NBAとNFLの施設を見に行った
コロラド州デンバーの滞在は3日でした。前回行ったときはボールダーまでバスで行き、ロッキー山脈の麓を楽しみましたが、今回は市内を色々と回りました。
マスクなしで対面の学会
昨年も対面で別の学会（Experimental Biology）に参加したのですが、室内ではマスク着用義務がありました。今年はその規制も取れ、お互いに顔を確認できる学会となりました。学会会場はデンバーのコンベンションセンターで、今回の学会としては丁度いい規模の会場です。
ただここ、青い熊が建物に向かって考え込んでいるんです。悩んでますか？大丈夫かな。（もしかしたら会場を覗き込んでいるのかも知れないけど。）
学会の名前はAmerican College of Sports Medicine（ACSM）というもので、私の専門分野とはあまり被らないことが多いのですが、その分一般の方にもわかりやすい話や研究発表があり、気分的にリラックスして楽しめます。
展示場で面白かったのは、顔の血流をスキャンしてストレスレベルを図る、というものです。ゲータレードの会社がデモをしていて、まだ開発中とのことでしたが、自分のを調べてもらいました。iPADのようなデバイス前でカメラに向かって数秒静止し、結果を待ちます。
会場を歩き回っていたので心拍数が少し高いのは分かりますが、ストレスレベルがそれほどでもない、とのことです。勤務先に戻ればすぐに上がると思いますけどね。厳密な仕組みを教えてもらえませんでしたが、データをたくさん撮り、パターン化してAIに判断させる気がします。
総じて今回は日本からの参加者も複数見かけ、知り合いになることも出来ました。ご縁が続いて共同研究などが出来ることを願いたいです。
市内を散歩
折角の出張なので、夕食時開いている散歩をしました。前回来たときにMLBのクアーズ・フィールド（ロッキーズの本拠地）を訪問したので、今回はNFLのエンパワー・フィールド（デンバー・ブロンコスの本拠地）に立ち寄ることにしました。ホテルからスタジアムまでの地図を調べると、1.6マイルぐらい。昨日のトレジョと同じくらいの距離で、途中無料バスを使ったり、疲れたら道に転がっているスクーター借りて乗って帰ればいいや、ということでまずはバスの乗りマーケットストリートまで移動した後、歩き始めました。
ボール・アリーナ（デンバー・ナゲッツ）
歩いていて不思議に思ったのは、同じ方向に歩いている人たちがたくさんいたこと。都会では人が歩くのか、と思っていましたが、そうではなかったようです。行く途中にデンバー・ナゲッツの本拠地Ball Arenaがあり、さらに今日ナゲッツはマイアミ・ヒートとNBAのファイナルの第1戦を行うということでした。NFL、MLBは追っていますがNBAに疎い私、そんなこと知らずに不覚です。
マーケットストリートから離れてAuraria Pkwyに進路を変更すると人の数はさらに増えました。上のように寄り道をし、図らずとも優勝候補の筆頭、デンバー・ナゲッツの本拠地に到着しました。
NBAの決勝なんて滅多に見れるものではないので、ダフ屋っぽい人に声をかけてチケットあるか聞きました。数千ドル、と言われて諦めました。今思えばネットで再販チケットを確認したほうがよかったかも知れません。仕方なくアリーナ前の雰囲気を動画で撮影して、NFLのスタジアムに向かいました。
エンパワーフィールド＠マイルハイ（デンバー・ブロンコス）
地図通りの側道に向かわず、Auraria Pkwyをまっすぐ歩き続けたので、予定より時間がかかりましたが無事スタジアムに着きました。
ただ過去の有名選手の銅像があったり、チームストアの付近が以下の通り工事中で立ち入ることが出来ずじまい。ただスタジアムだけを取って帰るだけか、と思いました。
ところが途中、スタジアムツアーをやっていることを発見。ドサクサに紛れて自分も入れないかなぁと思い、フィールドにつながるトンネルを入っていきました（実は観覧者は見学を終えて外に出てくる途中で、いわば逆走という形です。）
途中係員に見つかり、パスを持っていないことから止められ退出を命じられました。
ということで以下の所までは写真を取ることが出来ました。雰囲気をお楽しみ下さい。
いいチャレンジだったと思いますが、残念でした。でも減るものではないから写真ぐらい許して欲しい。だめ？
最後に
スクーターや自転車を借りたり、電車やバスを組み合わせれば、どちらも楽に行けますが、大した距離ではなかったので歩きました。普段オフィス仕事が多いので、いい運動になりました。
ちなみにホテルに戻った後、1階のバーでNBAの第一戦を観戦しました。粋なことにホテル側がそれなりのおつまみを無料で提供してくれたからです。前評判通りナゲッツが鉄板の試合運びで先勝しました。
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