サイトアイコン 留職先での独り言@ルイジアナ

アメリカで次のチャット・アプリは何?- 大統領支持者はツイッター等からより暗号化された別のアプリへ大移動中

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提出していた論文の査読が返ってきたのですが、批評された内容が的外れでびっくりしました。書き方が恐らく悪く相手に理解してもらえなかった部分があったことは反省しますが、それ以外で偏見が入った悪意すら感じられる指摘があり、明らかに不当でした。私も頭を一晩冷やして明日どう対応するか考えなおしますが、このような扱いを受けたことは残念でなりません。

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チャット・アプリの話

現職大統領のアカウントが停止されたアプリ

現職大統領のツイッターが永久凍結され、さらにフェースブックやインスタのアカウントも停止されたことは日本でも報道されました。探すとスナップチャットも永久に停止したみたいです。YouTubeも一時停止したんですか。

また彼の支持者が多く使っていた「Parler(パーラー)」というSNSアプリもあったそうですが、アプリそのものがダウンロード出来なくなったり、Amazonがそのサイトが継続するために必要なサービスの提供を打ち切ったため、接続不可能になっているようです。

世界的に人気のアプリは?

日本だとLineが一般的なSNSアプリだと思いますが、アメリカや世界的にみると(一例を紹介するだけですが)以下のようになっているそうです。

The 7 Top Social Media Sites You Need to Care About in 2020

  1. Instagram
  2. YouTube
  3. Facebook (FB)
  4. Twitter
  5. TikTok
  6. Pinterest
  7. Snapchat

上で触れていないTikTokやPinterestも調べたのですが、やっぱり停止もしくは制限をしているようです。

ただLineのようなアメリカでよく使われるWhatsappに関しては様子がわかりませんでしたが、FB系列ですから何か制限があっても不思議ではありません。つまり現職大統領は基本どのプラットフォームも使えない状態になっている様子です。

支持者はどこアプリを選ぶ?

こんな中で支持者はどんなアプリに流れて行っているかというと、ApptopiaやSensor Towerによる調査ではTelegramという暗号化されたチャットアプリに流れたそうです。

TelegramやSignalはGoogleやAmazonのような大手IT企業のサービスに依存しておらず、また安全でプライバシーが高い暗号化されたエンド・ツー・エンドのチャット・サービスを提供しているため人気となっているとのこと。因みにWhatsappは暗号化されてなく、アップルのiMessageはTelegramやSignalと同様の暗号化されたチャット・サービスを提供しているが、アップルのシステム内で管理されている点がマイナスのようです。

ただしすでにTelegramでも規制が

しかしTelegramでも極端な言論に関して規制が入り始めたいう記事が見受けられます。

またこのテレグラムも噂レベルですが、良くない話があります。そもそも開発したのはロシア人ですし、過去にイスラム国の宣伝にも使われ、身元が怪しい人の利用も厭わないようなのです。一方でそのアプリは2018年から2020年までロシアで使用禁止だったので、そこの政府が必ずしも絡んでいるとは限らなさそうですけどね。

結局はイタチごっこなのでしょうか。せめて就任式まで何もないといいのですが。

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