ルイジアナ初進出の日系シュークリーム店、ついにオープン
日本に住んでいる人はおろか、在米でも都会暮らしの方にはわからないかも知れませんが、日本のお店がルイジアナにも出店してくれて非常に嬉しいです。日帰りできる距離に多少値段は高くても日本の味を楽しめるお店が出来ることは、アメリカ田舎ぐらしの者にとって非常に貴重です。大げさに聞こえるかも知れませんが、明日への活力になります。
ビヤードパパ@ニューオリンズ
開店は予定より遅延
以前ルイジアナにも日本のシュークリーム屋さんが開店する、という話を書きました。
メディアに掲載されていた開店予定日は6月12日だったので、6月9日にブログを書いたのですが、その後調べてみるとその週末には開かなかったようです。インスタグラムに遅れる、という表示のみが出ていました。
いないことを祈りますが、私の記事をみて12日にお店に行ってしまった方がいらっしゃったら非常に申し訳なく思います。私自身もたまたま当日これを見なければ、2時間かけて行ってしまうところでした。お詫びして訂正いたします。
2週間遅れで開店へ
その後忙しくしていてしばらく情報を確認しなかったのですが、先週半ばにまたそのお店のインスタを見たら、今月26日に開店することが分かりました。
しかも遅れたお詫びか開店日に行くと5個買えば1つおまけがついてくるようです。ヒューストン店よりは近いですし、折角ルイジアナに進出してくれたので出かけてみることにしました。
開店日訪問、その印象
渋滞さえなければ2時間程度で行けるところですが、大雨や事故などで3時間近くかけてようやく着きました。
マガジン・ストリートのお店らしく、白い壁の可愛らしいお家に店舗を構えていました。隣は「Pure Barre」というこちらでは有名なクラシックバレエの動きを取り入れたお洒落系フィットネスジムでした。
中に入ると右手にビヤードパパのシンボルである「パパ」の絵がありました。
インスタ映えする場所、と言ったらその横の壁「ニューオリンズ」と入った壁画とビアードパパおじさんを背景に出来る所でしょうか。
数人がレジの前で並んでいましたが、比較的すぐに注文出来ました。上にTVがあってメニューが見えましたが、実際にショーケースにもシュークリームは飾られていました。
日本で食べたことがなく、ヒューストンでもかなり前に1度食べたことがあるだけなので何を買おうか迷いましたが、一番基本なオリジナルの生地にバニラを入れたシュークリームを中心に買うことにしました。もちろん5個買うと1つおまけがついてくるので、結果的に5つ分の値段で6つ分注文しました。
自分が希望のシュークリームは作り置きがなかったので、横のベンチに座ってしばらく待ちました。注文時で「少しお待ちすることになりますが、いいですか?」と聞かれてOKと答えていたので、この辺りは問題ありません。
待っている間は目の前で作られるシュークリームたちを見ていました。見た目にもオーナーかリーダーと思われる人だけが忙しく動いていて、それ以外はまだ手順がよくわからないようでした。今日は初日ですから、愛嬌とします。今後もう少し改善されると、リーダーたちの負担が減り、効率もあがることでしょう。
それでも5分くらいで商品が出てきました。接客の方には「我慢してお待ちいただきありがとうございます」と丁寧に言われましたが、これはアジア人独自の文化でしょう。アメリカで5分なら待ったうちに入りませんから。
箱の中にきれいに収められたシュークリームたち
ちなみにリーダーや接客をやっている人、見た目でアジア系であることは分かりましたがどこの方だろう?と思いました。家に帰って新聞記事を探したらベトナム出身の方でした。
New Orleans’ first Beard Papa’s cream puff bakery is now open on Magazine Street
ルイジアナはベトナム系の移民が多いですし、ビジネスで成功している人も少なくないですから納得です。
お店に席は空いていましたが、18歳以上で1回以上ワクチン接種した人が40%台のルイジアナでまだマスクを外して室内で食事をする勇気はないので、車の中に戻った後1つだけ食べました。自分にはクリームの甘味が少し強かった気がしますが、パフもカリッとしていて美味しいシュークリームでした。ご馳走さまでした。
以上ルイジアナに初めて進出してきた日本初のシュークリーム店、ビヤードパパの訪問記でした。ニューオリンズでもこのお店付近は穏やかな所かつきれいなお店も多いので、近くまで来られる機会があればぜひ足を運んでもらえればと思います。
Beard Papa @ New Orleans
4712 Magazine St, New Orleans, LA 70115
コメント