パスポート申請(海外在留邦人用)アプリが不便
先週熊本で大きな地震が起き、その後のショッピングモールでのガス爆発などで多数の死傷者が出ていることをニュースで知りました。大きな地震が同じような場所で10年前ぐらいにもあったと記憶します。心が痛みます。被害に合われた方への包括的な援助とそれらの街の1日も早い復興を心から祈ります。
旅券切替申請
総領事館よりメール
自分でもそろそろと思っていたのですが、パスポートの切替時期となりました。渡米以来きちんと在留届を出してきましたが、外務省がシステムが確立したのか、それともボストン総領事館ができるのか、今回登録していたメールアカウントに「パスポート更新のご案内」という件名で切替を促すメールを頂戴しました。今までこんなことはなかったので感心しました。
ただ6月頭に同総領事館から旅券手数料の改定に関する案内が来ていました。それによると7月以降の申請で手数料が引き下げられるとのこと。それなら急がずに7月以降に申請することにしたのです。
オンライン申請
ボストン総領事館のサイトに行くと、オンラインで申請できるとのこと。渡米して6都市目で初めて気軽に総領事館に立ち寄れる場所に住んでいますが、手数料を確認すると窓口で直接申請すると「割高になる」ので、オンラインで申請することにしました。

専用アプリ
総領事館のサイトの説明に沿ってスマホを使って申請を始めました。
オンライン在留届(ORRネット)への登録情報を利用したオンライン申請だそうです。私はORRネット経由で在留届を出しているので、ここは問題ありません。次に指定通り専用アプリをApple Store経由でスマホ(iPhone)にダウンロードしました。これもすんなりいきました。
実際の申請にあたり、まずはオンライン在留届(ORRネット)サイトにアクセスします。そこで右下から「ログイン」を選択しました。

次の画面でワンタイムパスワードが求められるので、登録したメールアカウントでパスワードを確認し、認証をします。
次の画面では、自分自身のパスポートを申請するため「筆頭者のパスポート申請」をクリックしました。続いてパスポートを受け取る在外公館を選択しました。もっとも在留届が出ているので自動的に「ボストン総領事館」が指定されていました。
次にアプリを起動するように言われます。するとダウンロードしたアプリが起動するのですが、以下のメッセージが。

海外在留邦人向けのアプリなのに、言語のみならず地域まで「日本語」に直せ、とのこと。驚きました。こちらで買ってこちらで使うスマホを英語で使っています。英語のOSでも日本語表示を出来ますし、日本語を打ち込むこともいわずもがな。この縛りは一体何のためでしょうか?理解に苦しみましたが従いました。
言語をまず変えてiPhoneを再起動してみましたが、同じメッセージが表示されました。仕方なく地域も日本に変えて再起動すると、アプリのパスポート申請画面に行きました。やれやれ。
まずはパスポート読み取り確認を求められました。これは手元のパスポートがICチップ入りで正規のものであることを確認するためのようです。顔写真が入ったページをスキャンした後、ICチップがある固いページでICチップを読み取る作業を行いました。何故か1回ではうまくいかず、2回目でどうにか読み込んでくれました。
パスポートが正規であることが確認された後、顔写真の撮影・登録作業に移りました。撮影は明るいところで自撮りでやりました。なかなかうまく撮れないのですが、自分が納得するまで画像を確認しては取り直すことができる点は評価できます。また画像が基準をみたしてないと、アプリ側が教えてくれる点も有り難いです(とその時は思いました)。
次に所持人自署画像を取りました。あらかじめ白紙を用意してシャーピー(油性マジック)で署名し、スマホのカメラで撮影しました。これはすぐに終わって、アプリが受け付けてくれたので完了しました。これでアプリ側では3つの項目で「登録済み」となったので、アプリを終了しました。
元のウェブページに戻った後、次に「申請に必要な情報を入力」と表示されるのですが、パスポートをスキャンしたせいか、それとも在留届を提出しているせいか、すでに記入済みの状態でした。質問に答えるところがありましたが、私を含めて普通の人は皆「いいえ」のはずです。
最後に添付書類として米国滞在が合法である書類(私の場合GC)をスキャンして一旦スマホにPDFとして保存。あらためてウェブの指示に従ってそのファイルをアップロードして登録しました。これもアプリ側は問題なく受け付けてくれました。最後に申請するに印をつけ、「申請内容を確定」をクリックして作業を完了しました。ふぅ。
発生したトラブル
1つ目。申請完了後、スマホの言語と地域を英語とアメリカに戻したのですが、まず表示がおかしくなりました。設定項目で今まで日本語表示の説明はなかったのに、何度か再起動してもその表示が残っていました。これは今でも続いていて困っています。
また、携帯電話の電波受信に時間がかかり、その間は画面にSOSが表示され、音声通話やデータ通信が使えませんでした。一旦決めた言語や地域を、申請だけのためにユーザに変更を強いることは得策とは思えません。
2つ目、翌日総領事館から連絡があり、写真の撮り直しと署名の再提出を求められました。前者は顔に影がかかっているため、後者は字がかすれている部分があるとのこと。アプリによる審査が通っているのにやり直しってどういうこと?それとも画像を審査するアプリの出来が悪いことを自ら認めているの?と色々思うことはありましたが、素直に指示に従い再提出しました。
再提出後何も連絡がなく、状況確認画面では「審査中」となっているので、結果が出るまで大人しく待っていようと思います。
まとめ
海外でもパスポート切替がオンラインで申請でき、便利になりました。また、インフレが進む中、なぜか申請料が下がったことは理解しにくいですが、ありがたいことです。一方で申請にあたり、アプリの出来はお世辞にもいいとは思えず、またスマホの設定で言語・地域を日本語と日本だけに限定する理由も不明です。
パスポート発行業務も日本国内のみで行うようになったため、受け取るまでの時間が今までより長くなっています。何事も余裕を持って行動しましょうということでしょう。



コメント