自分の足の傾向を知る@HOKA

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フィットする靴が少ない理由?

今日は気温が80Fをようやく超え、ボストンも夏かなと思える気候になりました。湿度はそれほどでもないのでまだ過ごしやすいです。ただ週末は雨が降るみたい。これだけ暑いので水分が上に上がっては冷えて落ちてくるのも仕方のないところでしょうか。

メモリアルデー@ボストンコモン

前回メモリアルデーに触れたのに、星条旗で埋め尽くされたボストンコモンの様子を紹介することを忘れました。折角動画も撮ったので、リンクを貼らさせて下さい。

メモリアルデーは南北戦争以降、戦死したアメリカ軍兵士を追悼する日ですが、ここにある旗の数はマサチューセッツ州出身で名誉の死を遂げられた人の数だそうです。その数37,000以上。風景は壮観ですが、その背景を考えると神妙になります。合掌。

スニーカーが欲しい

何がいい?

会社勤めに戻ったので普段は革靴っぽいスニーカーを履いていますが、この靴運動には適していません。普段履きのスニーカーはありますが、長いこと履いていたせいか母指球辺りの底がすり減って穴が開いてしまいました。買い替え時です。

普段履きによさげなスニーカーを探しました。色々なサイトがいくつもの靴を推奨していますが、私が最初に見たのは以下のサイトです。

The 10 Best Walking Shoes of 2025

あれっ?知らないうちに聞いたことがない靴メーカーが紹介されていました。スポーツ系の靴はナイキやアディダス、日本だとアシックスなど、開発費用を考えると寡占状態だと思っていました。HOKA? On?Brooks?恥ずかしながら初めて聞きました。

HOKA?

Most Versatile Walking Shoe for Menという項目でHOKAの靴があったので、少し調べてみました。HOKAは元々フランスのメーカーなんですね。スキー商品で親しみがあるサロモンの元社員が立ち上げたようです。

HOKA was founded in 2009 in Annecy, France. The company is now headquartered in the US, specifically in Goleta, California.(Source: Where are Hoka Shoes Made?)

(HOKAは2009年にフランスのアネシーで設立。現在はカリフォルニア州ゴレタ(Goleta)に本社を置いている。)

Goletaはサンタバーバラ群にある市だそうです。つまりロスアンジェルスが一番近くて大きな都市。

しかし設立が2009年なら私は知る由がありません。その時期は博士課程の大学院生、その後はポスドクですから、世間の流行から一番離れている時期です。

特徴を見るとどうやら厚底靴で頭角を現したみたいです。歳を取るとちょっと運動すると膝や腰への影響が気になるので、クッションがいいなら良さそうです。

HOKAの店舗へ

調べてみるとボストン内に実店舗があるようなので、行ってみることにしました。コプリープレイスの中でした。

HOKA Store Boston, MA(800 Boylston St Suite #161, Boston, MA 02199)

店内に入って少し商品を見ていたのですが、面白いことに3Dで足のサイズを測れるような機械が置いてありました。写真を撮り忘れましたが、確か以下のような機械のはずです。

SafeSize

店員さんに「使っていいですか?」と聞くとどうぞ、というので使ってみました。数分で測定は終わりましたが、私の結果はこちらです。Eメールで送ってくれました。

SafeSizeによる自分の足

上の図だと小数点以下切り上げられていますが、実際はもう少し細かい数値を知らせてくれます。

靴下脱がずに測定したので誤差はあるはずですが、確実なことは右足が大きくて幅も広い、甲高ということです。足の大きさの0.12インチ差は約3ミリ、横幅の0.22インチ差は約5.6ミリです。この差がどの程度靴のフィット感に影響があるかは分かりかねますが、幅広、甲高というのは平均的なアメリカ人の傾向とは異なります。Nikeの靴がどうも合わない理由もここにありそうです。

その後の画面でHOKAの靴でフィットするだろう商品が画面に写しだされました。

画面が見づらいのはご容赦を

面白いことに同じHOKAの商品でも、私の場合サイズを変えた方がフィットすることが判明しました。横幅だけは2Eがいい、ということは不変ですが。また元々のウェブサイトで勧めている「Hoka Transport」ここにはなかったです。自分には合わないのかも知れません、残念。

このデータを基に上で勧められた靴を3足ぐらい試し履きしてみました。靴にもよりますが、ぴったりなのと少し緩い感じのものがあります。店員さんにそれを話すと「あくまでも3Dデータは参考なので、実際に履いて自分にしっくりするものをお選び下さい」とのこと。ま、おっしゃる通りです。

少なくとも靴は一度履いたことがあるものでない限り、なかなかネットでは購入に踏み切れませんね。

まとめ

自分にとって初めてHOKAというメーカーを知り、その店舗に出向いて足の3D測定をしました。このお店で体験出来ることは、レベルの高い競技選手のための厳密なマニュアルな測定ではないですが、自分の足の傾向(=典型的な昔の日本人)を知るにはいい機会となりました。

最後にこれは人それぞれの感覚ですが、普段履きとしてHOKAは価格帯が少し高いかな、と感じました。普通に100ドル越えです。これって今だと一般的なんでしょうか?それとも自分が貧乏性すぎ?

いい年だし健康を考えてそのぐらい投資しろ、という背中を押してくれるようなコメントがあれば歓迎します。ご教授下さい。

マサチューセッツ州ボストンは大谷選手のスポンサーをしているNew Balanceの創業地です。I-90沿いに本社のような大きな建物を見たことがあります。本来であればここの商品を買って地元を盛り上げるのが筋かも知れません。

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