拝啓・Kさん、かな

Greetings
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秋、深まる

やっとグラント(研究費)申請のための書類書きを終えることが出来ました。最近燃え尽きてほぼ灰になっていました。やっと次のことに集中して取り組めます。気づいたら10月も終わりそうでびっくりです。今日は午後、トルネード注意報を伴う大雨が降りましたが、その後また冷え込みました。

州レベルでマスク着用解除

先日ルイジアナ州知事が会見をし、室内でのマスク着用義務の解除を発表しました。

Gov. Edwards Lifts Louisiana’s Mask Mandate Statewide, Except for K-12 Schools

タイトルからも分かる通り例外はあり、ワクチンを接種していようとなかろうと小中高ではまだ室内でマスクしてね、という意味です。マスク着用の規則、お店レベルではすでにほとんど守られていませんでしたが、大学内ではほぼ守られていました。州知事の命令で変更がありましたが、お隣LSUでは少なくとも今学期、変更ない模様です。

Mask mandate at LSU remains in effect, UL reviewing governor’s order

LSUが規則に変更しない、というのであれば、それに従うのがうちのやり方なので恐らく変更ないでしょう。そう願います。

会見みました

会見

遅らばせながらお二人の会見を拝見しました。率直に言えば幼稚園生のままごとに付き合わされた、というのが感想です。あんな形しか出来ないのなら、行う必要はなかったと思いました。細かいことは知りませんが、何も感じとることが出来ませんでした。周りの大人が助けてあげなかったのでしょうか?

こちらに来られるようなので、老婆心ながら助言を。学生のうちは所詮お豆、お客さんです。周りも仲間っぽく振舞ってくれます。それが仕事になりお金や利益が絡むと皆、本性を現します。ネイティブでない言葉、アジア系の身なり、文化や背景の違いなど。そこまでやる?というぐらい執拗に攻撃され、自分の有利なように持っていかれますのでご覚悟を。超アウェイでのウルトラ・ハンディキャップ・マッチの世界にようこそ。日本男児として自分の力で周りを蹴落とし、生き残るだけでなく這い上がっていくことを強く期待しています。

論文

論文コンペについて友人から感想を聞かれましたが、小学生が作文コンクールで区で1位になったのと同じかな、と答えました。F大学は書くことに力を入れていて、それだけを授業として取ることが出来ます。LLMコースなら必須で2単位になる、と書かれていました。

Legal Writing Program

1学期かけてterm paperを書くわけです。アメリカの大学に在籍すれば分かりますが、他の学科でも大学院レベルなら分量の差はあれ各授業ごとにterm paper書きます(私の場合立場が代わり、書かせてます)。もちろんこれ以外に授業受けてテストがあるわけですから、1学期に1つのテーマで1つ書くだけならそれほどの負担とは思えません。

もちろん担当の教員が筆を入れ、よさげだったら州のコンクールに送る。さらに担当教員が気合を入れれば、いかようにも添削して提出も可能。レベルが低い話で恐縮ですが、私でも担当する学生の学会要旨投稿、発表のときは英語の良し悪しとかじゃなく内容で大幅に筆を入れることがほとんどです。もちろん何か受賞すれば生徒を持ち上げますが、残念ながら学生が出来ることは多くないです。むしろ彼に賞を取らせてあげた担当教員を大いに賞賛すべきでしょう。ただ流石にこのことは本人が一番分かっているはず。レジュメに書いてもね。

ただし、コンテストや学会などにどんどん出すのは良いこと。そうやって自分のレジュメを作っていくことはアメリカで重要です。もらえるお小遣いの額より受賞歴の多さが職歴の浅いとき効くことが多いです。

まとめ

2~3年で3分の2がクビ、と言って騒ぐ日本のマスコミが情けないです。年による違い、率の違いはありますが、競争が激しい職業を得たならばアメリカでは日常的に起こりうることです。というか、学生の時からクビありますしね、普通に。ポスドクの時は海外からアメリカに来ているのに数週間でクビを宣告された人を複数見てます。ただ日本と違うのは1回失敗しても再チャンスがありますね、それも事実です。

