ドリュー・ブリーズ正式に引退発表、ファンはチーム再建を知り冬に逆戻り

New Orleans Saints practice
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クローフィッシュ・ボイル真っ盛り

今日は暖かい日でした。2月の寒波のときはザリガニが収穫出来なくなる事態が起き値段が高騰したままでしたが、3月に入って落ち着きを取り戻してきたようです。この辺りでは至る所でゆでたザリガニを売るようになりました。例えばスーパーの前でも車が出ていました。下の男性は恐らく茹でる前にザリガニをよく洗って泥をとっているところだと思います。

boiling crawfish

今日は茹でたてのザリガニをこの車の横で量り売りしていましたが、奥に行っても袋に入って保温されたものが売り出されていました。

selling crawfish

この袋だと大体1つ7ドルから10ドルぐらいです。この量だと少なくてお酒のつまみぐらいしかなりません。この辺りだとこの風景がイースターまで続きます。あと2週間ちょっとのシーズンでしょうか。

聖パトリックのパレードも今年は中止

3月と言えばセント・パトリック・デー。アイルランドの聖人の命日に彼の功績を称えるカトリックの祭日ですが、それが各地でパレードが行われるイベントとして定着し今に至ります。カトリックが多いルイジアナも多分に漏れずお祝いをし、特にニューオリンズでは大きなパレードが毎回開催されていました。本来なら今週の17日がその日にあたるのですが、今年も残念ながらパンデミックのためキャンセルとなってしまいました。

以前行ったときはたくさんのキャベツをもらってきましたが(パレードでキャベツがフロートから投げられる)、今年も2年続けて大人しくしていないといけません。それでも世の中の人は緑のビールを飲むのでしょうか?

ドリュー・ブリーズが正式に引退表明

ここ15年ニューオリンズセインツの顔であったドリュー・ブリーズですが、彼もすでに42歳になっていて最近は肩の衰えが隠せない状態になっていました。ここ数年何度か引退を思いとどまってはスーパーボウルにもう一度出場しようとしていましたが、今一歩の所で届きませんでした。2月頭にチームに給料減額を申し出た時点で彼の判断はやはり決まっていたようです。

そして昨日、正式に引退を発表したようです。本人だけでなく以下のように子供たちのお父さんの引退を伝えています。「今後はもっとパパと時間が過ごせる、イェーイ」って言われたら誰も怒れません。

 

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彼がお礼と感謝を綴った「さようならレター」は地元ルイジアナ・ニューオリンズの新聞に発表されています。

Exclusive: Drew Brees writes an open letter of thanks after retiring; read the full text here

ここに「残りの人生この街に住み続けて、与えてくれたものを出来る限り返そうと思う」と言っていますし、上のインスタでも

“I am only retiring from football, I am not retiring from New Orleans”「ぼくはフットボールから引退するだけで、ニューオリンズから退くわけではない」

と伝えています。彼はいくつか家を持っていますがメインはニューオリンズのアップタウンにありますし、最近は今年中頃に新しく開業するフォーシーズンズ・ホテルのレジデンス・エリアにも部屋を買った、というニュースもありました。

さらに彼はルイジアナ発祥のWalk-On’sというスポーツ・ビストロ(レストラン&バー)の共同オーナーでもあります。

またここラフィエット市では子供がいる家族向けのエンターテイメント施設の経営者です。

どこかで会う機会があったら、引退後なら気軽にサインしてくれないかなぁ、とちょっと期待しておきます。しかしセインツは短くない冬を迎えるはずです。

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