【簡単DIY】PCVバルブ交換(トヨタ・カムリ)

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オイル漏れの原因を減らす

連休初日、気になっていた車のメンテを行いました。

症状

私はいまだに2003年のトヨタ・カムリを毎日通勤に使っています。アメリカの田舎住まいでほとんどが高速での走行ですが、走行距離は279,500マイルを超えています。お陰様で普段の走りに問題はないですが、以前に書いたようにエンジンオイルのレベルだけは常に気をつけないといけません。

ガソリンを入れるたびにディップスティックでオイルレベルを確認していますが、最近さらに消費レベルが早くなってきた感じです。エンジンをかけるとマフラーから白い煙が出ます。以前ヘッド・ガスケットをディーラーで交換しても全く直らなかったので、恐らく2AZ-FEエンジン特有のピストン・リングが根本的な問題かなという認識です。

そのためエンジンのリビルドやスワップ、もしくは新しいクルマの購入も頭をよぎりましたが、まずは自分で出来ることはないかと思い調べました。Toyotaのフォーラムにこんなことが書いてありました。

2003 Camry oil consumption normal?

Have you checked changed the PCV valve/hose? An old “gunked up” valve cab affect oil consumption.(PCVバルブ/ホースは交換した?古いガンコなバルブはオイル消費に影響する)

トヨタ・フォーラム

今までディーラーでもPCVバルブの交換を勧められたことはなかったので、早速検討してみました。

PCVバルブ?

そもそもPCVバルブというものがわかりません。日本語で探してもすぐに色々と説明が出てきました。参考にしたサイトは以下のところです。

確かにエンジンオイル消費に関係しそうです。自分で交換出来るか調べてみましたが、工具さえあれば簡単に出来そうでした。

早速Amazonで純正パーツ番号を調べると自分の年式のカムリは12204-28020でした。

TOYOTA Genuine Parts – Valve Sub-Assy, Vent (12204-28020)

アマゾンだと$11.95でした。安く買おうと思えば他のサイトでも見つかりますが、信頼の点ですぐにここで注文しました。またAuto Zoneなどではアフターマーケット品でよければもう少し安いものがあります。

交換作業

必要なもの

  • ラチェットレンチ
  • ソケット(10 mmと22 mm)

1.エンジンカバーをはずす(10 mmのソケットを使い、ラチェットで2つのボルトをはずす)

2つのボルトを緩めて外します
ゴムのカバーがある所にボルトなし、矢印部分を持って上に持ち上げる

2.エンジン向かって左後方にあるPCVバルブを探す

3. クリップを後方に移動させ、ホースを取る

クリップを緩めながらぐりぐりホースを後方に優しく引っ張ればとれます

4.22 mmのDeep ソケットをラチェットに取り付け、PCVボルトを緩めて外す

この位ラチェットでバルブを外せば、後は手で取れます
PCVバルブは固かったので、高いトルクが得られる取っ手が長いラチェットを使用

5.PCVバルブを交換する

PCVバルブはこんな袋に入っていた
左が既存のもの、右が新品。真っ黒でスラッジが堆積していたのが分かる。

6. 新しいPCVバルブを取り付け、ラチェットで締める

最初は手で回し、残りはラチェットで締めました。

7. ホースを元通りに取り付けクリップを手前にずらす。

8.エンジンカバーを取り付け、2つのボルトを10 mmで締めて固定し作業完了。

エンジンをかけると無事かかりました。特に変わったことはないですが、気持ちアクセルを踏み込んだときスムーズになったような、変わらないような。。。

まとめ

必要な工具があり、ラチェットレンチの使い方を知っていれば、10分もかからない作業です。古いバルブに黒い泥のようなものがたくさんついてので、詰まっていた可能性はあります。汚れ状況から恐らく交換は初めてかなと。バルブを振っても今までつけていたバルブは新品と比べて動きが悪いです。

これで少しはエンジンにオイルが吸い込まれる量が減ることを祈ります。この状況はまた後日報告する予定です。

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