ま、プライドに流されず、自分のやりたいことを実力で勝ち取ってください。ほとんどの人は表面で取り繕っても受け入れてくれませんが、一生懸命やって結果出したら認めてくれるアメリカ人もいますよ。以上。

コメント

  1. マカロン より:

    ロ-タス様、
    論文の件は、お聞きしたいと思っておりましたので、有難うございました。日本のメディアは物凄く大きく褒めたたえていたようだし、テレビに出演した米国の免許を持つ日本人弁護士さんも褒めていたそうです。ケントギルバートさんだけは、ロータスさんと同じような事を仰っていたそうですが。
    ご自身が、もう少し謙虚に、いや大したことないですよみたいなのがあったら、もっと良かったかなとは思います。

    今日、日本のメディアは、Bar Examにあの方の名前がないと騒いでいました。私も、KでもCでも検索したのですが、見つかりませんでした。どこかで聞いたんですが、非公表の人がいるのでしょうか。でも、何故あの方が非公表にしたいのかわからないんですが。謎です。何れにしても来年2月もありますしね。

  2. >マカロン様、

    論文、というかペーパーはアメリカの状況を知らない日本の方々が騒いだだけで、本人も特に何も言っていないと理解しています。ただフォーダム大は授業料が高いだけにサポートがしっかりしている、という印象を受けました。HPを見る限りですが、在学中に何か泊をつけるようなことをさせようとしていますし、就職活動をしっかり指導する職員がいます。私が出た州立大学にはそんなサービス全くありませんでした(笑)。

    試験の結果の噂は先程知りましたが、前回マカロン様と話したように、実際は夏卒業で今回はまだ受験していなかった、と理解しています。夏学期終わって就職出来、会社はそのタイミングで彼の名前をHPに掲載した、と考えた方がすっきりします。あくまでも想像ですが。

  3. マカロン より:

    ロ-タス様、お忙しい中、早速ご返答ありがとうございました。
    合否については、仰る通りかもしれません。未だにフォーダム大学の検索では名前が出てきませんので、その可能性は高いです。でも、このご夫妻の会見の前にA様とお会いした際に、司法試験は大丈夫だと自信を持って答えたと言う記事を見ていました。そして、今日の記事では、前にそう仰っていたとあります。それから、英語のゴシップ紙等にも、彼は7月の試験を受けたと書いています。何れにしても、外国人が司法試験を受けるのは大変な事なので、例え不合格でも全く恥ずかしいことでもないので、また受けるから大丈夫とか言ってもいいかなとは思います。もし万が一、7月が卒業でも、これも大した事ではないのでそう言えばいい事で、試験は来年受けるとか言えばいいのにと思いました。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/326be90fb6a19d1378aff51cfc17adf37c7ebf71

  4. マカロン より:

    何度も失礼します。NHKニュ-スで公表されたそうです。また次回チャレンジされる事、そして、奥様がこれからも支えていかれるそうです。この発表は良かったと思います。

    • マカロン様、

      いつもコメント、そして情報有難うございます。いつ卒業したのかも、本当に試験を受けたかどうかも彼(と現地で彼をサポートしている人)しか知らない事ですので、私からはこれ以上コメントはありません。実は夏授業と並行して受験勉強もする必要があった、ということがあっても、世間に言える状況ではなかったでしょうから。

      ただ来年2月の試験に受からないと厳しくなりました。Kさんだけで考えれば会社だけでなく米国からもキックアウトになります。個人的には日本でも受験勉強をし一般受験を突破して高校や大学に入学していない経歴も心配の種です。外国人だからとか、英語での試験は大変だからとか、そのような発言が彼からないことを強く希望します。この程度のことで困ることがあれば、今後受かっても米国で彼が目指す仕事は出来ません。

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