まとめ:学生寮に住むにも寝具やタオルは自分で用意する必要あり!
学生寮には何があって、何がないかを知る
前回は日本出発から渡米までの話をしました。今回は渡米後、初日に何をするべきか、私の経験をお伝えします。
アメリカに来た、さて何をする?
今後の寝床を確保
1つ目、まずは寝るところを確認。渡米初日はホテルに泊まるのがほとんどでしょうが、そこから次の宿に行かないといけません。私の場合は出発前からとりあえず学生寮に入ることを決めていて手続きをしていました。ホテルからキャンパスまでは徒歩で行ける距離だったので歩いてキャンパスに向かい、インフォメーションセンターで学内の地図を確保(その時にスマホなどないです!)、そして学生寮を管理しているオフィス(その大学ではDepartment of Housing and Residence Lifeという所でした)がある建物に行きました。そしてそこからの指示で自分の部屋が割り当てられた学生寮の建物に移動。そこの入り口で大学院生のRA(Residential Assistant)と会いチェックイン、鍵をもらって部屋を案内されました。
ここまでの注意点は1つ、アメリカの大学のキャンパスは広いので大きな荷物はホテルに置いて歩くこと。あとは学生寮の予約が完了してある書類を手で持っていれば、英語がつたなくても色々な人が助けてくれて学生寮まではたどりつくでしょう。
寮の部屋であるもの、ないものを確認する
さて部屋に入ってびっくりしたこと。アメリカの田舎なのに部屋が狭い。こんな所でルームメイトと部屋をシェアするなんて全く想像していませんでした。またベッドはありましたが、フレームとマットレスがあるだけ。枕もシーツもなければ、毛布もありません。TVも寮生が持ち込まないといけませんでした。現在だとWiFiの有無、接続の仕方が生命線になるかと思いますが、当時は電話線経由で接続だったので固定電話が開通しているかどうかを確認したことを覚えています。とにかく狭さと何もなさに驚きというか、多少の絶望感がありました。一方でここに移動さえすれば寝るところは確保出来ますし、寮住まいはカフェテリアでの食事つきのプラン(寮によってはキッチンがあったりなかったりします)を選択していたので、少なくとも今学期は生き延びられることを確定できました。言葉もおぼつかず、道も不案内で友人もいない外国で、これらをまず確保することは重要かと思います。
必要なものを調達をする
2つ目、寝具の確保。上記の通り枕もシーツもないので、買ってこないといけません。今ならネットでスーパーマーケットを探し、UberやLyftでそこまで連れて行ってもらう、ということが可能ですが、私が留学した2000年にそんな便利なものはありません。寮の受付に戻り、スーパーの場所と誰か車出してくれないかお願いしたのですが、学期前から寮にいてそこに住むRAや生徒はみな留学生で、誰も車を持っていませんでした。ただ地図と一番近いスーパー(といっても2マイルぐらいあった)の場所は教えてもらったので、そこまで徒歩で行くことにしました。
今でも思い出すのですが、行ったことのないスーパーまでの道のりが長いこと。さらにアメリカ田舎あるあるなのですが、通りに歩道がないことが多いのです。ようやくスーパーについたときは駐車場の広さにまずはびっくりしましたが、ホッともしました。寝具ですが、取り急ぎ現状をしのげればいいので、デザインにこだわらずセットになっているものを購入。これらの他にバスタオルと石鹸、シャンプーを買ってまた学生寮に歩いて戻りました。学生寮に戻った時は日が暮れ始め、私も疲れていたのでその荷物だけおいて鍵をかけホテルに戻りました。ホテルには渡米中にロストした荷物が届いていて一安心。大きな荷物に入っていた日本のカップラーメンを食べて就寝しました。これが私の留学初日でした。
インターネット時代は以下のような対応も可能
ただ今なら初めての場所を歩くにも日本からスマホ持ってきてナビを使えばいいですよね。そもそも寝具もアマゾンとか事前にネットで購入し大学の自分の住所か寮に送りつけることも出来ます。買い物に出かけるにしてもUberかLyftを使えばいいだけの話です。従って私が経験したこんな苦労は事実上必要ないですね。
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