米国で仕事する上で最も重要な技能は?

この記事は約4分で読めます。
広告

一般的な日本人、結構苦手かも

AT programが認可

恐らく昨年3月に暫定学科長になってから一番うれしいことが起きました。弊学科の大学院・修士課程のアスレティックトレーニング(AT)・プログラムが認定機関(CAATE)より認可を頂けました。

Find an Accredited Program

私は資格(ATC)を維持していたため内部事情で昨年から1年限定でATの教員(兼任)となり、教員としてそしてアドミンとして書類を準備したり、面接を受けたりしてきました。私にとって本来の業務とは全く別、給与も出ないボランティアの仕事でしたが、この認定を受けないと現在在籍する大学院生が資格をとるためのテストを受けられずに路頭に迷ってしまうので、その使命感だけで仕事をしてきました。今はストレスから開放され、ただホッとした気持ちでいっぱいです。

電話で連絡の重要性

メール?チャット?No

世の中メールやらテキスト、もしくはSLACKやMS-Teamsなど、仕事でコミュニケーションを取る手段は増えるばかりです。パンデミックをきっかけに一気にリモートワークが進み、その重要性が高まりました。しかし一つ欠点があります。送った相手が仕事をサボれば読まず、もしくは読んでも都合が悪ければ後回し、そして忘れ去られます。結果こちらはシグナルを送ってもコミュニケーションは成り立ちません。

アメリカでは日本以上にメールなどで返信がないのは日常茶飯事です。せめて受け取った、という返信があれば有り難いのですが、それもないです。一番いいのはその人の所に言って直接話すこと。相手が嫌がるかも知れませんが、効果的です。しかし離れていたりして必ずしも担当者と直接話す機会が持てない場合どうするか。こんな時は電話に限ります

アメリカで生活すると分かりますが、電話でないと受け付けない場合も多く存在します。自動車事故にあった時のクレームはネットで報告出来ても、必ず保険会社から電話で確認が入ります。銀行やクレジットカードで問題があるトランザクションがあった場合も、電話での連絡が一番確実です。飛行機で遅延やキャンセルが起き、振替え便を探す時も空港にいなければネット検索より電話の方が話は早いです。留学しようと願書を提出して結果を待つ時、渡米前にI-20などの発行状況を確認したい時、国際電話で留学生オフィスに直接連絡した方が絶対にいいです。例え英語が苦手でも、です。

保守的と思うかも知れませんが、アメリカ人間の連絡はいまだ声で伝えることが多いのです。

コミュニケーションを早く円滑に

自分が渡米後学生の時は出来る限りメールを使っていました。万が一聞き取れなかった時、後で確認出来るからです。ところが仕事についた途端、仕事柄メールでの連絡はなくなりました。アスレティックトレーナーという現場での仕事だったので、全てが声によるコミュニケーションでした。

教員になってもそれは続きます。授業中生徒から質問を受けるのは相手の表情も分かり、楽です。生徒からメールでも質問が来ますが、1回で問題が解決しなさそうな場合は効率が悪いので、直接オフィスに来てもらい話すようにしています。メールに書いたことでつまらぬことで足を引っ張られるのも嫌です。

さらに暫定ながら学科長になると、上司や同じ役職の人の連絡も電話が圧倒的に増えました。私がいるオフィスがメインキャンパスから少し離れていて直接話すのには面倒なこともありますが、快く解答が出せなさそうな話は前もって相手に電話で話し、探りを入れては調整した上で上に伝えるという作業が増えました。そう、日本で言う根回しがアメリカでも(少なくとも今の職場では)かなり存在します。

実は今日も電話で話しこみました。もともとはメールでやり取りしていたものの、相手側から「電話でオフレコで話せない?」という依頼があったからです。トラブル対応だったのですが、こちらの担当者が送った依頼内容にムリがあり、事情は理解出来なくないものの、このままでは上司から承認を受けられない。だから僕が間に入って通るようなシナリオを一緒に考えて、穏便に問題を処理する方策を相談したい、という話でした。要は助けて、ということでした。

本来私が絡む必要のない話だったんですが(笑)、開口一番「はぁー(ため息)、すみません巻き込んでしまって。私はこの件にもう関わりたくないんですけど」という言葉を相手が発したので事情を察しました。アメリカ人でもストレスは有るみたいです(笑)。

まとめ

私の場合、在米長いとは言え未だに電話で英語を話すことに若干の苦手意識があります。当たり前ですが自分の英語はネイティブではないですし、相手の顔も見えなければ、ジェスチャーも使えないからです。聞き返されることも少なくないです。しかし職務上使う場面は急激に増えましたし、出来れなければ仕事のスピード感を失うので、最近は覚悟を決めて積極的に使うことにしました。

電話しか手段がなかったときは当たり前のように誰とも電話で連絡をしていました。しかし現在は職場だとメールやメッセージアプリでの連絡が増え、余り知らない人、目上の人にはアポイントを取らずに直接電話するのは失礼という感も出てきました。そんな中お伺いを立てずにすぐに電話して話せる同僚が増えたことは、少しこちらの環境に慣れてきたかなと思う次第です。

ということで、英語の程度がどうであれ必要な時は電話で話し、相手から答えを引き出して下さい。メールが来ない、と嘆きながらそれでも待つのは時間の無駄です。どなたか同意して下さいませんか?

コメント

にほんブログ村