デンバー空港の混雑、勘弁して

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空港保安検査のために長蛇の列

コロラド州デンバーは大きすぎない都会でいい所でしたが、空港の不便さは約10年前と変わらず。特に混雑する曜日・時間帯の長い待ち時間に加えてフライトが遅れ、乗継便に乗れずじまい。ルイジアナとの時差が-1時間(時間を失う!)もあり、すごく長く感じました。

ダウンタウンから空港に戻る

5月30日から6月2日まで学会参加のためのデンバー滞在も終わり、金曜日の午後帰途に着きました。いつもの無料シャトルに乗り、ユニオンステーションへ。

滞在中、何度も来ては拝んでいたこの駅ともお別れです。昨日書いた通り、乗る飛行機に30分ほど遅延があったので、近くのコーヒー屋さんで一息着いてから電車に乗ることにしました。Aラインのプラットフォームはこの建物の裏にあります。

まだ電車は来ておらず、電光掲示板であと数分で到着するのがわかりました。この間券売機で切符を購入しました。間違えて自分のクレジットカードで支払いしてしまいました。これでは会社に請求出来ず、がっかりしました。

電車が来て走り出すと、右手にすぐクアーズ・フィールドが見えました。今回は訪れませんでしたが、コロラド・ロッキーズの本拠地です。

これでまた暫く都会とおさらばとなると、感傷的になります。途中何駅かで停車しましたが、電車は無常にもダウンタウンを離れ、空港に近づいていきました。途中、飛行機の発着を遅延させているであろう大きな積乱雲を窓の外から見ることが出来ました。

電車は郊外を走っていたこともあり、アメリカの雄大な自然を見ることが出来ました。

デンバー空港にて

終点の空港駅に着き、まずはトイレに行きました。そしてエスカレーターに乗って上に上がり、空港内に入ると衝撃の映像が目に飛び込んできました。10年ほど前に来たときも混雑ひどかったですが、今回はそれを上回りました。

長蛇の列でしたが、実はここまで来ている人はかなり南側のセキュリティチェックポイントに近いです。そもそも入り口付近に誰も担当者がおらず、どこに並べばいいかわかりません。TSAを持っている人はいいですが、一般の人の最後列が分からないのです。

近くにいた人に聞くと「どうやらあっちらしい」ということでついて行きました。進めど進めど最後尾が見えません。15分以上歩いてようやく最後尾にたどり着きました。

最後尾まで行く途中、オレンジ色のジャケットを着ている人が係員ぽかったのですが、正しく整列を促したり、情報を伝えてくれた人は皆無でした。校内放送で「flydenver.com」を見ると推定でどれくらい並ぶか分かるそうですが、まずは並ばないと抜かれるので歩いている人で確認している人は皆無。結局上の図のようにぐるぐる右から行き、最後尾にたどり着きました。知っていたら最初から左から行って並んだよ(怒)。

悪名高きデンバー空港

ここの空港の混雑は悪い意味で有名で、何度も記事になっています。例えば

What You Should Know About the Denver Airport’s Long Security Lines as Summer Travel Heats Up

10年以上経っても改善されないのですから、根本的な問題があるんでしょうね。ちなみに混雑が予想される曜日は日・月・木・金で朝と遅い午後の時間帯だそうです。私の場合金曜日の2時すぎでした。上の記事では待ち時間は最悪1時間程度、と言っていますが、そうとは思えませんでした。飛行機にさらなる遅れがなければ気が気でなかったです。

デンバー空港で混雑が予想される場合、出発の2時間前ではなく、飛行機に乗り込む時間の2時間前には空港に到着することを推奨しているようです。

セキュリティチェックポイントを抜け、エスカレーターで下の階に行き、搭乗ターミナルに向かう列車に乗りました。私はこの時点ですでに疲れ果てていました。

フライトは遅れに遅れた

元々のフライトの時間は4時42分でしたが、最終的に出発は1時間以上遅れました。それでも乗り継ぎ時間は元々2時間以上あったので、次に便に乗るのは大丈夫かなと思っていました。しかし一度遅れると空港内も混雑、フライト時間そのものも伸び、今日中に家に帰れないことが確定しました。

1時間遅れで出るのに、到着時には約2時間遅れ。一方で乗継便は案の定on timeで出発してました。天候による遅れなので、航空会社に泊まる場所も請求出来ず。仕方なく自分でダラス空港近くで最初に予約を取れたホテルで部屋を取り、翌日の乗り継ぎ便にてルイジアナに帰りました。

家についたときはどっと疲れが出ました。長い出張でした。皆様もデンバー国際空港をご利用の際はお気をつけ下さい。

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