デスクトップPCでもWifi接続可能にした話

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ボストン近郊のインターネット接続事情

アメリカによる関税がどの程度商品価格に反映されるか分かりませんが、先手をうつべくPCの部品を購入して、デスクトップでもWifiとBluetooth接続できるようにしておきました。それと先週行われた第151回Kentucky Derbyの話です。

ケンタッキーダービー惨敗

日本馬が2頭出走する、ということは前回記しました。

レース前日ルイビル在住の友人と話す機会があり、当地はその週雨が降っていて当日も雨が降る、という情報を得ていました。馬場は重い、というわけです。恐らく日本の馬に不利になることが予想出来ました。

しかしはるばる遠征して頑張る日本の馬を応援しないわけにはいられません。むしろレースが荒れてくれるかもと思い、少しばかりですが2頭の馬券(控えめに日本の複勝にあたるShow)を購入しておきました。結果は、というと既報の通り惨敗でした。中継ではアドマイヤデイトナが途中一度だけ呼ばれた以外、馬の名前が挙がることもありませんでした。

レース後のインタビュー記事読んでも、日本馬にとって初めての馬場で慣れてない、ダートの質が違ってムリなどのコメントが騎手からありました。やっぱりそうでしたか。

来年以降の挑戦に期待したいと思います。

無線LAN+Bluetoothカード増設

インターネットプロバイダ

ボストン近郊に来ていいな、と思ったことは選択肢が多いこと。例えばインターネットのプロバイダです。契約の際、アパートから勧められたのはケーブルインターネットのXfinityかAT&Tでした。しかし調べてみるとXfinityは元々悪名高きComcastが母体。在米20年を超える経験からこの会社との契約はありえません。AT&T Fiberは以前使用したことがあって悪くなかったので検討しましたが、高めです。

ルイジアナ州でアパート暮らしをしていた時は1社しか選択肢がなく、Coxのみでした。Wiredの環境で下りがせいぜい250 Mbps程度、上りはわずか10 Mbps程度でしたが月額80ドルでした。ありえません。

家で仕事する予定はないので、普通に動画やネットを鑑賞できる環境があれば十分です。5Gが十分に普及し以前よりは人が多く住む地域に住むことになったので、携帯電話で利用しているT-mobileの5G Home Internetを試してみることにしました。少なくともネットで調べた限りカバー範囲でした。

近所のT-mobileのショップに行き、一番手頃なサービスを登録申請。携帯電話の契約(ただし毎月料金自動引き落としにする必要があり)があるので月額$35でした。非常にお得です。契約年月に縛りはなく、月額利用料金は5年間固定。さらにうまく接続できるか家でテストできる期間が15日ありました。

早速もらってきたゲータウェイデバイス(ケーブルインターネットで言うルータ機能付きケーブルモデム)を家で試すと、15分ちょっとはかかったけど無事接続。床に置いただけでしたが、スピードテストをするとWired(有線)だと下りでゆうに250 Mbps、上りも100 Mbpsを超えていたので十分でした。Wifiでもスマホで障害物がない所だと下りで100 Mpbsを超えていました。

時間帯によって多少のばらつきがありえましたが、約2週間使ってみて不便を感じなかったのでそのまま契約しました。Coxではあった夜中の計画サービス停止もなく、順調に使えています。

無線LANカードの設置

3か月ほど自分のデスクトップPCは有線でこのゲータウェイ機器に接続していましたが、最近家内より床に線があるのは邪魔と言われ、すっきりさせる必要が生じました。仕方ないのでマザボに無線LANカードを取り付け、Wifiで接続出来る術を整えることにしました。

パンデミック中に自作したPCのマザボはASUSのPRIME B450M-A。PCIe 3.0のスロットはグラフィックカードで埋まっていますが、無線LANカードを取り付けられるPCIe 2.0スロットは開いてはずです。PCの箱を開けて目視でそのスロットが開いてることを確認出来ました。Wifiのバージョンが気になりましたが、T-mobileの5G Home InternetはWifi 6まで利用を出来ることが分かりました。

A Beginner’s Guide to Wi-Fi 6

これならWifi 6EとかWifi 7とか値段が張るものを今買う必要がありません。マザボもそこそこ古いので次回自作するときに必要な無線LANカードを取り付ければ良さそうです。ネットでどんなものがあるか調べたところ、以下のものが良さそうでした。

ASUS AX1800 PCIe WiFi Adapter (PCE-AX1800) 

この製品はデスクトップPCにWifi機能だけでなくBluetoothも与えてくれるようです。必要ならマウスやキーボードも無線に出来るようになりますね。ネットでの購入も良かったのですが、さっさと終わらせたかったのでケンブリッジにあるMicro Centerに行って購入、即日導入することにしました。

Micro Center (730 Memorial Dr., Cambridge, MA 02139)

近所にパーツも売るコンピュータ屋さんがあると非常に有難いです。日本だと実家にほど近い秋葉原電気街、昔のアメリカのお店だとCompuUSAを思い出させてくれます。

店舗に行くと目的の無線LANカードがありました。値段も基本Amazonでの価格($29.99)と一緒でした。昔ほど気にしなくなりましたが、マザボもWifiカードもASUSで相性もいいことでしょう。

家に持ち帰ってPCを開け、すぐにそのカードを取り付けました。Bluetooth接続するためのUSB 2.0ケーブルをマザボに取り付ける(9ピン端子)空間は、隣のグラフィックカードが邪魔して狭く、取り付けづらいかったですが、それでも10分以内に終了出来ました。

PCを再起動させるとしばらくしてWifi機能がオンになり(ドライバはすでに入っていたのか勝手に入ったのかは不明、というのは最初有線LANに繋げていたため)、LANケーブルがなくても家庭内インターネットに接続することが出来ました。めでたし、めでたし。

スピードテストをしてみると、周りにごちゃごちゃ物が置いてあるので下りで80 Mbpsを切っていましたが、普段使いなら問題ないスピードでした。必要な時に有線LANに切り替えればいいだけのことです。

さらにBluetoothが有効になっているか確認しました。確認の仕方は(Win 10の場合)、[スタート] →設定→デバイスを選択します。そこで[ Bluetooth & 他のデバイス ] があるはずなので、それをクリックすると次の画面でBluetoothをオン、オフに出来るので「オン」にしました。すると私のPCが“XXXXX”として発見可能になりました”、と出たので周辺機器と接続可能になったかと思います。

Bluetooth設定が見つからない場合、Bluetooth アダプターが物理的に正しく取り付けていなかったり、ドライバーがインストールされていなかったりする可能性があるそうです。

以上、新居のインターネット事情と接続への取り組みでした。確かに床にケーブルがはってないのはすっきりしています。

参考サイト

無線LANカード設置に関して参考にしたサイトは以下の通りです。

【Wi-Fi6 + Bluetooth5.2】デスクトップPCにPCIe接続の無線LANカード増設

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