笹生優花(Yuka Saso)プロ全米女子オープン優勝おめでとう

trophy
この記事は約4分で読めます。
広告

MLB、競馬、LPGAで活躍する日本人選手と馬

マリナーズ菊池投手の怪我

一昨日、週末に観戦できる日本人選手のスポーツ・イベントについて書きました。

野球の結果については追記でそこに書き加えました。ただ心配だったのが、5回にマリナーズ菊池投手がうけた怪我です。打者が打った打球が右足にあたり悶絶、両肩を支えられて退場したことでした。

問題はコメンテーターも話をしていますが打球を受けただけでなく、着地したときに膝をひねったように見えてたことです。上の動画でもひざより下に全く力が入っておらず引きずっていたので大丈夫かなと思いました。当日打撲と診断され、レントゲンやMRIは取らなかった、ということなので膝関節は問題なさそうなのかとほっとしました。さらに今日になって状態が回復している記事を確認出来ました。

Mariners Injury Updates: Latest on Yusei Kikuchi, Kyle Lewis and more

負傷者リスト(DLリスト)に入ることを免れ、膝の腫れも少なく、松葉杖なども使用していないとのこと。様子を見ながら次回の先発機会に向けて調整していくようです。

ここまで菊池投手は11回の先発で66 2/3イニングを投げ3勝3敗ながら防御率3.92、WHIP(1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値、1.20未満なら通常エース級)1.05です。マリナーズは主力にけが人が多いので、このままローテーションを守ってくれることを祈るばかりでしょう。

フランスゴデイナ@ベルモントステークス

日本馬フランスゴデイナはいつも通り積極的に前に出てレースを進めましたが、今回は残念ながら力の差があった気がしました。移動や調整なども異国で大変だったと思います。

5番がフランスゴデイナちゃん

恐らくこれでスタッフも含めて一度日本に戻るかと思います。お疲れ様でした。

ゴルフ・第76回全米女子オープン

今週末はこれがハイライトでした。午前中から結果を追っていましたが、TV(NBC)をつけたのは最終組が16番ぐらい。アメリカのLexi Thompsonがトップをひた走りそのまま逃げ切るかと思っていたら、まさか最終日後半崩れて脱落。一方で後半バーディを3つ取って畑岡プロがトップに並んでホールアウト。Yuka Sasoプロも16、17番とバーディを取ってトップタイに並びプレーオフとなりました。

最初の2ホールはお互い譲らず、サドンデスの戦いへ。なんとここで中継元のNBCが全米女子体操選手権へ放送を切り替え、プレーオフが見れなくなりました(怒)。Lexi Thompsonがいない試合に興味が失せたのでしょうか?調べたらゴルフチャンネルで引き続き放送をやっているそうですが、契約していないので見ることが出来ません。結局ツイッターで経過を追い、次のホールでSaso選手がバーディを奪い決着をつけ、勝者となったことを知りました。

途中気づいたことは、 Sasoプロが日本語を話すこと。畑岡プロが先に短いパットをしようと彼女に確認した時「大丈夫です」という返事が帰ってきて「あれ」と思いました。私はこのトーナメントに関して日本語で情報を見ておらず、LPGAのリーダーボードではフィリピンの旗があったのでその国の選手かと思っていたのですが、お父さんが日本人、お母さんがフィリピン人、それで19歳ということもあり両方の国籍を持っているんですね。納得しました。日本語のニュースを見ると「笹生優花」というお名前だそうです、なるほど。実際両国で育ち、英語のみならず両方の国の言葉を話せるんですね、素晴らしいです。

しかしあらためてNBCあのタイミングで放送切り替えるかなぁ、と思いました。ツイッターを見るとカナダでも「あれっ、見れなくなった」というつぶやきを見かけました。日本だと大相撲で例えば決勝戦が「曙」対「武蔵丸」になったら(古い?)中継を切り替える、と言った具合です。中継の中でアナウンサーが全米女子オープンでアメリカ人は2016年以来チャンピオンが出ていない、と話していましたし、以前LPGAはアジア人選手ばかりが勝って米国のファンやスポンサーが減ってきたという話も聞いたことがあります。気持ちは分からなくないですが、常にアメリカ・スポーツは国籍を問わず最高のプレーを見ることが出来る場を多く提供しているのですから、それを継続すべくファンやスポンサーも心広く見守って欲しいものです。

コメント

  1. みずほ より:

    Otas様、私は笹生選手がハーフの方と知りませんでした。去年ゴルフ中継見ても気づきませんでした。将来性ある大物新人と、スポーツ紙でも言われていましたが本当ですね。
    朝のニュースでマニー・パッキャオ氏のコメントが紹介され、何でフィリピンの誇り?!と??…。でも登録がフィリピンなら逆に、何で日本語?ですね。英語話せるのは強みですね。

    • みずほ様、

      私は全くの逆で彼女が日本のツアーに出ていることも、日本語が話せることも知りませんでした。トーナメント前半に彼女の名前をリーダーボードで見ても、日本に所縁があるとは考えもしませんでした。従ってプレーオフに入った時も「アジア勢によるもの」とばかり思っていました。優勝決定後、畑岡プロ残念という記事があるかな、と思い日本語ニュースみたら色々とわかった次第です。

      今後このようなケースが増えていくでしょうね。とんでもない、と思われてしまうかも知れませんが私ですら日本も二重国籍を認めてくれればいいのに、と最近思います。

にほんブログ村