットとなり、夏も感染者増でルイジアナは全米最悪な時期もありましたが、セインツはどうにかまた今シーズンもプレーオフの舞台まで戻ってきました。ここまで来たのなら今年こそセインツがスーパーボウルに戻ることを期待しましょう。

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