パンデミックもなんのその2021年度ケンタッキーダービー開催、結構な数の観客が

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第147回ケンタッキーダービー開催

気付いたらもう5月でした。大学の春学期も今週で終わりで、学生が宿題を提出したか、テストの点数に文句はないか、など最終的な成績をつけて提出しないといけないので、教員も学期中でも一番忙しくなる時期です。ましてや春学期は卒業がかかった生徒が多くいるのでミス、遅延は許されません。

場内の様子

5月頭の風物詩、ケンタッキーダービーがチャーチルダウン競馬場にて行われました。以下の記事にあるようにインフィールド(観客席でなく、レーストラックの内側、一番安い席)は例年より少ない客入り、とありますが、パンデミック下で十分に多いと思います。マスクしてない人多いですし、インタビューの中でシカゴから来た人も「ここはシカゴと違って規制が厳しくなく、気分がいい」ようなことを語っていました。

レース内容

私は仕事をしていたので生放送で観戦出来ませんでしたが、レースの動画を紹介しておきます。なかなかの接戦でしたが、開始早々飛び出したMedina Spiritが粘り強く走って追い込みを振り切り、ダービーを制覇しました。あるニュースの見出しだとMedina Spirit goes wire-to-wire in Kentucky Derbyとなっており、この「wire-to-wire」が「最初から最後までトップを走った」、という意味です。スポーツの記事を読むとき、例えばゴルフで初日からトップに立ち首位を譲ることなく優勝したときに「〇〇 wins wire-to-wire the PGA championship.」のように使います。

日本の制度とは違う賭け方、支払われ方

ケンタッキーダービーは出走する馬の数が多いので、勝ち馬を当てるのが簡単ではない気がします。今回の1着は8番人気、2着は7番人気、3着は9番人気でした。

以前も紹介しましたが、上の記事の払戻金を確認する上でアメリカ競馬の賭け方と用語に慣れ親しんでおきましょう。

  • Win:1着馬を予想(単勝)
  • Place:1着馬か2着馬を予想(買った馬が1着か2着になれば勝ち、馬連)
  • Show:1着、2着、3着になる馬をあてる(買った馬が1着か2着もしくは3着に入れば勝ち、複勝)

記事ではWinの場合、オッズが12-1だったので10ドルの賭け金で120ドルのリターンと書いてありますが、実際の払い戻し金額は賭けた金額も帰ってくるので130ドルです。

  • Exacta:1位と2位になる馬を順番通りに当てる(最低2ドル、馬単)
  • Trifecta:1位、2位、3位になる馬を順番通りに当てる(ダービーでは最低1ドルから、3連単)
  • Superfecta:1位、2位、3位、4位になる馬を順番通りに当てる(ダービーでは最低1ドルから)

今回のダービーだとExacta(馬単)は8-7で2ドル賭けた場合リターンは$503.60、払戻金は$505.60となります。あー、夢がありますね。

馬券を買う場所

おまけの情報ですが、アメリカ国内なら色々な所で馬券購入可能です。「Off Track Betting facilities」という場所を探せば、近くのいわゆる場外馬券場がわかりますし、家でやりたいならオンラインでも可能です。

因みにTwinSpires.comはケンタッキーダービーで唯一の公式オンライン賭けサイトです。もちろんギャンブルは大人になってから、賭ける金額も身の丈にあったものを自己責任で行う必要がありますが、そうでなくても気分転換にアスリートの馬が走っている姿を見るのはわるくありません。

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