【2021年】米国HRダービー（動画あり）とそのバッティング投手について

Contents

華があったホームランダービーの裏側
- 移動の妙
- HRダービーでの打撃投手のこと
  - 大谷選手の場合
  - 優勝したアロンゾ選手の場合

華があったホームランダービーの裏側

移動の妙

米メジャーリーグは今週オールスターゲーム週間です。月曜日がHRダービーなのですが、例えば大谷選手の場合、土曜日にナイター、日曜日にデーゲーム（午後1時10分開始）ながらシアトルで試合がありました。着替えてシャワーを浴びた後、夕食もそこそこに飛行機（おそらくプライベートジェット）に乗ってデンバー入りしたんだと想像します。

後日注：やっぱり移動はプライベートジェットだったようです。チームメートのウォルシュや通訳さんと一緒に乗っていました。
水原通訳が語る「大谷翔平の球宴舞台裏」人生初のプライベートジェット、サイン求め大物殺到…

距離を確認してみると、シアトルータコマ国際空港からデンバー国際空港の間は約1024マイル（1648キロ）で推定される飛行時間は約2時間26分となっていました。私自身仕事でシアトルもデンバーも訪れたことありますが、特にデンバーは空港からダウンタウンまでの距離があることを覚えています。実際調べてみたら約25マイル（約40キロ）でした。つまり飛行機から降り、デンバー空港を出て（デンバー空港は大きい）手配した車にすんなり乗ったとしても1時間くらいはすぐ経ってしまうはずです。

さらに時差も考えないといけません。シアトルは太平洋標準時、デンバーは山岳部標準時ですから、移動時間だけでなく場所を移動するだけで1時間前に進むので、彼はホテルにチェックインし落ち着くことが出来たのは現地時間で10時とか11時だったのではないでしょうか？

当日のスケジュールはバッティング練習開始（ア・リーグ）が午後3時15分から、HRダービーは午後6時からでした。よく眠れたことを希望しますが、彼がかなり慌ただしかったことはわかるかと思います。

HRダービー前の打撃練習の風景、大谷選手は51:26頃から登場

HRダービーでの打撃投手のこと

大谷選手の場合

私はMLB.comで中継されていたものをPCで見ました。大谷選手の結果は日本語記事で色々と出ているので書くまではないと思います。中継を見逃した、という方は以下の動画で確認下さい。YoutubeでしかもMLB公式サイトなので、日本からも問題なく閲覧出来るかと思います。大谷選手の最初の打撃は8:38頃からです。

大谷選手の打撃投手を務めた方はエンジェルスのブルペン捕手、ジェイソン・ブラウン氏だったそうです。

大谷翔平HRダービーの命運握る？　投手役のエ軍スタッフ「プレッシャーかけないで」

閲覧していただければわかるかと思いますが、投手を務めるかたもプレッシャーあったと思います。最初大谷選手が打球が上がらずにラインドライブになってしまったことのは低めに投げた投手の責任で、色々なところで投手が良ければ延長にもつれずに大谷選手が勝てたのでは、という論調が日本語英語問わずありました。例えば以下の記事。

ホームランダービー初戦敗退の大谷翔平　「投手をクビにしろ」「誇り」現地ファンの反応は悲喜こもごも〈dot.〉

TV解説者は普段通りもっと広角に打て、などと言っていますが、少年野球しか経験していない私ですら、投手が同じ低めに投げるにも真ん中から内角に投げてくれればいいのに、と思いながら見ていました。休憩してから調子が上がりましたが、それまでにもう1本打ててたら、とは思います。