ワクチン接種と感染低下の向こう側ーアメリカ西部の制限緩和状況

Deep breath at the top of the mountain
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制限解除に慎重な場所でも大幅に緩和へ

今日もこちらの新聞を斜め読みします。自分自身の英語の勉強です。日本では都市圏で緊急事態宣言が継続している、と聞きますが、良くも悪くも先を行くアメリカの状況を知っていただけたら幸いです。

CDCも12歳以上にワクチン接種推奨

FDAが一昨日、ファイザーのワクチン接種許可対象を12歳まで引き下げました。

これに呼応して、CDCも推奨することにしたようです。

FDAとCDCの力関係は知りませんが、違ったグループが検討してもその有用性を見出し推薦しているものだと理解します。CVSなんかは早速明日から接種出来るようにするみたいですね。

ラスベガスのカジノ、100%顧客を入れて営業へ

パンデミックで大きく売上を落とした業界の一つにカジノがあるかと思いますが、カジノの大手MGMでは収容制限なし社会的距離の制限も解除して営業出来る許可をとったようです。

ただしMGM敷地内ではいまだマスク着用が求められるのでお気をつけ下さい。ルイジアナもカジノが多くあるので、状況はどうかなと調べてみました。収容制限はないものの、社会的距離の維持とマスク着用は必要みたいですね。

カルフォルニアは大抵の場所でマスク着用解除へ

何度も大規模な感染があった一方で、リベラルな方が多く積極的にパンデミック対策を行ってきた(と思われる)カルフォルニアですが、ついにそこでもマスク着用義務を解除する日が近づいているようです。

ニューサム知事は6月15日以降多くの人が集まる場合を除き、普段はマスク着用をしなくてもいいようにするようです。

ガイダンスによれば、予防接種を受けていない人と屋内で集まる際にはマスクを着用し、完全に予防接種を受けた人はマスクを着用せずに屋内で会ってもいい、とするようです。屋外では大規模な集会に参加する場合を除き、マスクを着用する必要がない、としています。ただ問題はワクチン接種したのをどうやって確認するか、でしょうね。

現在カルフォルニア州の陽性率は1%を少し上回る程度で、ワクチン接種率も他州と比べれば進んでいるとのこと。ルイジアナだと陽性率は5%ぐらい、ワクチン接種率でカルフォルニアより15ポイントぐらい低い状態でマスク着用義務を解除しましたから(現在は感染率3-4%、接種率の差は18%程度で推移)、かなり慎重に対処したかと思います。

パンデミック中、カンニングが大流行

私もロックダウン中に実感していましたが、パンデミック中大学の良し悪し問わずカンニングやインチキがテストや宿題で横行していたようです。真面目にやった生徒がバカを見る、という典型です。

私自身オンラインの監視によるテストも行いましたが完全に捕まえることも出来ず、また生徒のITリタラシーの低さも手伝って受けさせるにも一苦労で散々でした。上の記事と同様にユーザーのemailアドレスやIPアドレス、サイトへのアクセス時間などからカンニングした生徒を割り出しましたが、決定的な証拠とはなりえませんでした。またこれ以上お金と時間がかかる調査に残念ながら学校側が積極的でなかったので、泣く泣く追跡を諦めました。せめて生徒が使うmacアドレスを登録させ機器を特定出来ていたら、とは思います。

遠隔授業は良いところ、悪いところ、両方あるかと思いますが、テストだけは(特に学部生や暗記が主な学習内容となる科目、例:解剖学)試験監督がいる会場で行いたい、と強く感じました。また人が作った授業のパワポやテスト、そしてその回答を売り買いして儲けるのも是非ともやめて欲しいです。宿題やテスト受験代行(替え玉)もずいぶんと流行ったようですが、結局は自分が将来損することになるので賢明ではないです。

みなさん、賢く生きて下さい。

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